裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

カマキリ・・・まるでエイリアンににらまれているようで

2005年08月31日 | Weblog
久しぶりのバラの手入れ。カマキリのまるで映画のエイリアンのような、なんともおぞましい視線に遭遇する。カマキリはもちろん複眼。眼の中の黒い瞳孔は実は偽瞳孔と呼ばれるもの。光の反射によって生じ、見る角度によって移動する。単眼は額にある。とは言うものの・・・(庭にて)
明日からカーティスクリークの遅い夏休み。日記は一週間お休みです。
コメント

Souv.de la Malmaison・・・ マルメゾン宮殿の思い出

2005年08月30日 | Weblog
ナポレオン妃、ジョセフィーヌは大の植物好き。パリ郊外のマルメゾン宮殿の庭園でプラントハンターの集めた植物を育てた。中でも特にバラを好んだ。多くの学者や園芸家を集め、バラの研究をさせた。19世紀、バラは飛躍的に発展したが彼女の果たした役割は非常に大きかった。残念ながら この美しいバラ、スヴェニール・ド・ラ・マルメゾンはジョセフィーヌ死後生まれた。彼女はこのバラを見ることができなかったのだ。(庭先にて)
コメント

コクワガタ・・・燈火に集まる虫の中には

2005年08月29日 | Weblog
玄関の明かりにいろいろな昆虫が集まるが、コクワガタもそのひとつ。庭の柳の樹液を吸いにやってきたものだろう。不思議なことに灯りに集まるコクワガタはメスばかり。立派な角を持ったオスがやってこないのはなぜだろう。
コメント

ソバナ・・・蕎麦菜、岨菜、杣菜、いろいろ説あり

2005年08月28日 | Weblog
名前に関しては若葉がソバにいているから、岨(崖、急な斜面)に生えている山菜だから、杣人がこれを摘み食料にした、杣菜がなまってソバナ、と諸説ある。私は最後の説をとりたい。ともあれ食べてしまうのはかわいそうな気がするほど清楚な美しい野草である。(秋元湖畔の小道にて)
コメント

またまたツリフネソウ・・・今度は黄花

2005年08月27日 | Weblog
庭の片隅、赤花 ツリフネに続いて黄花ツリフネが咲き出した。赤花より数は少ない。花の形が独特で、ついカメラを向けてしまう。カメラ写りのいい不思議な花である。更に数は少ないが白花もあるいう。出会ってみたいものだ。
コメント

シラカバ・・・たくさんの種を飛ばし・・・

2005年08月26日 | Weblog
窓の外、シラカバの枝にぶら下がる果穂、やがてたくさんの種を飛ばすことだろう。このシラカバもどこから飛んできた種が発芽し、その苗を定植したものだ。元来吾妻、磐梯山系には白樺は自生しない。すべて人間が庭木として持ち込んだものが元だ。残念ながら裏磐梯の風景に白樺は似合わない。(カーティスクリークの窓辺にて)
コメント

コオニユリ・・・夏の終わりの・・・

2005年08月25日 | Weblog
嵐の前の暗い草原の中にポツンと一輪、散りかけたコオニユリの花が咲いている。いかにも夏の終わり、祭りの後、といった寂しさを漂わせている。気温19℃、肌寒い。11号台風、無事通過してほしい。(秋元村道にて)
コメント

秋の匂い・・・ツルフジバカマの花が・・・

2005年08月24日 | Weblog
お盆を過ぎ、裏磐梯の朝夕はめっきり涼しくなった。伸びたススキの穂がゆれる草むらの中、ひときわツルフジバカマの紫が目立つ。尚、ツルフジバカマは秋の七草、フジバカマとはまったく関係がない。これから裏磐梯は一気に秋に向かう。(秋元の村道にて)
コメント

リンゴ・・・今年も小さな実をつける

2005年08月23日 | Weblog
「明日、世界が滅びるとしても今日、あなたはりんごの木を植える」 開高 健がよく色紙に書いた言葉だが、常に希望を失わない、絶望しない覚悟を胸に裏磐梯に居を移すと同時にリンゴの木を植えた。それから13年、毎年小さいながら実を結ぶ。
コメント

ツリフネソウ・・・インパチェンス、ホウセンカと同属とは

2005年08月22日 | Weblog
川沿いの草むらにツリフネソウが咲き出した。毎年、その面積を広げている。この花がアフリカホウセンカ(インパチェンス)ニューギニアホウセンカ(ニューギニアインパチェンス)など広く栽培されている園芸品種と同じ仲間ということをはじめて知った。よく観察すればすぐ納得できることだが。(庭の片隅にて)
コメント

ミヤマアカネ・・・赤とんぼにもいろいろあって

2005年08月21日 | Weblog
羽のやや内側に褐色の帯が深山茜の目印。カメラマンを警戒して逆立ち状態、この赤トンボは警戒するとこんなポーズをとるという。それにしてもお見事、かわいらしい。(秋元湖堰堤の草原にて)
コメント

ゲンノショウコ・・・私の好きな・・・

2005年08月20日 | Weblog
現の証拠、下痢止めの薬効がすぐに現れるのでなずけられたという。ごれほど誰もが知っている薬草は珍しい。ハクサンフウロ、ゲラニュームと同じフウロソウの仲間。今日、車に乗るとき偶然足元で見つけ、うれしくなり、早速・・・
コメント

ヤママユガ・・・天蚕(テンサン)とも

2005年08月19日 | Weblog
玄関の燈火にいろいろの昆虫がやってくる。翌朝、壁に居残ったぎょっとする昆虫の代表にヤママユガがある。その大きさといい、色といい、見てあまり気分のいいものでない。天蚕と呼ばれ、繭から絹糸をとるため盛んに飼育されていた時代もあったが、バブル崩壊後、高価な天蚕糸の需要が減り飼育農家は減少してしまったという。
コメント

ヤマハギ・・・秋の七草

2005年08月18日 | Weblog
萩の花 尾花葛花 なでしこが花 をみなえしまた藤袴 朝顔が花 (万葉集 山上憶良)古くから秋の七草として歌われてきた萩、夏から秋へ、季節の変わり目に咲く花の代表といえる。ここで歌われた朝顔とは桔梗のこと。(甲府沼にて)
コメント

トノサマバッタ・・・子供のころ 青年のころ それぞれ思い出が 

2005年08月17日 | Weblog
トノサマバッタ・・・子供のころ夢中で草原を駆け回り、追いかけた記憶が鮮明に残る。それはまたヘミングウェイを読み漁った若きころの記憶につながる。二つの心を持った川?ニック(ヘミングウェイの分身)は一人川のほとりにキャンプし、マスを何日も釣り続ける。フライラインの先、フックには生きたバッタ。そんな静かな人生にあこがれたものだった。(秋元湖堰堤にて)

コメント