高速ＥＴＣ車１０００円の施策

これってＥＴＣ普及による国土交通省の外郭団体（天下り先）のための施策らしい。
ＥＴＣはおろか車も持たない私はこの施策の恩恵の埒外である。
私みたいな人も多いだろうに私も含めてこの施策に対する囂々たる非難の声が聞こえない。
みな、徒労感を予期してしまっているのだろうか？
一律ばらまき給付金についても実に良い施策だという声もない。
時の政府が後年度負担を前提に人気取りの無意味・無効果なばらまき施策に打って出たら、この先暗澹たるものがある。消費税の増税がちらちら見え隠れする。
現今のばらまき施策で景気が上向けば後々の増税なんて誰も異を唱えだろう。（本当か？）いや、異を唱えても、その時はのっぴきならぬ状況だと開き直ればいいと時の政府は考えているのだろう。だって、ばらまき首相と増税決断首相とは多分顔が違うだろうから、理屈はいくらでもつく。

高速でのＥＴＣ車の１，０００円一律料金というのは、ＪＲの特急料金を一律１，０００円にするようなものなのか。ただ、こちらはそれによるうまみを得る天下り団体がないから、観光振興とか景気浮揚の施策という名分を担ぎ上げるものもない。ＳＵＩＣＡは十分普及しているから、ＳＵＩＣＡ利用の特急乗車は特急料金一律１，０００円はないだろうね。
高速道の一律津１，０００円一日自転車開放がないのと同じだ。国民にメリットより役人にメリットがないと実現しないのがこの国の施策だとしたらこの先も暗いね。

あぁ、高速道を自転車で走ってみたいなぁ。せめて伊豆スカイラインを。