残念ながら急な転勤など有り、長男家族の姿はない。
次男家族と平成最後の大晦日の宴。
肴は極上のおせち(姉手作り)、合わせる酒は景虎(那須 K氏)、14代(東京 I氏)からのプレゼント。
なんと幸せなことだ、ただただ感謝。
今宵の宴はモエ・エ・シャンドンの乾杯から。
新しい年、皆、平穏無事に過ごせるように、祈る。
残念ながら急な転勤など有り、長男家族の姿はない。
次男家族と平成最後の大晦日の宴。
肴は極上のおせち(姉手作り)、合わせる酒は景虎(那須 K氏)、14代(東京 I氏)からのプレゼント。
なんと幸せなことだ、ただただ感謝。
今宵の宴はモエ・エ・シャンドンの乾杯から。
新しい年、皆、平穏無事に過ごせるように、祈る。
朝食を食べながら、居間の窓越しに吹雪の裏庭をぼんやりと眺めている。
明日も一日吹き荒れるのだろう。気分は重く、どこまでも沈み込んでゆく。
気晴らしに好きな音楽でも聴いて過ごすしかないだう。
平均律を一日中、Afanassiev、Schiff 、Ashkenazy、Richter・・・気がふれたようにバッハを聴き続ける。
12月25、26、27日
義兄の葬儀、釜石に行く。やはりダメだった。
辛い3日間、最後の兄弟を失った妻の深い悲しみ・・・
死は遅かれ早かれ平等に訪れる、これ以上いたずらに嘆き悲しみ落ち込むはやめよう、と思う。
12月23,24日
孫娘のピアノ発表会、長岡に行く。モーツアルト、K545ソナタとハチャトリアン、トッカータの2曲、
いずれも想像していた以上に見事に弾きこなす、中学受験も、よく頑張た、大いに褒めてやろう。
群れから離れた一匹のオスザル、裏磐梯ではあちこちで作物を荒らし、
いろいろ悪さをする悪猿として有名らしい。
我が庭にもしばしばやって来た。春はチューリップ、ユリなどの球根、
夏は菜園のジャガイモ、トマト、インゲン、ブルーベリーなどを食べ荒らした。
電気柵を作るつもりもないし、来年は菜園を諦めようと思っている。
食べ物の少ないこの時期、餌台のひまわりの種が標的、既に何度襲われたことか。
餌台のポールにポールズヒマラヤンムスクの枝をぐるり巻きつけたり、
地面に竹槍をたくさん差し込んだっり、割れたガラスを撒いたり・・・
家の中から眺めていると、人間の様子をうかがいながら、一気に餌台に飛びついて餌台を落としている。
人間を恐れる様子がない、実に頭がいい上に、ふてぶてしい。
負けてなるものか、と今日・・・
壊れた餌台を強化、ポールを2m50cmに伸ばし、更に有刺鉄線をグルグル巻にした。
そんな作業を家から眺めていた妻が、ヒマワリの種はどうやって入れるの?
しまった、手が届かない。猿以下か、知恵が回らない。
その都度踏み台を使って入れればいいさ、まー様子を見よう・・・
積雪3、40cm。
アプローチ、ほとんど埋まってしまった車、駐車場、私道、
出かけるための除雪に1時間半を要した。
雪だるまが作れそうな湿った重い雪。
除雪機がそんな雪を飛ばすためにディーゼルエンジンが喘ぎ、黒煙を吐き出す。
スピードを出すことができず、思わぬ時間がかかり、不快極まりない。
明日は家周りの除雪か・・・ああ、先が思いやられる。
昨日車の中で聴いたAM放送の焚き火の楽しい話が刺激になる。そうだ、家の中で焚き火だ。
すっかり忘れていた、焚き火の楽しさを、ファイヤー・スクリーンの存在を。
早速今日、物置のファイヤー・スクリーンを探し出し、ストーブのドアを開け放ち、着装。
薪のはぜる音を、ダイレクトの熱い赤外線を、オレンジ色の美しい炎、激しさを・・・思い出した。
外は激しい雪、2時間ほど音楽を聴きながら家の中の焚き火を楽しむ。
初代アンコールはファイヤー・スクリーンが付属品だった。今はオプションらしい。
だが、部屋の中で焚き火、激しさゆえにあっという間の、燃え尽きてしまう泡沫の饗宴。
やはり、家の中の焚き火は晴れの日の楽しみにとっておこうと思う。
薪ストーブがない昔、熱効率の悪い暖炉を一日中燃やし続けることは手間がかかる上、
経済的にも大変なことだったに違いない。
薪ストーブを発明したベンジャミン・フランクリンに改めて感謝。
雪のない道を、今日は足を伸ばして須賀川の翠ケ丘公園のひだまりを歩く。
気温は12°c、歩くと軽い汗を感じるほど。青空、無風、絶好の散歩日和。
広大な丘陵地に散らばった六十首を刻んだ万葉歌碑を探し、読みながらのブラブラ歩きはとても楽しい。
花の香り、あ、桜が咲いている、冬ザクラだろうか?数十本の桜並木・・・
君がため 浮沼の池の 菱摘むと 我が染めし袖 濡れにけるかも
柿本人麻呂
昼近く妻と秋元湖まで散歩。冬ごもりの運動不足解消のため、毎日歩きたいのだが。
気温-3°c、今日も真冬日で終わろう。
森閑とした秋元湖、風無き水面にぐるり取り囲んだ山々を映し込む。全面結氷はまだ先だ。
箕輪スキー場が見える。
ゲレンデではたくさんのスキーヤー、ボーダーがパウダースノーを楽しんでいることだろう。
家の森を抜け甲府沼に。沼は既に全面結氷、真白き雪原に化すはもうすぐ・・・
小雪舞う中、福島市に買い物。家を出るにも車の除雪作業から、
いよいよ、という思いだ。
土湯峠の箕輪スキー場はすでに初滑りを楽しむたくさんのスキーヤー、
あすの週末は大賑わいだろう。
およそバッハで知るグレン・グールドらしからぬ情緒豊かなブラームス、10の間奏曲集を聞いているとき、
あ、この曲・・・思わす声を出してしまう。
映画ジェッシィ・ストーン、訣別の海を観ているとき流れる曲、この美しい旋律、曲は何?
