今日も真冬日、もう10日以上、いや2週間以上続いていることだろう。
その1月も今日で終わり。
全面結氷した吹雪の秋元湖、だが我が家の窓辺は毎日ハイビスカス花開く南国、
数日前蒔いた草花の種も芽吹いた。
もう冬も少し飽きた。
緑溢れ、花咲き乱れる季節が恋しい。
今日も真冬日、もう10日以上、いや2週間以上続いていることだろう。
その1月も今日で終わり。
全面結氷した吹雪の秋元湖、だが我が家の窓辺は毎日ハイビスカス花開く南国、
数日前蒔いた草花の種も芽吹いた。
もう冬も少し飽きた。
緑溢れ、花咲き乱れる季節が恋しい。
相変わらず雪、今日も一日音楽を聴いて過ごす事になるだろう。
白鳥の歌、D957、(Fischer-Dieskau, Moore)一体何回聴いたら満足するのだろうか、
我ながら呆れる。特に8から13曲、(ハイネの詩)のやるせない暗さ・・・
13曲目、影法師 添付、お聴きあれ。
影法師(ドッペルゲンガー) ハインリッヒ ハイネ 服部龍太郎 訳
夜はひっそりとして、小路はしんとしている。 この家にはぼくの恋人が住んでいたのだ。
その娘はとっくにこの町を立ち去ったが、家はまだ同じ場所にある。
そこには、またひとりの男がたって、高いところを見つめ、はげしい苦痛に手をにぎりしめている。
その顔を見たとき、ぼくはぞっとした。月が見せてくれたぼく自身の姿なのだ。
その影法師よ、蒼ざめた男よ! なぜお前はぼくの恋の悩みを真似るのか。
むかしと同じこの場所で、幾夜もぼくが苦しんだあの恋の悩みを。
ドイツリート、シューベルトをここしばらく聴き続ける事になるだろう。
ひきこもり自室の窓の外、数羽のエナガがダケカンバの枝先にぶら下がり、なにかついばんでいる。
すぐ近く、2mと離れていない。子猫を見るよう、可愛い。
降り続く雪、深い雪に閉ざされた山の中、それでも物流滞ることなく、遅れることなく品物が届く、
本当に感謝しなければならない、と思う。
今日もGeranium Dream Land届く。ポットの土がカチカチに凍っているが寒さに強いドリームランドには全く問題ない。
たった数百円の買い物、それなのに完璧な梱包、さらに驚くべき、数本のカーネーションの生花がプレゼントとして添えられていた、
これは利益無視、もう商売とは言えない。
産直花だん屋御礼申し上げます。お花お好きな方、ぜひご利用ください。
ドリームランドとはブルージュの街歩きの時、偶然出会った。街並みと調和したドリームランドの美しさ・・・
帰国後ドリームランドを手に入れたことは無論である、が、残念なことに昨年の冬越し、
雪の下で無残にも野ネズミ?にすっかやられ、ダメになっていたのである。
-10°以下極寒の下、運動不足解消のためもあって急ごしらえ、粗雑な作りの温室の雪下ろし、
なんとか潰れず、無事のようである。
今日も雪。しばらく外出は諦めよう。
この雪の中、雪をかき分けるようにして宅急便届く。感謝。
ネットで探し求めてやっと手に入れたPhaeum Lavender Pinwheel。
5,6年前、美しいと感じる前に消えてしまった。ラベンダーピンホイールの美しさ、今度こそ、と思う。
雪、収まった瞬間を狙って車に積んだままになていた育苗用ポリポットを取りにゆく。
繭のようになった車のドアを開けることでさえ覚悟が要る。
午後、播種、60ポット。
庭で採種したPhaeum Albam、コスモス・カップケーキ、ダブル・クランベリー、ヤグルマギク、ニゲラ。
外はまた激しい雪。
昨日は四季の森、花見山に春を探しに行く。福島市の気音は7°c、暖かい。
期待通りにスノードロップ、クリスマスローズ、そしてロウバイが今年も。
そして今日、
自室の窓から降り続く雪を眺めながらずっとシューベルトのピアノソナタを聴いている。
