今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

サワシロギクとルリタテハ       2020.07.05.(2)

2020-07-11 11:21:56 | 山、花、山野草





 ユウスゲの咲く場所をもう一箇所確認してからひとまず、車に戻ることにした。とても暑いし、ユウスゲが開くまでは
まだかなり時間がある。この暑さでは車まで戻ってからもう一度、ここに来る元気があるかどうかは不安なところ。

 湿原の中の木道を歩く途中に咲き始めのサワシロギクがあった。これまでこの時期にサワシロギクを見ることが少なかったような気がする。
秋に咲き残ったサワシロギクは赤く色付いているものが多いのだが、今回のサワシロギクは白と赤、どっちが咲き始めなのだろうか。
色付いている方が開き始めのような気がしたが、蕊の様子をみるとやはり、開き始めは白い方なのだろう。





サワシロギク




 野池の脇に青い蝶が停まっていた。ピントを合わせて、羽を立てるのを凝っと待っているのだが・・・・・




        






        






        







ルリタテハ
食草はサルトリイバラとかホトトギス、百合の仲間とか。いづれもこの周辺には沢山あるものばかり。



 カメラを構えて立っている間に汗が流れるように出た。これから日陰の森の中を歩いて車まで行くことにする。


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曇ってりゃ良いのに。 暑い湿原でユウスゲ?       2020.07.05.(1)

2020-07-10 22:13:18 | 山、花、山野草

ノウタケ
オオノウタケだったかもしれない・・・・。




 畑の脇の道を過ぎて、薄暗い森の中の道を辿る。予定では、この薄暗い森の中はきのこで一杯・・・・、のはずだったが最初のノウタケの後が続かない。






マンネンタケ





        
        ???





 大した出会いもなく森を抜けて、最初の湿原に出てしまった。











        
        チゴザサ












サワシロギク







湿原の奥にユウスゲの若い株を見つけた。花が咲くのはまだ先のこと。1週間位はかかるだろう。






ダイダイイグチ




 一つ目の湿原を過ぎて進むと・・・・・、また池の脇の道に出て・・・・・、アッ!






ユウスゲ
もう咲き始めている。夕方になれば新しい花が開くのだろう。まだ、午後1時半、あと4時間くらい後だろうか。。。






カキラン





        
      





        
        ハッチョウトンボ♂ 
ちょっと、写真を拡大し過ぎました。実際は3cmくらいの極小トンボ






カキランは幾つかの群生を作ってあちこちに咲き残っていた。





        






        
        ヒメヒカゲ?
湿原に翔ぶ稀少な蝶らしいが、合っているのかな・・・・






この木、何かな・・・・





        
        コバノトンボソウ






        
        ブドウニガイグチ






        
        アカイボカサタケ



 この日、湿原で出会った人は顔を合わせても挨拶ひとつしない人が多かった。獲物を探すのに一生懸命だったのかもしれないが、暑い真昼間にこんな所を
独りで歩いているのは変わり者が多いんだろう。 まあ、自分もその内の独り、でも出会ったら挨拶はするよ。



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賑やか  ムラサキヤマドリ、コウジタケなどなど     2020.07.06.

2020-07-10 08:03:17 | きのこ など

オオアワタケ




 
 このところ、雨降りばかりで勤め先の庭園でもきのこがいろいろと出ている。休み明けの月曜の朝、車を降りて仕事場まで歩く途中、
ツツジの根元に大きなイグチが幾つか出ていた。大きいもので傘径20cmくらい。ヤマドリタケモドキかと思ったけれど、微妙に違う。
ここから500mくらい離れた場所で良く観察していたオオアワタケの特徴に合うようだ。






ムラサキヤマドリタケ
勤め先では今年、2つ目。この場所に出ていたという記憶がない。棒樫の木の根元に出ていた。





コウジタケ
毎年、出ているが、今年は数が多い。




    
ヒメコガネツルタケ
・・・と、思う。雨に打たれて、らしさが感じられないが。




        






        
        アンズタケ





        
        Lepiota sp.




