晴天、気温高し。
延び延びになっていた伐採予定のヤマザクラ、意を決し伐倒。
20年以上前に植えた桜、幹24cm、幹周り75cmに成長し、
今や日陰を作る庭の厄介者になりつつあった。
単調なカラマツ林の庭に夢中になって100本以上のヤマザクラ、カエデ類を植樹した昔。
その成長した木々を伐採する今。
寿命の長いヤマザクラ、2、300以上生き続けたであろうに。
なんと残酷、勝手なことだろうか。
せめて乾燥後には感謝を込めて薪ストーブにくべてやろうと思う。
晴天、気温高し。
延び延びになっていた伐採予定のヤマザクラ、意を決し伐倒。
20年以上前に植えた桜、幹24cm、幹周り75cmに成長し、
今や日陰を作る庭の厄介者になりつつあった。
単調なカラマツ林の庭に夢中になって100本以上のヤマザクラ、カエデ類を植樹した昔。
その成長した木々を伐採する今。
寿命の長いヤマザクラ、2、300以上生き続けたであろうに。
なんと残酷、勝手なことだろうか。
せめて乾燥後には感謝を込めて薪ストーブにくべてやろうと思う。
今日も快晴。
残雪、カラマツ林、白き山々、まっすぐに伸びる道、
快適に車は走り抜ける。
福島市の四季の里のスプリング・エフェメラル、早くも開花。
満開の人工の花々。
気温23°C、シャツ姿で芝生の上で伸びやかに憩う人々。
昼食、今日も峰亀で蕎麦。私、板そば、妻、天ぷら蕎麦。
暖かい、いや強い日差しに暑いほど。
庭の雪解け急ピッチ、気分良し。
昼食は陽光いっぱいの裏庭で。
ささやかな食事、なれどプレモル・エールがこよなく美味い。
今はこれ以上何を欲しようか・・・
春の日。
Spring、もう家にじっとしているなど、到底・・・
春霞、霞む野山、那須へドライブ。
だが、やることは代わり映えしない。蕎麦、そして園芸店めぐり。
那須の気温20°c、ウグイスの囀り頻り、食するは小椋の蕎麦。
美味。
3月25日
昨日次男家族来。次女、早くも今春中学入学。
夜更けまで痛飲。
翌日曜午後、家族全員一致、喜多方ラーメン所望。
喜多方へ。初めての店、新鋭店、うめ八。
久しぶりの喜多方ラーメン美味。
帰路、磐梯山トルソにおもわず車を止め、見入る。
曇天小雨、夕方秋元湖まで散歩。
秋元湖手前、集落のはずれにある古橋の架け替え作業が行われている。
ふと剥き出しになった古橋の橋桁に付けられた銘板に目が吸い寄せられる。
橋桁の中心にふくらみのある形状もとても美しい。
銘板に刻まれたCRAVEN BROTHERS、(イギリスの企業、今は存在しないらしい)
この橋梁は遥遥1896年(明治29年)イギリス、マンチェスターからやってきた。
すでに120年以上の時が経っている・・・
年代からして1888年(明治21年)磐梯山の大爆発後の復旧事業の為に架けられたものなのだろう。
到底電力事業のためとは考えられない。村役場に問合わせても詳細は全く不明、1960年東京電力より村に移譲されたらしい。
いずれにせよ希に見る鉄製の古橋、何らかの形でモニュメントを残して欲しいと願う。
温室のバラの水遣り、これから気温の上昇とともに欠かせない作業になる。
10日ほど前、収納してから初めての水やり。
キッチンでジョウロに水をいれ、妻に部屋の窓口まで運んでもう。
そして温室に運び込む作業数十回、二人には相当な重労だった。
そこで2日前から一番近い散水栓の掘り出し行う。
記憶に残る場所を掘り始めた昨日、2時間ほどの残雪穴掘り作業は徒労に終わった。
ここだろう、いやもっと左、いや右だ、穴はどんどん大きくなるが掘り起こせない。
宝探し、夢中になるのだが・・・
そして今日やっと宝を探し当てた、と一人悦に入っている、バカな話だ。
雪の降る前、目印をつけておけばいいものを。
気温3°c、陽光に誘われるように残雪の庭に出る。
小川はすっかり現れ、流れの中に今年もミズバショウの青い芽。
しまった残雪の上には真冬では全く見ることができなかった無数のウサギの足跡。
白い甲府沼の向こうに磐梯山。氷融け去り、水面に映し込むのもあと少し。
ムッとする暖かい温室には出番を待つ沢山のバラたち・・・
窓辺のラベンダーピンホール早くも花開く。美しい。
庭中に種々のファエウムの咲き乱れる季節の到来、もうすぐだ。
3月9日
大峠トンネルを抜け、山形へ。雪解け急。雪解け水を集めた河川は激しい濁流。待ち望んでいた雪国の春はすぐそこに。
ここ数日晴天が続いている。気温は低いものの日差しは強く、明るく暖かい。
車の定期点検のため会津若松に行く。
表磐梯、青空に磐梯山が立派だ。
帰路、猪苗代湖に立ち寄り、白鳥と戯れる。
パンくずを買い与える。手からパンを食べるほど人間を怖がらない。
シベリアに向かって飛び立つ日は近い。
この穏やかな表情、シベリアへの長旅、何事もなく無事帰って欲しい。
お気に入りの酒器、どういうわけか気に入っていたものから割れていく。
安価なものだが赤地健の赤絵の盃が特に気に入っていた。
それが欠けてしまった。東京に居たとき、もう30年近く前になる。
爾来、ずっと捨てることができず、食器戸棚の隅にひっそり存在し続けた。
最近、金継ぎという補修技法の存在を知り、お気に入りだった酒器の復活に挑戦した。
無骨ながら漆と金を施され、酒器は味わいを増しつつ見事蘇った。
赤地健の赤絵の盃、砥部の山水の杯、九谷の赤絵徳利で20数年ぶり、酒が飲める・・・
ああ、なんと幸せなことだ。
弥生。
きょうは激しく冬が無駄な抵抗をしている。吹雪。
野鳥の餌やり意外一歩も外に出ず、自室にひきこもり、音楽を聴いている。
昼、夜、ずっと2時間を越えるイギリス組曲を奏者を変え、繰り返し聴き続けている。
ストーブの前に座り込み、本をパラパラ、ウトウトしながら安逸に流れる時に身を任せている。
Murray Perahia 、Glenn Gould、落ち着く先は、やはりAndras Schiff 。
キーボードを叩いている今、も、シフのイギリス組曲・・・