今日はいつもの内田光子はやめ、シフの弾くソナタを16番から21番までストーブの前に寝そべり、
時にはしっかり、時にはウトウトしながらシフはいい、と夢心地で聴き続けている。
まだまだ厳しい裏磐梯の冬は続く、が、来るべき春を夢見ていればその時はあっという間にやって来るだろう。
新雪に踏み跡はない。我々は処女雪を汚しながら歩んでいる。
今年もこの場所を同じように歩き、同じように東屋で中瀬沼越しの磐梯山を眺めながらコーヒーを飲んでいる。
2018年も無事同じことができた、老夫婦にはとても幸せなこと、いつまでは考えないことにする。
昨日の-20°c近くの冷え込みが嘘のように暖かい。
雪に閉じ込められて数日間、青空、もうぬくぬくと繭の中にとどまっている事などできない。
弾けるように飛び出る。片道130kmを越える雪の美しい風景を眺めながらのドライブ。
向かう先はなんとも情けないものであるが山形にあるアメリカ生まれの倉庫スーパー。
だが、巨大なカートを押して広大な倉庫を歩き回り、数万円の買い物をする、
その行為が今や田舎者の我々夫婦の運動であり、精神バランスを保つためのなくてはならない楽しみ、気晴らしになっている。
車を動かすため、駐車場の除雪作業に半日費やす。
まずは除雪機の除雪から、最早洒落にもならない。
雪が止み、屋根の雪が落ちたら今度は家周りの除雪に一日潰されるだろう。
ああ、いい加減うんざり、いかに毎日が日曜日の人間であっても・・・
窓の外、荒れている雪の景色を眺めている、突然雪の中に飛び出したい、と思う。
甲府沼一周してみよう、吹雪がおさまっている今。
道のない甲府沼、ブッシュをかき分け大変な苦労して一周した経験がある。
それはもう20年ほど前だろう、と。
一周したその時、森の中にコンコンと湧き出る大きな泉を発見し、いたく感動したものだった。
泉の水は甲府沼に流れ込み、沼を溢れる水は我が庭を流れる小川となり、それは秋元湖に注ぎ、大湖猪苗代湖へ。
スノーシューを履き森に飛び出す。新雪は膝を超えるほどの深さ。
意外に楽なラッセル、だが、この時期まだ沼の氷上に踏み込む勇気はない。
30分ほどで細かいアップダウンのラッセルにすぐ疲れを感じ始める。
対岸にも行き着かぬに引き返す。今日はここまで、次回は必ず泉まで行ってみようと思う。
窓の外、相変わらず、今も雪は激しく降り続いている。
昨年の秋に薪ストーブの周りの植物を変えた。
かろうじて生きていたハンギングバスケットのハゴロモジャスミン、そして熱塩の花見氏からいただいたもの。
ストーブのそばで青々と大きく成長する名前のわからないそれをもどかしく思いつつ眺めていた。
確か沖縄の植物、寒さに弱いとお聞きした覚えがあるものの・・・
昨日偶然開いた本の中にそれらしき植物を発見、すぐに確認のためネット検索、間違いないだろう。
それはゲットウ(月桃)であった。疑問が解け、スッキリした気分、早く調べればいいものを・・・
暖かい窓辺で元気回復、どんどんツルを伸ばすハゴロモジャスミン、
花芽を付けるため、近いうちに寒い部屋に移動しなければならないだろう。
気温は相変わらず低いものの雪の降らない穏やかな日が数日続いっている。
2日かけ、完璧に家周りの除雪を行った。明日からまた厳しい雪の日がずっと続くらしい。
息子夫婦、孫たちの帰った正月三日、静かないつもの生活に戻った。
激しい吹雪の庭を眺めながら朝から酒を飲んでいる。三が日は許してもらおう。
飽食に飽きた正月三日、どっかと和室に座り込んで質素な肴、餅のない雑煮で独酌。
ほのかな酔が体を駆け巡る。こんな酒もまた良し。
飲み飽きたら後は朝風呂、今日も小原庄助・・・
吹雪でカラマツの樹間からの磐梯山は到底眺められない。
元旦
猪苗代、土津神社に初詣。
午後、食べ過ぎ、飲みすぎ、腹ごなしに孫たちと雪を漕いで甲府沼へ。