ふと窓の外に目をやると、側のバラの小枝にオニヤンマが止まっている。そっと網戸を開ける。
30センチと離れていない。ヤンマはじっと動かず止まったまま。
カメラを近づけシャッターを何度も押す。もう飛んでいいかね、そんなタイミングでヤンマは飛び立つ。
庭に立つとヤンマが勢いよく飛んでくる。羽音が頭をかすめる。まるでじゃれているかのように。
そんなヤンマはいつも同じヤンマのような気がするし、呼べば飛んでくるような気がしてならない。
ふと窓の外に目をやると、側のバラの小枝にオニヤンマが止まっている。そっと網戸を開ける。
30センチと離れていない。ヤンマはじっと動かず止まったまま。
カメラを近づけシャッターを何度も押す。もう飛んでいいかね、そんなタイミングでヤンマは飛び立つ。
庭に立つとヤンマが勢いよく飛んでくる。羽音が頭をかすめる。まるでじゃれているかのように。
そんなヤンマはいつも同じヤンマのような気がするし、呼べば飛んでくるような気がしてならない。
晴天、とても気分がよい。
さー、今日は行った行為に一つでもガツンと満足できる何かをしよう、と思う。さて・・・
8月もお仕舞い、夏もお仕舞い、そろそろ火が、早くも薪ストーブの揺らめく炎が恋し季節になってしまった。
気になっていた壊れた煙突の修理、業者に電話しようかと思っていた、が・・・
突如DIY、やってみようか、そんな気分になる。この青空のなせる業か・・・
屋根からの落雪で飛ばされた煙突、その後一時しのぎで長さ不足の煙突をそのまま使用、ドラフトが弱く、強風のたびに煙の逆流に悩まされ続けてきた今年の春。
飛ばされ保管されている煙突の分解、ロッキングバンドをはずし、ラウンドトップ、直筒、曲がりの3パーツに。
一般的には6インチが主流だが、あえて8インチ(内径20センチ)、重量級のセルキルクの2重煙突を使用している。長い直筒では20㎏を超える、重い。
だが、20年使用した経験から8インチ煙突の優位性は明らか、煙突掃除はほとんど必要なし、ラウンドトップにこびりつくコーンフレーク状の黒い物体を落とすだけでいい。メンテナンスフリーといってもよいほど。
よろよろと煙突を担いで梯子を昇り、長い直筒をはめ込んだときの快感、ロッキングバンドをパチンと溝にはめ込んだときの満足感、やったー、できた。ランドトップをねじ込み、ステンレスワイヤーを張リ作業終了、要した時間およそ2時間。
こうなったら徹底的にDIY、キャタリスタの交換は来年にしてガスケット、接着剤、耐火セメント等すぐに手配しよう、その作業が終了したらすぐにストーブに点火しよう。
揺らめく炎の見ながら・・・
今年は咲かないと思っていたパステルクラウドが咲きはじめた。
小輪ながらとても美しい。
パステルクラウドはシルバチカムの血が入ったハイブリット種、初夏咲きと聞いていたのであったが・・・
そばにある親のシルバチカムは今年も元気に芽吹き、昨年以上に咲いてくれるだろうと期待したが一輪も咲かなかった。
周辺にたくさんのこぼれダネが発芽し、元気に育ち始めたのであったが・・・
理由がわからない。とても好きな好きなゲラニウムだけに来年に期待しよう。
天気がよい。
久しぶりに荒れた庭の手入れ。
植え込みに入り込み、這いつくばって雑草取り、大量に汗をかく。遅々と作業は進まない。
2区画でギブアップ、今日はもういいだろう。
3時、シャワー、そしてデッキで昼食兼夕食。焼肉、ビール、赤ワイン。
日暮れが早くなった。
デュシェス・ド・ブラバンが美しい・・・
今年の春手に入れたゲラニウム スターマンが初めて咲く。
アサマフウロの選抜種、葉の形、咲く時期、花色、花形、やはりアサマフウロに似ている。
花、一回り大きく、花色艶やか、花数多く、魅力はアサマフウロを凌駕する。
今年はアサマフウロの開花が例年に比べ早くすでに満開。
スターマンもそれにあわせるように。
ティーローズが一斉に咲き始めた。
アンナオリビエが、フランシス・ドゥブリュウイが、マダム・アントワ・マリが、デュシェス・ドゥ・ブラバンが、あの気難しいティプシー・インペリアル・コンキュバインも咲いている。
あぁ、マダムブラビーがなんと美しいことか・・・
ラ・フランス、このバラも私のお気に入りの十本に名を連ねる、咲いている、咲いている。
ラ・フランスの片親のこのマダムブラビーもお気に入りに入れてしまおうか・・・
買い物の帰り道、猪苗代の広大な水田を縦貫する農道を通る。色づき始めた稲田の中に幾枚もの白いカード、花盛りのソバの畑、休耕田に植えつけられたソバ。
宮沢賢治、グスコーブドリの伝記のソバの畑、凶作の象徴のソバだ。今日ではオリザは丈夫で病気に強い、イモチ病、冷害にも強い。