仕事を終えて、帰路。7時前、薄暮の頃。





Lepiota sp.
新たに出始めていた。





カワリハツだろう





        

        変色性は強そうだ。持った場所が青変している・・・・、アメリカ? 調べよう。


 いろいろと賑やかだ。

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蒸し暑い日、また湿原に       2020.07.05.(序)

2020-07-09 21:20:42 | きのこ など





 土曜日には近場できのこを観たので、日曜は何処かに花を見に行こうと思っていた。この時期、花に関しては端境期で、
特に思い当たる場所がない。となると、湿原かなと考えると、ひょっとしたらユウスゲが咲き出す頃かもしれないと思って、朱鷺草が咲いていた湿原に
行くことにした。

 ユウスゲが咲くのなら夕方だろうから、目的地に行く前に他の湿原に寄ろうかとも思ったけれど、昼から夕方まで湿原を歩き続ける体力もなく・・・、
昼過ぎに目的にの駐車スペースに着いてしまった。支度をして、畑の脇の道を歩いて行く。

 道の山側にはフェンスがあって、そこから覗くときのこが出ているのが見えた。でも、3m位離れていて近づいて見ることはできない。




    

90mmマクロレンズを付けたままのカメラで撮って、トリミングしてある。どちらもイグチの仲間のようだけれど、詳細は不明。
候補はいろいろ考えられるが確認のしようがない。






これは黒い方のイグチの別菌。






小さなイグチ・・・・






Amanita sp.
クロコタマゴテングタケは候補だけれど、ツボを見ないと確認はできないだろう。














前回、来た時に小さな花を沢山付けていた柿の木には小さな実が出来ていた。実の数は驚くほど少なくて群がっていたクマンバチは何だったのか。





        
        牛蒡?














ここまで大きくなってしまっても、牛蒡は食べられるのだろうか・・・・




 これから森の中を抜けて湿原まで歩いて行こうと思うのだが、驚いたことに森の手前の道の脇の草叢に・・・・・






カキラン






        








カキランは沢山、咲いていた。



 カキランは運が良ければ、湿原に咲き残っているかもしれないとは思っていたが、湿原の遥か手前の道で見るとは思わなかった。

 
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週末、きのこ散歩の終わり       2020.07.04.(3)

2020-07-08 21:20:34 | きのこ など

キアシヤマドリタケ





 何せ、車を遠くに停めて歩いて来たのだから、車まで戻らなければ散歩の終わりは来ない。戻る道は蒸し暑くて過酷だなぁ・・・・







キタマゴタケ
今回の獲物はカワリハツと決めているから、キタマゴタケは採らない。妻はキタマゴタケの匂いが好きではないようで「採って来るな!」と言っている。
確かにキタマゴタケには独特の臭みがある。



 それにしても、暑い。

 あ、栗の木。



























カワリハツ
幾らでも出てるが、採るのは状態の良いものだけにしている。










 車を停めた場所が近くなってきた。






合歓の木




 往路ではきのこを探して下ばかり見ながら歩いていたから気が付かなかったけれど、辺りは合歓の木が一杯だ。咲き始めの時の
濃い赤味は無いけれど・・・・・

















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週末、きのこ散歩の続き       2020.07.04.(2)

2020-07-07 22:14:01 | きのこ など






 きのこを観ながらの散歩のつづき。運動不足を解消しようと歩いているけれど、蒸し暑くて汗が流れるように落ちる。ペットボトルのお茶を
持ってくるんだったな。

 芝生の端に出ている黄色いきのこはキタマゴタケではない。では、何か・・・・





ベニヒダタケ
枯れ木に出るものだと思っていたけれど・・・・、地下に枯れ木の根でもあるのだろう。







これも、ちょっと目には見分けにくいきのこだ。






キイロイグチ
黄色くないのにキイロイグチ。






キタマゴタケ
そういえば、黄色シリーズだな。






カワリハツ
くっついているのは枯れ葉だと思ったけれど、今、写真を見てみるとデカいナメクジだ。







このきのこのヒダもひと舐めされた痕が残っている・・・・





    
キツネさん





    







Amanita sp.
早落性のツバは薄黄色、ツボは細長く貧弱。で、何?





