裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

美しいコントラスト

2007年08月28日 | Weblog
花盛りのソバ、そしてグラジオラス。まるで異質の花、美しいコントラストとの邂逅におもわず車を止め、見入ってしまう。明日からそんな邂逅を期待して短い短い旅に出ます。
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オミナエシ・・・女郎花

2007年08月27日 | Weblog
今日はオミナエシ。いざ探してみるとなかなか見当たらないのに驚く。ようやくオトコエシを撮影した近くに見つけることができた。全国的にオミナエシが少なくなっているという。この平凡な秋の七草が少なくなってきているということをこうして実感すると、とても寂しい気がする。別名、粟花。オミナメシ転じてオミナエシ。
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オトコエシ・・・男郎花

2007年08月26日 | Weblog
秋元湖村道はススキの白い穂が風にゆれ、もはや初秋。そんなススキを背景に白いレースを思わせる花がたくさん咲いているのに気付く。なんという野草だろうか? 早速図鑑を調べる。驚いた事にオトコエシ(男郎花)という。オミナエシ(女郎花)の黄色、それに似た白花をオトコエシ。まるでトンチクイズのような・・・知らなかった。語源を探ると、女郎花→黄色→粟飯→女飯(おみなめし)、男郎花→白→白米飯→男飯、こんな説にぶつかった。男尊女卑、面白いとばかり言っていられない。だが、図鑑にある女郎花より剛強な感じがあるので男郎花、という説より断然説得力があるように思える。
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Tradescant

2007年08月25日 | Weblog
西に傾いた太陽光線が森を抜け、トラディスカントの花びらを透かす。美しい。イングリッシュローズの中で最も好きな赤バラといえる。生みの親オースチンの評価が低いのはなぜだろうか。暴れる樹形が災いしているのだろうか。Tradescant・・・ 名はイギリス国王チャールズⅠ世のおかかえ庭師、植物学者、且つプラント・ハンターだったトラデスカント親子にちなむ。プラント・ハンターとして航海に出向き、今日英国では馴染みとなっている数々の植物を持ち帰っている。バラの他にも彼等の功績の偉大さは消えることのないツユクサ科の属名Tradescantiaとして残っている。
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Archiduc Joseph

2007年08月24日 | Roses
今日のアルシデュック・ジョゼフは親のMadame Lambard譲りの本来の複雑な花色と違って至って素直なピンク。これもまたティーローズ、アルシデュック・ジョゼフの魅力的な顔の一つなのであろう。
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ミヤマアカネ

2007年08月23日 | 庭の野鳥・野生動物・昆虫
ミヤマアカネが好きだ。草原を飛び回るたくさんの赤とんぼの中からついミヤマアカネを探してしまう。そしてしつこく追い回す事となる。ミヤマアカネはそれを察したかのようにカメラを意識し、ポーズをとってくれる。羽の茶色い帯、赤い偽縁紋、色彩華やか、締まった小ぶりの体型、アキアカネとは比べ物にならないほどいい。(秋風の吹く草原にて)
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紫燕飛舞(ツーヤンフェウー)が美しく

2007年08月22日 | Weblog
紫燕飛舞 ツーヤンフェウーと読む。繰り返しよく咲く魅力的なバラ。中国で作出されたとされていたがこれがどうも怪しい。アメリカではMaggieという名で流通している。(ウイリアム・ウエルチがルイジアナで発見、マギーとは彼の義理のお母さまの名前)国色天香はグルス・アン・テプリッツ、香粉蓮はスベニール・デリゼ・ヴァルドンというように、中国に渡ったヨーロッパのバラが中国人によって漢字で名前をつけられた、とする説が今では有力である。どうしてこの魅力的なバラがヨーロッパに残らず、アメリカ各地で生き残ったのか、いつ、誰が、どこで、作出したのか疑問は残ったままである。
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猪苗代湖夕暮れ

2007年08月21日 | Weblog
気付かぬうちに日暮れが早くなっている。4時だというのにもう太陽は西に傾いている。湖畔に立つと苗代湖は太陽光線を反射し、眩しくきらめいている。とは言うものの日中は相変わらずの残暑続く。
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桧原湖と吾妻山

2007年08月20日 | Weblog
吾妻山、そして白雲。静けさを取り戻しつつある、もはや秋の気配漂うきょうの桧原湖。
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白花ゲンノショウコ

2007年08月19日 | Weblog
庭のゲンノショウが咲きだした。小さい花ながら美しい立派なゲラにウム。フウロソウ科フロソウ属 学名ゲラニウム・ツンベルギィ(Geranium Thunbergii)、優れた健胃整腸剤として知らない人はいないほど有名な薬草。だが残念ながら日本の美しい原種のゲラニウムとして語られることは少ない。西日本には赤花が多く、東日本では白花が多く自生する。事実裏磐梯で赤花を見たことがない。英国のプラントハンターが赤花を持ち帰ったため、海外でゲラニウム・ツンベルギィと言えば赤花タイプを指し、白花タイプはレア物扱いされているという。ゲラニウムのお好きなあなた、庭にゲンノショウコを植えてみては・・・
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早、水辺にミソハギ揺れる季節に

2007年08月18日 | Weblog
裏磐梯に居を移して16年。仮住まいに小野川湖のほとりにある借家。2階の窓辺に佇めば眼前に小野川湖が広がる。毎日のようにフライロッドを振ってバッシングに興じた。そんな時、対岸に群れ咲くミソハギ。1991年の夏だった。あっという間の経過であった。(小野川湖にて)
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Emanuel

2007年08月17日 | Weblog
久しぶりの雨。今年の夏は気温高く、乾燥しているためかコガネムシの食害がひどく、バラの花は満足に咲かない。雨の中、エマニュエルが無傷に咲く。古いイングリッシュローズであるが美しく香り高い素敵なバラ。黒点病に弱いという理由でこの世から消えようとしているのは寂しい気がする。
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暑さ和らぐ

2007年08月16日 | Weblog
息抜きに近くのコンビニへ買い物。帰りに秋元の小高い丘に寄り道。高原の爽やかな風が夏草の生い茂った草原を吹き抜ける。磐梯山が真正面に立ちはだかる。今年はこの山に登ってない。秋になったらリンドウ咲く静かな山にゆっくり登るとしよう。
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Malva alcea Fastigiata

2007年08月15日 | 庭に咲く草花
春に植えたマルバ・アルセラ ファスティギアータ咲く。知らぬ間に面積を大きく広げている。買ったときに付いていたタグによればアオイ科マルバ属、マロウとも言い、和名をタチアオイ、とある。よく見受けるタチアオイとだいぶ様子が違う。欧米では広く栽培されているようであるが、日本ではまだそれほど知られていない。なぜだろうか。
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散水

2007年08月14日 | Gardening
強い太陽光線で地面はカラカラ、毎日3,4時間かけて撒く。スプリンクラーから立ち上る霧はとても見ていて気持ちが良い。水を惜しげもなく使えるという事は夏の日のちょっとした贅沢といえるのかもしれない。
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