ずっと気になっていた、そのブラームスが間奏曲変ロ短調 作品117-2であることを知る。
映画ジェッシィ・ストーン、主人公は小さな街、パラダイスの警察署長。
町の誰もが、彼がアルコール依存性であることを事を知っている。
町の老婦人に心の安らぎを得るためブラームスを聴を聴きなさい、と。
早速、ブラームスのIntermezzo(間奏曲)集のLPを買ってきて、ソファーに深々と座り、
ジョニ赤を飲みながら間奏曲変ロ短調 作品117-2を聴きいるのである。
映画ジェッシィ・ストーンがとても好きである。全9作品、よく観る。
その影響を受ける、ジョニ赤、飼い犬、
本気でアイリッシュ・セッターの子犬を探したり・・・年甲斐もなく。
(アイリッシュ・セッターの登場は最新の9作目、4番目の真実)
ドカッと来るかと思った雪、カーテンを勢いよく引けば肩透かし、積雪はわすか10cmほど。
薄日差し始めた雪の庭を走り回り、処理を忘れている鉢、ホースリール、などボイラー室にしまい込む。
この冬の気がかりのこと、例年に比べ、餌台にやって来る野鳥の数が異常に少ない。
例年夕方にはヒマワリの種を補充しなければならなかった。この冬は数日たっても餌台がカラになることがない。
どうしたことだろうか? 何かよからぬことがおこらなければいいのだが・・・
窓ガラスを流れる雨、この雨はやがて雪に変わるだろう。
雪待つ森の歪んだ風景を眺めている。
ヨーヨー・マのハイドン、チェロ協奏曲が流れている、この穏やかな安らぎ、
最近、ハイドンの深い森を彷徨い続けている。膨大な交響曲に、弦楽四重奏曲に・・・
昨日は日帰りで片道330km、義兄の病気見舞いに釜石に行った。
雨の高速道路の長距離ドライブは妻が3分の一ハンドルを握ってくれたとは言え、心底疲れた。
今日はハイドンを聴きながら、だらけた一日を過ごしてもいいだろう。
裏磐梯では光回線の普及が早かった。
既にBフレッツ ニューファミリータイプを利用して10数年は経っているだろう。
今となっては早いと思っていた最大100Mbpsの速度は遅い。(実測では10%以下くらいだったか?)
そのサービスも2020年1月をもって終了になることを知り、フレッツ光ネクストに移行手配した。
昨日その工事も終了した。謳い文句の1Gbpsの速度はともかくとして、
現在使用しているパソコンでの速度測定では200Mbpsくらいは出ているようだ。
まあまあ、ネット環境はより快適になったと言えるだろう。
ちょっとした失敗もあった。SR500KIというホームゲートウエイはレンタル料もかかるし、必要なかった。
ひかりTVの関係で前から使用していたAtermWR8600Nを取り外すこともできない。
ルーターが2つ・・・ 今までのAtermWR8600Nで事足りたのであった。
恵みの暖かさ、肉体労働は軽い汗さえ。
冬ごもりの準備、最終段階、順調に進む。
夕方、また薪をポーチ一杯に運ぶ。五列、予定通り。
これで春まで薪運びの苦役から解放されるだろう。
ポーチの薪が少なくなる、それは輝かしき春がまた巡ってくる、ということだ。
激しい雨、時折雪が混じる。
こんな日は家にじっとしているに限る。
自室の窓越しに森を眺めている。
ナナカマドの赤い実、暗い冬枯れの風景の中に青い葉を残しているのはサマースノー、
つるバラの冬囲いがまだ終わっていない、明日は天気が良いらしい、終わらそう、と思う、が・・・
赤々と燃えるFFストーブの前、今は音楽に安逸に流れる時に身を任せている。