6月30日の表庭。
咲き誇るイングリッシュローズの美しさ、庭に流れる濃密な香りにうっとり。
特にジョンソンズブルーと競い合うように咲くメアリー・ローズの美しさといったら、もう・・・
ああ、フェンスのハルガスミも・・・
宵闇、主役は庭の小川に沿って乱舞するホタル・・・
6月30日の表庭。
咲き誇るイングリッシュローズの美しさ、庭に流れる濃密な香りにうっとり。
特にジョンソンズブルーと競い合うように咲くメアリー・ローズの美しさといったら、もう・・・
ああ、フェンスのハルガスミも・・・
宵闇、主役は庭の小川に沿って乱舞するホタル・・・
数日前に届いた新しい芝刈り機で芝を刈る。
箱を開けて、まずしまった、とおもわず声を出してしまう。
良く調べて手配すればよかった。一目見て前の機種より一回り小さい。
構造的にはまったく同じだが前機種は刈り幅が460mm、今回のものは50mm短い410mm。
たたったそれだけの違い、実際に芝を刈ってみると軽量、小型、小回りが利くし、作業時間もほとんど変わらない。
この大きさの庭ではかえって好都合だった、が使用しての結論、一安心。
表庭の花々ほぼ満開、表庭のバラはほとんどイングリッシュローズ、その美しさはモダンローズの中では別格と思う。
覚えている今咲いてるバラを列記してみる。
ガトルード・ジェキル、アブラハム・ダービー、アンブリッジ・ローズ、ブラザー・カドフィール、ヘリテージ、エヴリン、グラハム・トーマス、
パト・オースチン、シャリファー・アスマ、サマー・ソング、ウインチェスター・キャシードラル、コンスタンス・スプライ・ジェームス・ギャルウエイ、メアリー・ローズ、
ハルガスミ、グルワール・ド・ディジョン、ヴァリエガータ・ディ・ボローニャ、皆古いバラ、今思い出すのにこれだけが精一杯、これもボケ防止に少しは役立とう・・・
満身創痍の古い芝刈り機 (右) 分解寸前、ビニールテープで止めていたが 今回ついに退役
裏庭の草花がいよいよ賑やかに咲き誇っている。
華やかな花色の中、落ち着いたシックな色合いの花にどうしても心引かれてしまう。
この庭に植えられて4,5年か、今や立派に育ったユアインネルン アン ブロ、なじみにくい名前、ドイツ生まれのハイブリットパペチュアル。
寒さにとても強く相当な寒さにも耐え枯れ込むことがない。
エリザボエルを前面にして咲くユアインネルン アン ブロの美しさはたとえようもない。
今はこのバラの魅力にすっかり心を奪われている。
乱舞するゲンジホタル、今年は例年よりその数が大分多い。自宅の庭にホタルが舞い飛ぶ、この幸せは何物にも変えがたい。
ずっと小川を、自然を守ってきた、夜空を駆け巡るホタルは自然から我々への贈り物、と感謝している。
茂りすぎたハウチワカエデを梯子をかけ大きく剪定したのは10日以上前だろうか、切り落とした枝を処理していて気が付く。
落下した衝撃にも耐え、枝に作られた野鳥の巣、大きくなったヒナがその中に3羽・・・
ヒナ、親鳥ともにほとんど鳴き声を立てない。通常こんな場合親鳥が猛烈に騒ぐはずなのに。
デッキのすぐそば、野鳥の存在にまったく気づかなかった。
野鳥の名前は不明、おそらく声を立てないことがこの野鳥の危険を避ける手段なのであろう。
すぐさま巣の付いた枝をカエデの枝にガッチリシュロ縄で固定する。
傍でやっと聞き取れるほど小さなヒナの鳴き声、親鳥がすばやくやってきたが、どんな野鳥かついに確認できなかった。
空になった巣、無事に巣立った。木からはずして観察する。コケ、そしてプラスチックの紐など、実に巧みに作られているのに驚く。
ワインの空き箱で作られた巣箱、そこで無事に巣立ったヤマガラはどんな巣作りをしているのだろうか、巣箱の中を掃除してみよう。
おそらくシジュウカラと同じコケを主体としているのだろう。ゴジュウカラの巣は木の皮だけで作られていたが・・・
遠雷、薄日、突然激しい雨。
到底庭に出る気がしない。
6月23日、落ち着かない天気、2階の窓からカーティスクリークの今日の庭、前庭、中庭、裏庭を俯瞰する。
昨夜、庭を飛び交うホタルを発見、ああ、もうそんな季節になっていたのだ・・・
芝生を刈る。芝刈り機だましだまし運転するも、
ああ、ついに寿命か、エンジンを支え、回転する刃を収納するハウジングが錆びてボロボロ、エンジンを支えきれない状態、もう限界だろう。
早速販売店に電話、10万円としても10年使用すれば一年1万円です、との話、ごもっとも。
そう考えれば安い、安い。というわけで購入。今では芝刈り機なしでの芝の手入れはまったく考えられない。
何年この機械にお世話になっただろうか。(調べてみたら2006年、9年前に購入している。もっとメンテナンスをしっかり、丁寧に使わなければと思う。反省)
庭の花々、もっともっとゆっくりと願いむなしくどんどん咲き進む。
6月18日の庭、今日もカメラに収める。
庭の小川にホタルが群れ飛ぶ、そんな日も間近だ。
草花が、ゲラニウムが、バラが、クレマチスが、ピオニーが・・・
咲き始めた。
華やかに、賑やかになりつつある今日、6月17日の庭。
