駒止湿原に行く。
家から車で3時間弱、一日を過ごすには、ドライブには絶好の距離。
湿原を彩るワタスゲ、コバイケイソウ、タテヤマリンドウの花、カッコウ、エゾハルゼミの歌声、すべて跡形もない。
替わりに湿原を吹き抜ける冷ややかな乾燥した風、紅葉し始めた木々の赤、クサモミジ、リンドウ、ウメバチソウ、ツルコケモモのルビー。
それに何よりも美しいもの、それは青空に流れる秋の白雲・・・
誰もいない静寂な空間、青空の下、湿原を歩む。
駒止湿原に行く。
家から車で3時間弱、一日を過ごすには、ドライブには絶好の距離。
湿原を彩るワタスゲ、コバイケイソウ、タテヤマリンドウの花、カッコウ、エゾハルゼミの歌声、すべて跡形もない。
替わりに湿原を吹き抜ける冷ややかな乾燥した風、紅葉し始めた木々の赤、クサモミジ、リンドウ、ウメバチソウ、ツルコケモモのルビー。
それに何よりも美しいもの、それは青空に流れる秋の白雲・・・
誰もいない静寂な空間、青空の下、湿原を歩む。
2日間、60人を越える庭好きの方々をお迎えした。
初めての経験、こんな荒れ果てた庭に多くの方々をお迎えしていいものか、そんな心配と付け焼刃の庭の手入れ、連休の本業の宿泊業・・・
心身ともに疲れた。
夕暮れ、久しぶり、暮れなずむ秋元湖に行く。
静かさを破るのは秋虫の鳴き声、逃げ惑うワカサギの群れ、襲いかかるバスの群れ。
バラバラとたくさんの小石を投げ込んだような水音、盛り上がる湖面。
バスアングラー数人のライズ・リング、ボイルする湖面にルアーを打ち込む水音。
そんな音だけの秋元湖の静かな夕暮れ。
大きな被害をもたらした台風18号、裏磐梯でも昼過ぎかが激しい風雨。
雨樋からあふれ出た水が滝のようにデッキに落ちる。いったいいつまで続くのだろうか、不安がよぎる。
しかし風雨とも3時過ぎには収まり、たいした被害もなさそう、やれやれ。
芝生の上はちぎれ飛んだ小枝でいっぱい、明日はまた庭掃除・・・
朝夕の裏磐梯はもう薄ら寒く、薪ストーブの暖かさが恋しい季節になってしまった。
夕方、薪ストーブに火を入れる。
心地よい暖かさ、グレンリベットを片手にオレンジの炎を見つめる。
あの激しい夏の陽光はどこに・・・
あああ・・・もうこの季節だ。
あっという間の一週間、北海道の旅が終わった。
新潟港から日本海フェリー(船中泊)、早朝の小樽、一気に阿寒湖、摩周湖、川湯温泉(泊)
屈斜路湖、上野ファーム、層雲峡温泉(泊)
大雪山黒岳ロープウエイ、美瑛、富良野、そして定山渓温泉(泊)
ルフツ、洞爺湖湖畔温泉(泊)
洞爺湖、支笏湖、そしてユニガーデン、苫小牧港から太平洋フェリー(船中泊)仙台港。
日本海から太平洋の船旅、およそ1500kmの北海道、小雨の原生林、青空の下の湖のドライブ、思考力を失ったままナビの命じるままに車を走らせた。
記憶に長く残る、感性を強く刺激するシーンの少ない旅、だがその少ない中に珠玉の瞬間もあった・・・
船上から眺めた日本海に沈む夕日・・・
青空、静寂の下、摩周湖の吸い込ませそうになる湖水の青・・・
上野ファームの庭・・・
札幌に住む長男夫婦、2人の孫と合流、定山渓温泉の一泊、
ルスツの広いテーマパークのアトラクション、2年ぶり、一層かわいさを増した2人の孫娘たちと一日遊び戯れた無上の楽しい短い時間・・・