薪ストーブの炎を見ながら昨日の姉の死、葬式のこと、魂の去った死化粧の姉はすっかり遠い人、
遥か遠く手の届かぬ、まるで別人のようであった、抑えようと思えど流れる涙・・・
四人兄弟姉妹、四葉が三枚になってしまった、しばらく出会うことのなかった兄、姉、親類、
出会った人々、皆、驚くほど年取ってしまった、人間は必ず死ぬ、死に向かって行進を続けている、
止めようのない時の流れ、実に残酷なことだ。
私は読経を聞きながら更に強く思ったこと、「葬式無用、戒名不用」
消え入るように厳かに静かに旅立ちたい、そう願う。
昨日はお隣、フットルースさんの公道に面した駐車場に車を置かせてもらった、
朝、お陰様で屋根の雪を落とすだけで出発できた、
奥の自宅からでは葬儀の時間に全然間に合わなかっただろう、感謝。