    
ヘビキノコモドキ
ツバは灰白色、ツボは判別し難く、帯状に数段の縞模様として残る。






        


 暑い、蒸し暑い・・・・・。


つづく。


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週末、午後からきのこ散歩      2020.07.04.(1)

2020-07-07 07:21:06 | きのこ など






 また巡ってきた週末は雨。疲れもあって午前中は自宅でゴソゴソしていた。さすがに、一日何処にも行かないないと、
退屈なのできのこを探しながら散歩をした。

 先週と同じところをチェックしてから・・・・、と思って車を走らせ、停めた。この場所から1kmくらいをぶらぶら歩く積り。 
例年、ヤマドリタケモドキがでる場所を歩くが何も出ていない。しばらく歩くとポツポツと・・・・












ヘビキノコモドキ






キタマゴタケ
今回は採らない積り・・・・





カワリハツ
今日の収穫はこれにしよう。






つい綺麗に出ているものは撮ってしまう。ここではキタマゴタケが一番、普通のきのこなのだが。











amanita.sp
思い浮かぶ名前がない。このamanitaのツボははっきりしない、ちいさなものが付いている。






良く目にする姿。新鮮なのに傘が裂けている。人が割いたとは思えないのだが、一体何の仕業なのだろうか。雨?



つづく。


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週末のきのこ 黄タマゴ、赤タマゴ、いろいろ      2020.07.04-05.(予告)

2020-07-06 17:30:22 | きのこ など
梅雨、真っ盛り。きのこ、いろいろ。予告。












キタマゴタケ






サクラタケ












タマゴタケ
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庭の西洋ニンジンボク       2020.07.04.(1)

2020-07-06 07:21:17 | 






 庭ではエキナセアが咲き始めている。黄色と白の苗も植えたような記憶があるが、残っているのはこの色だけ。
しかも、種で少しずつだけれど殖えている。






桔梗
紫陽花の花は色褪せてきたけれど、桔梗が次々に開きだした。白い桔梗はまだ咲いていない。



 で、主題の西洋ニンジンボク。今年もそろそろ、満開だ。





        
























 高さが3mを越えているから、ちょっと目立つ。ここまで大きくなるとは思わなかった。一体、どこまで大きくなるんだろう。



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このイグチは? 何?     2020.07.02.

2020-07-05 23:05:39 | きのこ など






 庭の紫陽花はまだ、いろいろと咲いているけれど、ひとつひとつの花を見れば、盛りは過ぎたかなと思う。でも、朝食の時に、窓から見る庭は、
まだ健在のように思う。そして、仕事場に出掛ければ、例年はムジナタケくらいしかキノコが発生しない場所に出ていた。














イグチのようだ。スマホでアップで撮っているから分かりにくいけれど、傘の径は5㎝くらいだろうか。



 候補はニガイグチ、キニガイグチ、チャニガイグチといった所だろうか。
ニガイグチというのは当然、ニガイグチ類の代表として存在しているのだろうけれど、実際には見たことがない。
調べてみると、日本では亜高山帯でよく見かけるキノコなんだそうだ。

 僕としては、チャニガイグチかなと思うけれど、違うような気もするということで、曖昧にしておこう。



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最近、ムクドリが群れて騒がしい       2020.07.01.(3)

2020-07-05 08:02:54 | 

電線にムクドリ




 電線にムクドリが沢山、停まってガヤガヤと騒がしい。写真の右に写っているのは庭の欅の木なのだが、いつもは欅の方に入り込んで、
様子を見ている。だから、庭はムクドリの糞だらけ。

 今は自宅から道を隔てた反対側の歩道に出てきたのでムクドリは大方、電線の上に移動している。









 何で、ムクドリがこれほど自宅近くに群れているかというと、上の写真でムクドリの手前に写っている木が原因だ。






ヤマモモ




        



 ヤマモモの実は熟すと甘みはあるけれど、どうしても樹脂くさくて美味しいとはいえないし、ここでは栄養が足りていないので、
実は大きくは育たない。それでも、実を付け始めるとそれを採りに来る人は結構いる。

 最近、自宅周辺でよく見かける外人さん、多分、ベトナム辺りの人?達も数人のグループで採りに来ることが多い。

 いずれにしても、まぁ、迷惑な木だ。自宅近くの街路樹はヤマモモと銀杏。いずれも、季節になれば実に悩まされる。


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そうだ、丘の上の展望台に行こう       2020.07.01.(2)

