裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

秋深まる安達太良山を登る

2014年09月30日 | 歩く・登る

 

昨日は沼尻より秋深まる安達太良山を登った。数年前に登ろうとしたが胎内岩付近で美しい紅葉とおいしいお弁当にすっかり満足し、

あっさり諦め下山してしまったことがあった。

再チャレンジ、無事登山を果たす。

沼尻登山口7時40分、船明神山9時40分、安達太良山山頂10時30分、鉄山山頂11時15分、石楠花の塔11時40分、胎内岩12時30分、

沼尻登山口13時50分。

会津バラ会に出席する妻を猪苗代に送ったその足で沼尻に向かう。登山日和、快晴。

急いで家を出たのでカメラを忘れる。準備不足、撮影はiphone5sで済ます。美しい風景を前にして残念なことだ。

一気に急坂を登る。すぐに風景が展開するので気分がよい。紅葉が予想以上に進んでいる。

風が強い。硫黄川側、沼の平側にスパッと崖が切れ落ちているので時々肝を冷やす。

広大、荒涼とした沼の平の噴火口を見下ろす。あまりにも悲惨な御嶽山の登山者を襲った突然の噴火事故、

いつの日かいずれこの沼の平も・・・

硫黄の匂いいっぱいの沼尻温泉で登山の汗を流し、下山。

硫黄川、沼の平をぐるっと一周した山旅は快適無事に終わった。

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色づく庭の木々

2014年09月27日 | 日常生活

ヤマザクラ、そしてつツタウルシ、紅葉始まる。

今年の裏磐梯の紅葉は早い気がする。

雨が少なく、日照時間が長い、昼と夜の気温差が大きい、そして台風の影響も少なかった。

今年の紅葉、例年になく美しいのでは・・・

見事な紅葉、期待できる。

近いうちに久しぶり、沼尻から安達太良山に登ってみようか、と思う。

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色づく稲田

2014年09月26日 | 日常生活

買い物の帰り道、黄色く色ずく広大な稲田の中にただただまっすぐ伸びる道を走る。

左に磐梯山、進む方向に吾妻山の青い山並み。

数日もすれば稲はすべて刈り取られ、あらわになった大地には白鳥がシベリアから冬を引き連れてやってくる。

磐梯高原の秋はあっという間だ。

 

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最後の薪割り

2014年09月23日 | 薪ストーブ

玉切りされ、まだ割られぬまま積まれた薪が4分の一ほど残っている。

乾燥の進んだ薪は割ることが難しくなる、気になる。

パワーの小さい電動薪割り機では直径25cmを越える薪では刃が撥ね返されてしまう。

玉切りしたらすぐ割るのが鉄則、2時間ほどかけて薪の不快な縦引き作業、2ヶ月も放置した付けを払うことになる。

だがこの作業をすることによって縦引きした溝に薪割り機の刃を合わせれば簡単、快適に薪をど真ん中から割ることができることを知った。収穫。

薪作業場に2列、ポーチの天井までぎっしり積んだ2列、そしてアプローチに積まれたこの一列・・・・

爽快な秋空の下で今年の薪作りの作業はほぼ終了した。

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リス・・・そしてウインターズ・ボーン

2014年09月22日 | 庭の野鳥・野生動物・昆虫

今日もさわやかな秋晴れ。

ウッドデッキに立つと頭上で聞きなれない鳥の声が聞こえる。

鳴き声の主を探せばそれは樹上を走り回るリスだった。一匹、2匹、縄張り争いだろうか?

