今週は月曜、火曜と朝早くから大阪に外出して一日会議だった。水曜も午後は会議、金曜は大阪市内のホテルで会社の創立記念パーティーがあり、帰宅したのは夜10時頃。怒涛の1週間の後にようやく辿り着いた週末だった。
でも、こんな日々が日常化しているのも事実だから、いつものことだと思える日も近いのかもしれない。ともあれ、週末である。朝飯を食べてからきのこを探しに家を出たのは10時過ぎだった。先週、きのこは出始めていたから、さぞかし・・・・
真っ先に向ったのは茶畑の脇。ヤマドリタケモドキのスポット。そろそろ出るだろうとの予想通り、出るには出ていたけれど二つだけ。もう一雨いるかな。道の脇は夜にイノシシが餌を漁っていったのだろう・・・
軽く掘れていて、気になるきのこが一つ、転がっていた。
オオミノクロアワタケ
孔口は弱く褐変するようだ。道の奥は赤松の林。
車に戻り、いつもの川沿いの道を歩いた。
Russula sp.
ドクベニタケかと思ったが、柄が真っ白ではなくて薄黒く汚れたように見える。薄く紅もさしているいるようだ。柄に爪を立ててから道の脇に置いて先へ進んだ。
チョウジチチタケ
枯れ枝にはホウライタケの仲間が沢山ついていた。この時期、雨後の湿度が高い時期によく見られる姿。
アシグロホウライタケ
Russula sp.
これも同じで、柄が何となく青黒味を帯びている。
シロヒメアンズタケ(仮)
・・・と思っている。
そして、斜面の少し先を見た時、あれっ?チャナバ?
根元の葉をどけてみる。
チャナバ
木曜日に友人からショウゲンジが出ていたと報告を受けていた。自宅周辺で初夏にショウゲンジが出るのは珍しいが、無いことじゃない。自分のテリトリーでも出ているかもしれないと気をつけてみていたのだが、晩秋のきのこのチャナバが出ているとは思わなかった。
?
傘は1cmほど。
クリフウセンタケ
やっぱり、秋のきのこが出ている。
多分、ヤマドリタケモドキ
アンズタケ
傘が10cmくらいある。前週にも写したアンズタケが大きくなっていた。
Russula sp.
みんな柄の色が薄く青黒い。イロガワリベニタケじゃないかと思っているのだが、少々違和感あり。
道から河岸を見降ろすと・・・・
タマゴタケ
この辺りに毎年、タマゴタケが出るのだが先週は全く出ていなかった。でも、今日はどれもが傘を開ききっているのだ。
採る気になれず、撮るだけにした。
つづく。