病院に着き、有料駐車場に車を停めた。多分、このまま入院になるだろうが駐車料金のことが気になる。どんな病気か分からないし、入院期間も分からない。大事の前につまらないことを気にしてもしょうがない。
受付に真っ直ぐ行き、紹介できた旨を告げ、紹介状とレントゲン写真二枚を渡した。そのまま、待っているが、受付は他のことをしているようだった。しょうごを過ぎだところで、スタッフは昼休みに入らず待ってくれているはずなのに・・・、と思っているとスタッフの方から迎えに来てくれた。
救急外来診察室に入ると、荷物とズボンのベルトを籠に入れられ、ベッドに横になるように言われた。手短に状況を説明すると、レントゲン、また腹部と胸部、撮影をし、採血、腕から静脈血、股の付け根から動脈血を採られた。体温、血圧、心電図、バイタル測定など、同じベッドの上で全てが進む。最後に鼻腔に綿棒のような物を奥まで突っ込んでサンプリング。これは例の新コロのPCR用か?抗原検査用? スクリーンを隔てた隣でも救急外来患者が診察を受けているようだった。転んで肩を骨折したとか、聞こえていた。
次に腹部CTを測定に車椅子に乗り換えて行く。あっさりと終わる。以前、脳梗塞で入院したときはもっと長かったと思う。それで測定は終了し元の救急外来診察室に戻った。ベッドに寝ていると何人かの医師が画像やデータを見て話している声がところどころ聴こえてくる。
そして結論と方針が決まったようだ。診断は憩室炎。穿孔は無いようなので手術せずに抗生物質と点滴で様子を見るとのことだった。では行きましょうかと言われ、バッグとバンドを持って車椅子に乗っているてエレベーターで三階へ。4人部屋だが、退院予定の人が1人いるだけで、実質、1人部屋みたいなものだ。
入院が決まった事を家族、勤務先に連絡して一段落。あれから、まる二日経ったがリンゲルと抗生物質だけ。月曜の検査結果を見てから今後を決めるとか。
冒頭の写真は今朝の病室脇のスペースから撮ったもの。日の出を撮ろうと思ったがうっかりして出遅れた。今日は朝から快晴でどこかに出かけたくなるような日だというのに、何処にも行けない暇な日。