カメラを取りに部屋に戻ってもまだ走り回っている。

庭の周辺にはクルミ、クリ、アカマツが豊富、リスにとっては暮らしやすい環境なのだろう。

リスといえば・・・

ミズリー州の寒村、アメリカ社会の底辺、明日の食べ物さえ事欠くヒルビリーの生活、

軍隊に入隊するか、麻薬を生業にするしかない貧しい村、行方不明の父親、

そんな中で17歳の少女は精神を患う母、2人の幼い兄弟を支える。

食べ物を得るために小さなリスを狩猟し、皮をはぎ、内臓を抜く・・・生きるため、壮絶に逆境に立ち向かう少女。

ウインターズ・ボーン、忘れることのできないすばらしい映画だ。映画作りに携った人々の才能、力量のすごさを感じる。

庭に捨てられた古タイヤ、トランポリン、スケボー、何気ない風景さえも美しい映像となってしまう。寒々しい、だがなんと美しい映像だろうか。

ああ、近年の日本映画のお粗末さといったら、いったいどこまで落ちて行くのだろうか・・・

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一輪のバラを愛でる

2014年09月20日 | Roses

秋の澄み切った大気に香るバラ。

ゆったりとした、落ち着いた気分でバラを愛でる。

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燃え続ける薪ストーブ

2014年09月18日 | 薪ストーブ

夕暮れになるとぐっと気温が下がる。

赤々と燃える薪ストーブが恋しい。

ストーブの前にカーペットを敷き、揺り椅子を置いた。

秋が進むにつれ椅子に座り、音楽を聴き、本を読み、酒をすすり、静かにまどろむ時間がどんどん多くなることだろう。

早、ウルシ、サクラの紅葉が始まっている庭、

今日も芝刈り機で芝を刈った・・・

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蕎麦あれこれ

2014年09月17日 | 飲む 食べる

車の定期点検、会津若松に行く。

曇天、重苦しい。国道沿いに広がる刈り取り間近の黄色く色づいた稲田、そして蕎麦畑。

広大に展開する風景に自然と心和む。

頂を雲に隠す磐梯山、そして蕎麦畑、まもなく新蕎麦の季節だ。

蕎麦といえば福島のお気に入りの蕎麦屋が相次いで廃業・休業してしまった。

まことに残念なことである。

昨日は蕎麦を食べにわざわざ那須に行った。

向かった先は那須の森の中に佇む石心というお蕎麦屋さん。女将の頓狂な声にも今は慣れてしまい、これもいいものだ、と思う。

店構え、器、細い蕎麦(それぞれ好みがあろう)、繊細な薬味、そして常温濃い目のそばつゆがたっぷりはいった徳利、田舎のお蕎麦屋さんにないもの、私が蕎麦に求めるものがここ石心にある。

田舎の蕎麦やさんの多く、私には到底理解できない、蕎麦自体を云々する以前の問題、乱暴、いい加減な薬味、器、箸、つゆ徳利なし、冷蔵庫でギンギンに冷やした粗末なそばつゆ・・・

改善してほしい。

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ブットレアに蝶群れる

2014年09月10日 | 庭の野鳥・野生動物・昆虫

今日もカラッとした晴天。

久しぶり庭で長い時間を過ごす。

芝刈り、雑草取り、いつもの作業・・・

庭がすっきり、とても気分がいい。

ブッドレア花盛り、蝶が数十頭舞っている。

よく観ればほとんどメスグロヒョウモン、茶色いオス、黒っぽいメスは少ない。

ブッドレア、バタフライブッシュ、これでやっと蝶が好んで蜜を吸いに集まってくるのを確認できた。

今回の山陰、山陽の旅、ブッドレアをたくさん植え込んだ蝶花壇と銘打った駅前広場?を見た記憶がある。

だが、たった数日前にもかかわらず、それがどこであったか思い出すことができない。

困ったものだ。

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足立美術館 大観と日本庭園 

2014年09月07日 | 

山陰、山陽を訪れた旅、鳥取、島根、山口、広島、岡山を巡る旅から帰った、

出雲、津和野、安来、萩、宮島、倉敷・・・初めて訪れた地から帰ってきた。

特別感動的な出雲大社、足立美術館の横山大観と庭園、これはまさに日本の美の極致、といったら褒め過ぎだろうか。

そして美しい街並み、知的に美しい街並みの萩・・・

近年これほど美、美しいものに心動かされたことは少ない。

今回訪れた好対照な地・・・出雲大社と厳島神社、萩と津和野・倉敷、足立美術館と大倉美術館。

これについて多くを語る必要はないだろう。

 

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早 薪ストーブ

2014年09月02日 | 薪ストーブ

4,5日前から薪ストーブが燃え続けている。

8月だというのに薪焚き人は過ぎ去る夏の悲しさ、寂しさを、紛らわすためかのように薪ストーブに火を入れた。

今日もストーブの前に座り込み、薪の燃えるオレンジ色の炎を見つめている。

手にはTEH GLENLIVET GUADIANS、お客様のT氏から頂戴したNadurraのグラスを抱える。

陽光いっぱいの夏の浜辺にいるかのような心地よい炉辺、

深い香りと味わいのシングルカスク、Nadurraの強烈なパワーに酔いしれている。

この上ない贅沢な、静謐な時間が流れる。

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