オリザ(稲)の水田が減ってソバ畑が増えるのはグスコーブドリの世界とはまったく逆、オリザが取れすぎてしまうから。
オリザを植えずにソバを作る、賢治がこんな風景を、時代を知ったら魂消ることだろう。
暗いミズナラの森、鮮やかに存在を主張するもの。ホウキダケ。 有毒のきのこ、ハナホウキダケ。
間もなく山はきのこの季節、実りの季節。
今年の秋が実り豊な年になりますように、栗、ナラ、ブナ・・・木の実がたくさん実るように。(23日撮影)
今日、24日は私の・・回目の誕生日。
孫、子供たちからの贈り物、甥、奥様、姪からのfacebookから祝いの言葉、いくつになってもとても嬉しい、感謝。
好きな音楽を聴きながらザ・グレンリベット、そして今は カルヴァドスの香りに酔いしれている・・・
相変わらず天気が悪い。それでも昼過ぎから薄日差す。
不動滝を見たい、と突然。
このごろはいつも雪の季節、氷の季節の滝ばかり、緑の森の中の瀑布を見たい。
ミズナラの森を通り、急坂を登れば不動滝だ。
いつも雪の急坂は立派な石段、すっかり忘れていた。歩きやすい。大股で一段一段休まず登る。
さすがキツイ。登りきれば、汗をかき、肩で呼吸。明日は鈍った体、足の筋肉痛必定だろう。
静かな緑の中の瀑布、轟々と落水の音を響かせ、滝壷から水しぶきを吹きあげる。
来てよかった、家から30分足らずで来ることができる滝なのに・・・
帰りの急坂の石段を数える、142段たいしたことないなー
郡山の帰り道、母成峠を越える。
気温20c以下、すでに薄手のセーターを着てちょうどいい。
ススキの穂がたなびき峠はすっかり秋、暗雲低迷、心の底にジーンと物悲しさが沈み込む。
こんな日は滅入ることなく気分を明るくしようと思う。
さあ、早く家に帰って温かい鍋をつつき、少し暖めた日本酒を楽しもう、体を温めよう。
今日も寒く暗い一日。
小雨降る暗い庭、ルイ・フィリップの鮮やかな赤がそんな重苦し雰囲気を吹き飛ばしてくれる。
明日雨が止んだら荒れ果てた庭の手入れでもしようと思う。
今日も重苦しい曇天、時々雨、気温低く肌寒い一日。
鉢植えのバラが咲き始めた。雨止み、バラにつられて庭にでる。
荒れた庭を歩く。庭のはずれにツリフネソウが咲きはじめた。この花が咲き始めるともう夏は終わり、いよいよ・・・
ピンクのツリフネソウに混じってキバナのツリフネソウを発見、愕く。
庭でキバナを見るのは初めて。
いったいどこからやってきたのだろうか。ホウセンカのように遠くから種を飛ばしてこの庭にやってきたのだろうか?
久しぶりにレイクラインを通って福島市に行く。
今年は福島の有料観光道路、ゴールドライン、レイクライン、スカイラインなどがすべて無料になった。
紅葉の時期はよく利用するが、この時期の通過は初めてだ。緑の森に沈む湖がいい、小野川湖、桧原湖、秋元湖がいい。
橋上を歩き、深い緑の中を流れる中津川渓谷を俯瞰する。誰もいない。錦秋の頃には考えられないことだ。
霧深い土湯峠を越え、福島へ。買い物を済ませ、蕎麦屋で遅い昼食。
これも久しぶり、赤人気、ぬる燗二合。昼酒。
初秋を思わせる、気温21℃、肌寒い一日。
曇天、昼過ぎから時々雨、暗いうっとうしい一日。
身内の不幸があって2日家を留守にした。
昨年10月、一緒に新宿で天麩羅を食べ、酒を飲んだ、おいしそうに食事を楽しんた15歳年上の義兄の死であった。
最近いずれや訪れる死を身近なものとして考えている。そろそろ身辺の整理、縮小を考えなければと思う。
手始めに今後読まないだろう本、使わないだろう物の処分、身辺を取り囲むすべてを軽くすることを少しずつ進めなければならない、そんな年に踏み込み込んでいる。
高齢の書道家が10数年先に使用する和紙をねかせるために毎年手に入れ続ける、学者が本を手元に買い集め続ける、絶望的に使用しないであろうものを・・・
こういう考え方もあろう、生き方もあろう。
数ヶ月前、車の中で何気なしにNHKラジオビタミンで聞いた身辺整理の勧め、ゲストの名前は忘れた、その考え方に同感、私の人生はこうありたいと、すぐにでも実行しようと思っていたが・・・
増やすことよりも減らすことを心がける、少しづつ実行しようと思う。
滅入る心を明るくする、美しいもの、ヒュームズ ブラッシュ ティーセンテッド チャイナが・・・
庭でゴマダラカミキリを初めて見つける。
カチッとした作り物のように見え、動くのが不思議に思える。
不気味、それでいて美しい。
ゴマダラカミキリは幹を食い荒らし、成虫、幼虫とも植物には大変有害な昆虫だという。
だが、捕殺するまもなくどこかに消えてしまった。目立つ色彩にもかかわらず意外に逃げ足が速い。