2020-07-04 21:47:52 | きのこ など

丘の上の展望台から六甲山を望む




 思いついたのは丘の上にあるお寺。登って行く途中にきのこも出ているかもしれない、と思ったのだが車窓からは見つからなかった。
歩いて登ったら、きっと見つかっただろうとは思うのだが。車道は狭くて車を停めるスペースは見つけにくい。

 中腹にある広い駐車場からは展望が良いのだ。天気は悪いが、うっすらと六甲山が見えている。実は自宅も仕事場も見えている。





北方面
ここは播州平野の北の端。山が迫っています。



 さて、ここからきのこを探しながら、急坂を登ってお寺まで歩きます。












アカヤマドリ






カンゾウタケ
まだ、出てた・・・・





ヒロヒダタケ







一番上の御堂まで登ってきた。お堂の脇の楓の木にヤナギマツタケが出ているかと思ってきたのですが、空振りです。



 すぐにUターンして戻ります。戻る道では来るときには気が付かなかったものが見つかる。いつも思うけれど、何でかな。
気を付けて見ている積りなのにね。





ノウタケ











    
ニセアシベニイグチ、ということにしておきましょう。






ムラサキヤマドリタケ
ここで見るのは初めて!



 さて、急いで帰りましょう。


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用事を終えた後で、キノコの様子と見に寄る     2020.07.01.(1)

2020-07-03 22:23:22 | きのこ など
        





 昼で仕事を切り上げて帰宅し、用事を済ませてきた。思ったよりも早く済んだので近所のキノコの様子を見に行った。
キタマゴタケは一時の勢いはないけれど、相変わらず出ていた。







ここのキタマゴタケは多分、アラカシの木についているのだろう。もう二箇所ほど、キタマゴタケの出る場所を知っているけれど、
どちらもアラカシの木の下だ。



 アラカシの木の下にキタマゴタケが出る頃に一緒に出ているのが・・・・






カワリハツ
いい感じで出始めているから、採っても良かったのだが、ちょっとヤマドリタケモドキとかキタマゴタケのストックが急に増えたので止めておいた。



 夏きのこの季節になったと思うと、何か珍しいきのこが出ていないかなと思うけれど、見慣れたきのこばかり。













キアシヤマドリタケ
名ばかりのヤマドリタケ。毒じゃないけれど、食い物ではない。でも、美味しそうに見えてしまうし、美味しいという人もいるから不思議。










 もう少し、時間があるけれど、何処に行こうかと考えながら、停めた車に戻った。。


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まだ紫陽花は咲いているよ     2020.06.28.(2)

2020-07-02 21:44:13 | 






 真っ赤な薔薇じゃなくて、紫陽花。いつ植えたのだっけ、全く覚えがないのだけれど、インパクトは大。







真花が開いた。どうも、このタイミングは萼が色褪せ始めた頃が多いのが困ったこと。













 これも同じ。萼は色褪せている。この紫陽花の雄蕊は10本くらいありそうだ。






コンペイトウ青  地植え
本来のコンペイトウの青かな。でもそれは装飾花で、真花はまだつぼみ。






コンペイトウ青  地植え
色褪せつつあるのか、赤味がかる。






銀河







何となく、青くなってきた? 来年は期待できるかな。






万華鏡 桃
ちっとも大きくならない。種として問題があるのかもしれないと思いつつ、真剣に育ててみようと思う。






トラノオの仲間
名前が・・・・




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車道の脇でヤマドリタケモドキ     2020.06.27.(8)

2020-07-02 07:29:01 | きのこ など

ヤマドリタケモドキ




 この日、最後に訪れたのは赤松林の中の車道の脇。例年、早くからヤマドリタケモドキが出ている場所だ。

 ヤマドリタケモドキはすぐに見つかった。












高温、多湿の状況で出始めてすぐに黴にやられてしまったものもある。





テングタケ






ヤマドリタケモドキ




 この場所は早くからヤマドリタケモドキが出始めていたようで、既に腐れ落ちているものも見掛けた。




    
Leccinum sp.
スミゾメヤマイグチと思う。




 程度のマシなヤマドリタケモドキを採って乾燥へ。












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