一日曇り、すっきりしない天気。
それでも気温低く、過ごしやすいのはいい。
庭のフロックス咲き始める。5,6種類あると思うが、咲いているのは白とブルー、昨年植えたもの。
年々株を大きくしているほかの古株のフロックスは咲く様子がない、つぼみがまったく見られない。
株分けしないと花が咲かないのだろうか?原因がわからない。
一日曇り、すっきりしない天気。
それでも気温低く、過ごしやすいのはいい。
庭のフロックス咲き始める。5,6種類あると思うが、咲いているのは白とブルー、昨年植えたもの。
年々株を大きくしているほかの古株のフロックスは咲く様子がない、つぼみがまったく見られない。
株分けしないと花が咲かないのだろうか?原因がわからない。
曇り、時々激しい雨。
夕方雨あがる。
ブルーベリーが今年もたくさんの実をつけた。熟した青い実を口に含む。
甘酸っぱい、今年も無事この実を口にできた。感謝・・・
昨夜も雨が降り続いた。
異常気象、近年ではこんな気候を異常ではなく、正常、通常と受け止めねばならない地球環境になってしまったかも知れない、
これからますます激烈な天災の頻発を覚悟しなければならないのだろう。
もはやこれ以上地球環境悪化が進まないことを祈るしかないかもしれない。
雨のあがった夕方、荒れた庭を歩く。
ダブルジュエルが満開。家の中からでは小花の悲しさ、その美しさが解らない。
庭に降り立ち、間近でダブルジュエルの美しさをあらためて目に留める。
昨夜も降り続く雨の音をずっと聞いていいたような気がする。
乾いた大地も十分に雨を吸い込んだ。もういいだろう。
といっても思い通りになるものではない。
薄日差す午後、街に降ればまたしても暗雲、山に沿って雨雲が低く垂れ込め始め、しつこい激しい雨、また降りだす・・・
初めてコマクサに出会ったのは後立山、天狗岳の稜線、黒部側の斜面だった。
白馬から後立山縦走、朝の光の下、朝露に濡れ風に打ち震えて咲くコマクサに偶然出会う。
夢中で何度もシャッターを切った、それは鮮烈な記憶としていまも残る。
今改めてこのちっぽけな粗末なモノクロ写真を見てあのときの感動はいったい何だったのだろうか、と思う。
当時の山頂はゴミの山が当たり前、登山者のモラルも一般的にはとても低く、高嶺の花の女王は心無い登山者によって盛んにむしりとられていた時代、
どの山でもコマクサは激減し、とても希少な、誰もが憧れを抱く高嶺の花、といた時代背景、それはアルプスのエーデルワイスと似た存在であった。
その後コマクサを求めて、大きな群落を求めて、白いコマクサを求めて北アルプスの山をさまよい歩いた遠い昔があった・・・
今では登山者のモラルも比べることのできぬほど向上し、どの山でもコマクサは数を増し、それほど珍しい植物ではないらしい。
このごろ園芸店でよくこの花を見る。品種改悪された真っ赤な花、四季咲きと称すもの・・・
孤高の女王としての気品を失った、それは目を背けたくなるような姿であった。
モナルダ花盛り。
今年の春もモナルダのあまりの勢力の強さに、ランナーを、根をあちこちに延ばしたモナルダを引き抜くのにてこずった。
今は庭のはずれ、ススキの原の境に植えられている。それでも強くたくましく花を咲かせ、多くのミツバチを呼び込んでいる。
この場所がモナルダ本来の野生的な美しさ、魅力を引き出しているように見える。
長年使っていたMDプレーヤーが壊れてしまた。だが、買い換えるつもりはない。
この仕事を始めた時から夕食をサービスする時、ほとんどテレマンのターフェルムジークをBGMとして流してきた。
Musique de Table、食卓の音楽、本来王侯貴族の食事、その他、楽しいひと時を過ごす、生活に欠かせぬ部分を形成する音楽であった・・・
アーノンクール、ウイーン・コンツェントゥス・ムジクスのCD4枚のターフェルムジーク、全曲盤は4時間を越える大曲。
食事の雰囲気を壊さない穏やかな曲を4枚の中から選曲し、ライナーノーツに丸印、それにしたがって毎夕食前の忙しい時にオートチェンジャーに収納された4枚のCDに選曲したトラックをセットする、
これが意外に手間取る、間違える、思いもよらない曲が流れ、慌てたり、お食事のサービスがスムーズに流れなくなったり・・・
そこでCD-Rのまだない頃、カセットは問題外、手間を省くには、選曲を間違えなくするためにはMDに曲を落とすしかなかった。
今日はCD-Rに焼くために、新たな選集を作るために4時間以上かけ、全曲聴きなおす。この曲をこんなにじっくり聴いたことがあっただろうか。
あらためてアンノンクール指揮、ウイーン・コンツェントゥス・ムジクスのオリジナル楽器を使った演奏の美しさ、生き生きしたリズムのすばらしさに気付き愕く。
これがいつもMDで聴いていたターフェルムジークと同じとは到底思えない・・・
MDプレーヤー壊れてよかったと思うほど、選曲もいい、音もいい、時間をかけ、ようやく出来上がった一枚のターフェルムジーク選集のCDのできばえのよさに心から満足する。
今年も第30回桧原湖一周ファミリーサイクリング大会が開催された。
