尼崎連続変死事件での写真取り違え

この「尼崎連続変死事件」は報道のたびに事件の関係者の相関図が出てくるが
わけのわからないことばかりだ。
しかも、被疑者の女の写真取り違えも発生しマスコミはてんやわんや（古いなぁ）だ。
そもそも写真取り違えが問題というより、その前に身柄を確保した警察がなぜに
被疑者の女の写真をマスコミに提供しないのか不思議である。
写真を掲載しなかった某新聞では掲載したマスコミの写真掲載の判断について
報じていたが、本末転倒だと思う。
警察が適切な情報（被疑者の近影）をマスコミに伝えないことを追求すべきだろう。


警察が写真を提供さえしていればマスコミが事件の本質と関係ない不始末に翻弄
されることもないはずだ。
捜査段階のことゆえ慎重を期して情報を小出しにしているのかも知れぬが
どうにも合点がいかない。

今夜のNHKのクローズアップ現代では「なりすまし」についてであった。
番組で報じられているのはごく一部で根深い広がりがあるような気もする。
いわゆる「都市伝説」の類が現実では社会の安寧秩序や公序良俗を破壊
するほどの深刻さを増しているのでは危惧する。

「なりすまし」は詐称や偽名より社会に与える深刻度は大きい。
もっと「なりすまし」の実態を明らかにしてほしいものだ。