これから更に、更に頂点目指して華やかさを増す6月の庭・・・
昼過ぎ今年の薪作り始める。
入梅前には玉切りを終わらせたい、と思いつつも、積まれたままの丸太を見るたびに気が重くなる。
先日お邪魔した白馬のトマトさんの壁に積まれた薪を見て刺激を受けたはずなのに・・・
ご主人が玉切り、奥様が薪割りをなさるという。見事に割られ積まれた薪、なんとパワフルな女性だろうか。
今日は初日、一回の給油、ガソリンがなくなるまでの軽い玉切り。
ここ数年ずっと機械に頼っていた薪割り、久しぶりに斧を手に取り薪割り。
昔取った杵柄、斧を打ち下ろすうちに無駄な力みが消え、気分良く薪割り作業が進む。
薪割り3段復活、さーこの調子、一気呵成に今年の薪作りを終わらせたいものだ。
今回の庭めぐりで目覚めたもの、それは銅葉の植物の美しさ、グラスの庭における存在感の大きさである。
ラ・カスタで見た名前の知らない銅葉の植物、おそらく銅葉のアスチルベの美しさに心打たれる。すぐさまた立ち寄った白馬道の駅野草園で銅葉サラシナショウマを手に入れる。
白馬から帰った昨日、福島の園芸店でチョコレートショーグン(銅葉のアスチルベ)、そして種々のグラスを買い求める。ほしくなったら我慢できない、まるで3歳児。
こんな地方の園芸店にこんな種々のグラスがある、自身の園芸に対する無知を思い知らされる。
そして今日、買い集めた植物をあちこちに埋め込む。無知は恐ろしい。
だがまた状況、生育状態を見ながら来年植え替えればいいか、気楽にいこう、そう言い聞かせながら植え込む。
9日火曜日、BGL総会出席のため白馬に向け、車を走らせた。
高速道路の走行は楽しいものではない。長距離にもかかわらず一般道を利用した。
早朝4時に家を出発、会津若松から金山、そして只見湖をかすめ魚沼に抜ける、道路脇には残雪が残るそれは山深い、魅力的な山岳道路だ。
飯山、長野市、そして11時には大町市にあるラ・カスタ ナチュラル ヒーリング ガーデンに立ち寄ることが出来た。
7、8年前にオープンしたばかりのこの庭園を訪れたことがあったが、今回は完璧を目指し、進化した庭作りに新鮮な感動と驚きを覚えた。
白馬、ペンション・トマトさんで開催された草花、庭をこよなく愛す人々の集いBGL総会、今年もそれはそれは楽しい時間であった。
翌朝はトマトさんの素敵なモス・ガーデンをはじめ、白馬の庭庭を巡る。
あっという間の楽しい時間は過ぎ行く。
BGLのメンバーと別れを告げ、計画通り登山靴に履き替え、栂池高原を目指す。
だが残念なことにロープウエイの乗車口で自然園はまだ残雪で木道は歩けないという説明を聞く。
長考の末、今回は諦めることにする。晴天に残雪豊かな白馬の山々のスカイラインを眺めるにつけ、諦め切る事が出来ない。
さらば昨年登った白馬尻から大雪渓を眺めよう。猿倉に車を向ける。
残雪豊かな白馬の山々を眺めると毎度説明不能の激しい高揚感を感じる。
もう一泊予定していた宿泊も止め、帰路は休みなし、妻と運転交代のため2度SAに立ち寄っただけ、一気に北陸道、磐越道を走り抜けた。
季節はもう少しゆっくりと、願もむなしく容赦なく驀進する。
好むと好まざるとにかかわらず、庭がにぎやかになりつつある。
さらば好きなバラとゲラニウムを愛でよう、刹那の夢を見よう。
バラ・・・マルメゾン(Souvenir de la Malmaison)とアンナオリビエ(Anna Olivie)とサフラノ(Safrano)と
トラディスカント(Tradescant)とシスターエリザベス(Sister Elizabeth)と・・・
そしてゲラニウム・・・ハクサンフウロ(Geranium yesoemse var. nipponicum)とフィリップバッペル(Geranium 'Philippe Vapelle)
とドラゴン・ハート(Geranium Dragon Heart)とイベリカム(Geranium ibericum)と・・・
美しき、儚き花々に・・・
明日は雨らしい。
乾いた大地は雨を待っている。
午後から夕暮れまで草刈、芝刈り。芝が大分青々と生え揃ってきた。
乾燥した時の芝刈りは楽しい作業、6月のこの時期の緑の庭が好きだ。
緑の庭が一番安らぎを与えてくれる、色彩あふれる庭は何か落ち付かない。
強い色彩、コントラストは少しでいい、平穏、静かな安らぎを与えてくれる庭を求めるようになってきた。
最近その傾向いやらしいほど強くなってきたと思う、ずいぶん年取った、残り少ない人生、悲しいことだがそう思う。
予想以上に成長してしまったレディ ヒリンドン、今年は表庭のフェンスに沿わせて置いてみた。
そのレディ ヒリンドンが咲き始めた。庭で黄色という色彩はとても扱いづらい。
だが、レディ ヒリンドンは黄色でありながら庭というステージに違和感なく溶け込み、特別の品位を感じさせてくれる。
色といい、花形といい、香りといい、なんと素敵なバラか。
Lady Hillingdon、Lady Salisbury、
ああ、美しいき二人の貴婦人・・・