例年は5月の最終日曜日、だが今年は震災の影響で今日、7月24日の開催となった。
幸い晴天、裏磐梯の美しい湖畔の風景の下、高原らしい涼やかな風、絶好のサイクリング日和に恵まれた。
参加者はおよそ1、000人、この厳しい福島の環境にもかかわらず例年とそれほど変わらない。
ファミリー、若者、80歳を超える高齢者、それぞれがそれぞれのスタイルでサイクリングを心底楽しんでいる。
給水所で冷たい麦茶のサービスのお手伝いをさせていただいている私でさえ、一緒に楽しくなってしまうようなイベント。
あなたも是非、来年はこの楽しい裏磐梯のイベントに参加してみてはいかがでしょうか。
サイクリングといえばこれも恒例のイベント第6回裏磐梯スカイバレーヒルクライム大会が9月4日に開催されます。体力に、自転車に自信のある方、挑戦してみてください。
あちこちでノリウツギの白い花が見られる季節になってしまった。
本格的夏がやってきてしまった。
すでに7月も下旬、だが裏磐梯は例年になく静か。
静か過ぎる。
夏のざわざわする賑わいがほしい。夏にふさわしいざわめきがほしい。
お客様チェックアウト。
さてどうしようか。庭にはいつばるのは今日はご免だ。
いわきの海にでも行って見ない?そうしようか。
磐越道を一気に、太平洋の海に、四倉の海に車を走らせる。
四倉の道の駅、やはり・・・
海辺の風景は津波の爪痕。瓦礫、廃屋、復興は思いのほか進んでいない。
小名浜に向かって海岸通を南下、台風6号の名残か、波高く荒れた濁った海、殺伐とした風景。
波高い新舞子浜の浜辺を歩く。望んでいた磯の香り、広い砂浜、打ち寄せる波、この海が荒れ狂い、もう考えるのはよそう・・・
台風の影響か、浜辺に打ち上げられた大量の貝殻、美しい巻貝の貝殻でも探してみよう。
ライアンの娘の映画のように、アイルランドの美しい浜辺を歩んでいるかのように。
大きな巻貝を見つけ、その貝殻を耳にあて貝殻から湧き上がる潮騒を聞いてみたい・・・
残念ながら海岸をずっと歩いてみたが、大きな美しい巻貝を探すことはできなかった。
たった一つ小さな、小さな数センチの巻貝を拾い、家路に着く。
快晴。空気が乾燥していて爽やか。
日陰では涼しいというより寒く感じるほど。
はいつくばって庭の雑草取り。涼しいのでこんな作業も気分がよい。
森を抜ける夕陽、白いアナベルの美しさが際立つ。隣のエゾアジサイ、プシロステモンのピンクもとてもいい・・・
今日は裏磐梯の火の山祭り、明治21年7月21日の磐梯山の水蒸気大爆発によって犠牲になった500人近くの人々、その鎮魂の慰霊祭である。
慰霊祭の後は桧原湖湖畔で花火大会、今年は裏磐梯の旅館、ペンション、ホテルにお泊まりの、あの忌々しい震災、痛ましい被災者の方々、
1,000人を越える裏磐梯に身を寄せる被災者の方々に元気なっていただくためのお祭りでもある。
残念ながら夕方、さらに気温下がり15℃、祭りには寒すぎる・・・
台風の影響を受け、雨を覚悟していたが裏日本気候の裏磐梯はまったく雨が降らない。
たっぷり肥料を芝生にまいたのに拍子抜け。
雨が降りそうもないので、諦めていたコガネムシの駆除をいやいや行う。咲き残ったバラの花やつぼみ、若葉を無遠慮に食べ荒らす小さなコガネムシ、かわいそうだが意を決して。
L.D.Braithwaiteの花にはコガネムシの被害ない。久しぶりに目を向けたL.D.ブレスウエイトの赤い美しさも悪くない、とおもう。
たった2,3日の連休なのに年のせいかとても疲れる。さて今日は家でだらだらと過ごすか、それとも・・・
結局、出かけることに。
西会津から山都、川入、緑深い飯豊山山麓をドライブ。時々小雨、飯豊山の姿はずっとない。
だが、お気に入りの音楽を聴きながら、くねくねと曲がりくねった道を勝手気ままに車を走らせ、さまざまに展開する瞬間の風景に満足する、たったそれだけ、それでいい。
眠気はない。
途中飯豊山登山口、川入、飯豊の出湯にゆったり浸かり疲れをとる。
帰宅後、夕暮れ、7時過ぎ、美しい夕映え・・・
ナデシコが満開。
植えてから2年ほどになるが、こんなに面積を広げ見事に咲いたのは初めてのこと。
ナデシコといえば今朝のなでしこジャパンのワールドカップドイツ大会優勝は日本中を熱狂させた。
一階のダイニングルームで朝のテーブルを準備していると2階の部屋から一斉に大きな歓声が聞こえる。
あ、これは奇跡的に同点になったなー、と。
はたしてその歓声は澤が同点のゴールを決めた瞬間だった。
ほとんどのお客様はW杯を、なでしこジャパンの奇跡的活躍を早朝から観ていたらしい。
寝不足でお帰りの車の運転、ちょっと心配・・・
長いホースを引き回し、庭の水遣り、これが一仕事。
幸い井戸のポンプがいまだ健在、この日照りで半日は動きっぱなし、20年以上壊れることなく頑張っている。
庭の片隅、オカトラノオが咲き始めた。数年でどんどん面積を広げ、何本もの白い花穂を立ち上げている。
この暑さ、涼しい日陰のトラノオに止まったサナエトンボはずっと動かない。
人間もこうしたいものだが・・・