裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

磐梯山に登る

2013年10月29日 | 磐梯高原・山・森・花

会津バラ会のお誘いをいただき、いろいろお世話になってしまったK先生のお庭を始め、そのほかいわき市の素敵なオープンガーデンを巡るツアーに参加する妻を猪苗代に送る。

その後予定通り磐梯山に登るため車をゴールドライン、八方台に進める。登るにつれ物悲しい初冬の風景、紅葉はすでに磐梯山の裾野にまで下がってしまった。

八方台から2時間半で山頂、久しぶりの山登り、ゆっくり、ゆっくり登る。ああ、もう飯豊山は新雪で白い。磐梯山も山頂付近はうっすら新雪がある。麓から雪を観測できないから初冠雪とはならない。

山頂から360°、眺望を楽しむ。渺茫と広がる猪苗代湖、裏磐梯の湖沼、ああ、秋元湖、あそこは我が家のはず、目を凝らせど確認できず。充実した一日、そんな満足感を持って山をあとにする。

今、弘法清水で汲んできた岩清水で割ったグレンリベットを飲みながらキーボードを叩いている。調べればなんと前回磐梯山に登ったのは2008年9月、ああ、5年の時が流れていたのだ・・・

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錦秋 スカイバレー

2013年10月24日 | 磐梯高原・山・森・花

一日曇天、夕方から小雨。台風27号、これ以上日本に災害をもたらさないで欲しい。


昨日もスカイバレーの紅葉を愛でに出かけた。
絢爛たる紅葉は期待せずに・・・
錦平から眺める西吾妻山の山腹の紅葉は予想に反し、それは見事なものだった。
美しい季節の風景に出会うとこれから先一体何度・・・
つまらないことを考えてしまう、残り少ない人生を考えてしまう。

実に馬鹿なことだ。

 

 

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Aimé Vibert

2013年10月22日 | Roses

エメ ヴィベール咲く。この庭にあってこのバラほど咲かないバラはない。植えられてすでに6年はたっているだろう。6年で2度目の開花、たった3輪・・・

それだけに咲いたときの感動は大きい。じっと見入る。

ノアゼットらしいほっそりしたしなやかな枝、その先にしとやかにうつむいて咲く小さな白い花、エメ ヴィベール、美しい、清らかな少女のような・・・

この庭にAlister Stella Gray,Celine Forestier,Desprez à fleurs jaunes,Blush Noisette,Mme.Alfred Carriereがある。

いずれも好きなバラ、今年はセリーヌ フォレスティエが驚くほどたくさん咲いてくれた。それもこよなく美しく・・・

チャイナの血の濃いノアゼット、それゆえ裏磐梯の厳しい冬を越すことが難しい。ほとんどコンテナで育て冬は温室で過ごす。

手間がかかる、だが、だがノアゼットを手放すことはできない。

デプレア フルール ジョーヌに数個のつぼみがある。

数日後またカメラに収めることになるだろう。

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ホンドリス 忙しい季節

2013年10月14日 | 庭の野鳥・野生動物・昆虫

リスが枝から枝、木から木とめまぐるしく動き回っている。

口にクルミを咥えているリス、果たしてどこに運ぶのだろうか。

今年、クリ、クルミ、ドングリなど木の実は豊作のようだ。

庭、家の周りにクルミの木が多く、たくさんの実が地面に落ちている。

リスたちよ、栄養豊富なクルミをたくさん食べるがいい、庭にクルミやクリを埋めるにはやめてもらいたい。

豊富なクルミ、餌台の貧弱なヒマワリの実に全く興味を示さない理由がわかる。

日当たりの良い柔らかい地面にやたら埋めるので発芽し、成長したクルミを今年はバラの根元などから何本抜き取らねばならなかったか。

20本以上は抜いたことだろう。(知ってか、知らずかリスはどうして成長しやすい場所を選んでクルミを植えるのか疑問である)

