気ままに自転車ツーリング♪

70代になり60代からの散歩が中心となりました。50代は健康維持のため何かスポーツをと、消去法でサイクリングでした。

岩手・宮城内陸地震から7年

2015-06-14 18:15:32 | 印象的な世の中の出来事
人的被害もさることながら、自然の破壊力の強さには慄きすら感じた。

今日は、その地震から7年。
私自身、田舎での大きな自然災害である名立崩れを思い出す。
こちらは海に迫る山の下の集落が山塊崩落で大きな犠牲者を出す大惨事であった。

岩手の地震は山中でのことであるが、山塊崩壊はそれ以上のものであった。

当時のことは、ここに私の自然のなすことの畏怖を記している。

写真特集

今日、7年目のことで久しぶりに関連記事「<内陸地震7年>災害の爪痕 防災教育に」に目が止まった。

-------------------------引用 河北新報 6月14日(日)12時50分配信
<内陸地震7年>災害の爪痕 防災教育に  河北新報 6月14日(日)12時50分配信

岩手・宮城内陸地震は14日で発生から丸7年を迎えた。2008年6月14日朝、マグニチュード(M)7.2の地震が発生し、栗駒山麓を激震が襲った。大規模な地滑りや土石流が相次ぎ、23人が犠牲になった。栗原市はこの大規模山地災害を記憶にとどめようと、「栗駒山麓ジオパーク(地形や地質を生かした自然公園)構想」を策定し、日本ジオパーク委員会に認定申請した。市は地滑りによる大規模崩落地を構想の中核的地形と位置付けており、小中学生や自主防災組織の防災教育に活用したい考えだ。

4年前に関連死を含めて2万人以上の犠牲者が出た東日本大震災が発生したことにより、7年前の内陸地震の記憶は地元でさえ急速に薄れつつある。こんな状況に危機感を強める栗原市は、大規模崩落地の見学を通し、小学生の防災教育推進を図っている。
 
国内最大級の地滑りである同市栗駒の荒砥沢崩落地。「冠頭部」と呼ばれる崩落地を一望できる崖の上に立つと、足元には約150メートルの崖が切り立ち、約1300メートル向こうまで大地がスライドしたことが見て取れる。山々の緑の間に刻まれた茶色いむき出しの山肌は、災害の爪痕だ。

地元の一迫小4年生55人が5月29日、「総合的な学習の時間」で、冠頭部などから荒砥沢崩落地を見学。林野庁の職員から地滑りの規模などについて説明を受けた。

菅原紗和さん(9)は「地滑りの場所を見たのは初めて。びっくりするぐらい崖が高かくて、すごい災害があったことが分かった」と緊張した表情で話した。

栗原市西部の山岳地帯には地層深くに火山灰が堆積した滑りやすいシルト層があるため、幾度も大規模な地滑りが発生している。秋田大の協力を得て、小学生が地滑り発生のメカニズムを学べるプログラムを授業に取り入れるなど、地元の災害特性を知る教育に力を入れる。

市は小学校教諭や防災担当者、編集業者をメンバーに、ジオパーク構想を土台にした小中学生向けの「防災ジオ読本」を作成中だ。市の担当者は「内陸地震から学ぶべきことは何かを分かりやすくまとめ、年内に配布したい」と話す。
-------------------------------引用終わり

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『 ポリスアカデミー』 | トップ | 背中を押してもらって »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

印象的な世の中の出来事」カテゴリの最新記事