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65歳以上人口、4分の1超=全県で15歳未満上回る―15年国勢調査

2016-06-29 23:07:21 | 印象的な世の中の出来事
「太陽の下に新しきものなし」を私は団塊の世代の後にと置き換えて理解していた。
あるいは彼らの後にはぺんぺん草も生えていないと。(これは言い過ぎか)
とにかく、私等が新しいことと思っていたのがすでに彼らはやっていたことを。
単に追随しているだけだった。いや、彼らに教えられてまねているだけ。
それがいいとか悪いとかの価値判断は私にはできない。
今思うに先達として行く手の道を切り開いてくれてありがとうの感謝の念すらある。

昨今、団塊世代を悪しざまに言う風潮があるが、果たしてそこまで言い切ることができるか。

他の世代だって、活動エネルギーの大きい年ごろにそれなりのライフスタイルを形成してきたと思う。
それが、団塊の世代のようなうねりになりえたかということだろう。
ある世代が一丸となって世代の空気を醸成せるか、勝手気ままにその時代を生きるかの違いに思う。
世代による「集中と分散」の現れに過ぎないと。
とにかくあの世代は高度成長期の時代にあって努力すれば得られる成果も均衡していた。
決して彼らはそれを独占していたわけではない。
むしろのちの世代が豊かな時代を所与のものとして生きることに安んじたのではなかろうか。

話しがまとまらなくなった。

いつの時代でも宵越しの〇〇は、の考え方と先憂後楽の考え方をする人たちで構成されているということだろう。
で、社会福祉関係費用の増大は前者の考え方が優勢であるということなのかも知れぬ。
これは「天佑自助」の精神の衰えによるのかも知れぬ。
行政費用が増えるのも故なしということだ。
払えるものが払い、払えぬものは受け取る。
国としては均衡しているわけで、各自の人生のステージで役割分担しているという認識で良いのかも。

その払えぬものが国民の4分の1を超えたといって今更騒がれてもね。
昨日今日とやってきたわけではないので・・・

つまるところ誰のせい?責任をとるべき人っているの?

その議論は結局、自分自身に戻ってくるのではと思うわけ。

他責せず身の程知った生き方に安んじるのが心の平安なのかも。

考えても見なさい。
非生産的人口が増えるということは消費するだけの人口が増えていることを意味する。
その消費を賄う生産人口が少ないということはその人たちにとってある意味好機、良い時代と言える。
市場が那辺にあるかを考え労働シフトするのが市場社会の鉄則だよ。
未曽有の消費オンリー人口が日本に現出していると考える企業家にとってこの傾向は好機であろう。

ものは考えよう、とボケじいは愚考するんだが。

----------------時事通信 6月29日(水)15時2分配信
65歳以上人口、4分の1超=全県で15歳未満上回る―15年国勢調査

総務省が29日発表した2015年国勢調査抽出速報集計結果によると、総人口に占める65歳以上人口の割合は調査開始以来最高となる26.7%で、初めて総人口の4分の1を超えた。

 全都道府県で65歳以上人口の割合が15歳未満人口の割合を上回り、高齢化が進む現状が改めて浮き彫りとなった。

 65歳以上の人口は3342万人で、総人口に占める割合は05年、10年の調査に続き3回連続で世界最高。前回調査から3.7ポイント上昇しており、総務省は「この5年間で『団塊の世代』が65歳以上となり、割合が大きくなった」(統計局)と分析している。一方、15歳未満の人口は1586万人で、総人口に占める割合は12.7%と、世界で最も低い水準となった。 

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