リスは食料保存のために埋めると聞くが、深い雪に覆われてしまう長い冬、到底掘り起こして食べることなどできまい。

是非樹上のうろなどに保存してもほしいものだ。

だが、こうしたリスの働きによって森が作られてゆく、発芽したクルミやクリを抜き取らなければ数年でそれらの林、森になってしまうということは事実である。

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3代目の車

2013年10月10日 | 日常生活

3年目の初めての車検が終わった。走行距離63、000km、タイヤ交換、ブレーキパッド交換などが加わり車検費用は25万円を超えた。

車なくして田舎暮らしは成り立たない。それを考えると実に安い。

以前乗っていた車は1、2代とも鈍重な4輪駆動のSUV、3代目のこの車は初めてのFF小型軽量ハイブリット車、燃費がすこぶる良い。

litre8kmだったものがこのハイブリット車は24km、3倍は走る。24分の63、000、3年間で消費したガソリンは2、600リットル、

ガソリン3年間の平均単価が@130として338、000円、以前の車に比べ338,000×2、実に3年間で676、000円の経済効果があり、

さらに単純計算では排出CO2も3分の一、地球環境にも貢献したことになる。これは驚異的な数字だ。

車、スタドレスタイヤの性能の進歩は想像以上だった。雪道に通用するだろうか?それは見事杞憂に終わった。

半年は雪、氷の路面、雪国に4輪駆動車必須という従来からの固定観念を捨て、軽量なFF車に変えたことは正解だった。

趣味性の全くない、実用車、だが私の今のライフスタイルにぴったりの車だと思う。

昨日は紅葉をもとめて尾瀬、檜枝岐まで車を走らせた。そして今日、買い物で郡山往復、2日で400kmは超えているだろう。

実にたくましく走ってくれる。運転の下手な私、足回りは縁石などでこすってできた傷だらけ。

愛おしく、感謝しつつ、労わりながらこれから7年以上丁寧に乗り続けていこうと考えている。

私たちのこの赤い車に感謝、感謝・・・

 

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紅葉真っ盛り 浄土平

2013年10月06日 | 裏磐梯の近くに・・・

 

天気が冴えない。雨、霧の中、しっとりとした紅葉も素敵だろう。

と、そんな気持ちで浄土平に向け、急遽車を走らせる。

車が高度を上げるに連れ、予想に反し青空、薄日。

近年こんな美しいナナカマドとダケカンバの紅葉を見たことがない。と妻と私。

今日は山登りの足拵えをしていない。鎌沼、一切経の登山はきっぱり諦め、浄土平の木道のゆったりとした逍遥を心ゆくまで楽しむ。

こんな日はさぞかし魔女の瞳は綺麗だろうな。

またいつの日か・・・

 

 

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薪 乾燥進む

2013年10月03日 | 薪ストーブ

秋が冬に向かって突き進む。早、庭の紅葉始まる。

乾燥した冷ややかな風、肌寒い。猛烈に薪ストーブが恋しい。

今年はまだ2回火を入れただけ。

薪置き場に行って積み上げられた薪に手を触れる。

薪の表面から水分が吸い出され、木材の細胞壁が縮み、薪の断面にたくさんの深い割れ目。

相対湿度の下がる秋、乾ききった大気に薪がどんどん乾燥する。

耳を近づけると薪の乾燥するピリンピリンと意外に金属的な音が聞こえる。

一気に乾燥が進む薪、とても気分がいい。

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Anna Olivier

2013年10月01日 | Roses

アンナオリビエがずっと咲き続けている。

このティーローズがとても好きだ。なぜだろか、我ながら不思議、説明不能だ。

今日も一日遊び歩く。

白布峠を越え、米沢、志づ美の中華そば。

蔵王、ペンション・アップルさんの秋の庭。

イワシャジン、アサマフウロ(家にあるものよりだいぶ花色が濃い)そしてプラテンセ・アルバ(白花ノハラフウロとタグにあったが葉の切れ込みが浅い、プラテンセ?疑問を感じつつも)購入。

帰宅後暮れなずむ庭のデッキで米沢で買った牛肉の網焼き、焼きおにぎり、プレミアムモルツ、そしてカヴァ。

カヴァがメチャクチャおいしい。高いシャンパン、いらない、いらない。

すべて単純、だがとても幸せなことだ。

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