珍しく一日雨降らず。
秋元湖湖畔、水面を吹き抜ける爽快な風が堰堤を越え、生い茂る草原を揺らす。
その中に、ネジバナ、こんなところに。
いったいどこからやってきたのだろうか。
ピンクの花序、たった2本、ほかに見当たらない。
ゆれる小花、丁寧にカメラに収める。
珍しく一日雨降らず。
秋元湖湖畔、水面を吹き抜ける爽快な風が堰堤を越え、生い茂る草原を揺らす。
その中に、ネジバナ、こんなところに。
いったいどこからやってきたのだろうか。
ピンクの花序、たった2本、ほかに見当たらない。
ゆれる小花、丁寧にカメラに収める。
いつも飲むビールはプレミアムモルツ。生ビールが発売された直後、外食した折、銘柄も知らず飲んだが、そのおいしさ、香りの高さに驚き、いったいこのビールは何、と思わず問うてしまう。
プレミアムモルツです。
その後、一般向けにビン、缶ビールが発売され、爾来ずっとこのビールを愛飲している。
だがその感動はとうに薄れ、今は惰性で飲み続けている。品質が落ちたか・・・
東京に行った折、Tホテルで飲んだ生ビールがとてもすばらしかった。日本のビールではなかろう、念のため銘柄を尋ねる。恵比寿ビールです。ああー
ビールを変えようと思っていたそんな時、妻がサントリーがビールのサーバーキャンペーン、絶対もらえるキャンペーンをやっている、という。
うまいビールが飲みたい、サーバーを手に入れよう。残念なことに営業で大量に使っているビンビールにはポイントシールが貼ってない。
まずは浅ましくも飲み終わった空き缶入れからポイントシールを剥がす。暗算の早い妻の計算ではあと500ml、2ケース、350ml1ケース買えばサーバーがもらえる120ポイントになるという。
早速いつもの酒屋からその3ケース、そしてシールを張る台紙も。
ポイントを集める、こんな作業をもっとも面倒ぐさがる私が懸命にやっている、缶からシールを剥がし台紙に貼り、上シールを剥がし7桁2行の数字のシリアルナンバーを入力している、
ごく小さい数字、入力ミス、作業が遅々として進まない、イラついているそんな私の姿を見て妻がシリアルナンバーを読み上げてくれる。それからはあっという間の作業、120ポイントを超える。
サーバーゲット、これで一段とおいしいビールが飲める、だがよくよく見ればサーバーが届くのはおよそ一ヶ月先だという。
ああ、これでは夏も終わってしまう、早く来いよ。
貴重な晴れ間、一日雨降らず。
こんなことは何日ぶりだろうか。長雨で荒れてしまった庭に立つのは辛い。
伸びきった芝、倒れこみ腐ってしまった草花、長雨にもめげず元気なのは雑草とアジサイ。
秩序を失った庭、だが泣き言ばかり言っても始まらない。
まずは稲のように伸び地面を覆う雑草取り、ああ、去年の手抜きの付け、エノコログサのまるで稲のような・・・
明日も晴れ芝が乾いたら刈ってやろう、見違えるように庭に秩序が回復することだろう、そう願う。
青いエゾアジサイとアナベルの白い花、カンゾウの花も咲き出している。
裏磐梯の梅雨はまだ明けていない。
連日の猛暑に晒されている地方のニュースを聞くたびに裏磐梯の現在の涼しい気候を梅雨とはいえ、このままでいいと思ってしまう。
今日は一日曇天、雨降らず、草刈、芝刈りに半日、伸びきった芝をやっと刈ることができた。
昨年植えたロウグチがたくさん花をつけている、隣にはプリンセス・ダイアナ・・・
これですっきりした気分で庭を、花を眺めることができる、幸せな落ち着いた気分で過ごす事ができる。
昨日福島市に買い物目的に出かけたとき、
不意に土湯峠付近でハンドルを左に切ってスカイラインに入ってしまう。毎度の無計画・・・
久しぶりに浄土平を散策してもいい、高湯出口の蕎麦屋で蕎麦を手繰るのもいい。
梅雨空の下、だが気持ちよく風吹き抜ける浄土平湿原の木道、気分爽快なランブリング。
ここにもあちこちにコバイケイソウの白い花、今年は当たり年らしい。咲かない年はどこへ行ってもこの花をほとんど見ることができない。
どのような条件が揃えばこの花が咲くのか、明確な答えを私は知らない。
今年も行くことができなかったがあの時の西吾妻山のコバイケイソウは見事だったな・・・
明日からまた梅雨空に戻るらしい。
急遽、雄国沼のニッコウキスゲを見に行く。
梅雨の晴れ間をを見逃さないハイカーたちの雄子沢駐車場に入りきれない車、R459の路肩に駐車する長い列・・・
我々も登山口から数百メートル離れた路肩に駐車、ワーこんなこと初めてだ、続く人の途絶えることのない登山道、近年ニッコウキスゲ咲く雄国沼の人気はすごい。
青空の下、雄国沼の湿原に咲くニッコウキスゲの大群落、これほどの見事な黄色い絨毯も多くはあるまい。
来てよかった。
家の近くにこんなすばらしいところがあることを幸せに思う、誇りに思う。
暮れなずむ初夏の庭。
早、バラの季節は過ぎ去ろうとしている。
ピークにある今、過ぎ行く最高の季節に喜びよりも寂しさ、憂いを感じている。
デッキの椅子に座りそんな初夏の夕暮れの庭をじっと眺めている。