ちょっと早いが帰路についた。北に向かうか、南に向かうか迷ったが、行きに通るはずだった草間台地を北上して帰ることにした。途中の登り坂の見慣れた風景・・・・
スズシロソウの群生とかキビシロバナタンポポ
途中、草間の蕎麦屋の前を通ったが、午後の3時を越えていて多分、店は終わっているだろう。そのまま北上した。
満奇洞に寄ろうかととも思ったけれど、木になっていた羅生門に寄ってみることにした。どんなところか、全く知らなかったが車を降りて歩いて行くと、説明の書いてある看板が立っていた。
要するに、鍾乳洞のなれの果てらしい。浸食され過ぎて崩れてしまった鍾乳洞なのだ。その崩れてしまった穴に向って下って行く。
第一門が見えてきた。アーチだ。上には木が生えていて歩けるらしい。でも止めとこう。門の向こうにも木が生えているのが見えていた。
道はどんどんと下っていて、周囲の植相を見ながら歩いて行くのだが、大したものはない。
たった一輪の節分草
ほかには、ユキワリイチゲとかイチリンソウの葉がちらほら見えているが、花の姿は無かった。陽当たりが悪いのだろう。
第一門の下まで来た。
見上げると上から水がボタボタと落ちてくる。
さらに下って行くと大きな洞穴があって・・・・
中に入ると、穴の向こうが見えていた。
ちょっと不気味だ。人の骨でも転がっていそうだ。
来た方を振り返ると第一門が見えている。あの道を下ってきたのだ。
その先にまた門があり、中に展望台があった。
木製の台の上にはまだ雪が残っているようだ。
そして、最後に穴は地中に入り込んでいた。探検はここまで。ここには珍しい苔が生えているということだが、早春の花はほとんど咲いてはいなかった。
おわり。