9時近く急遽、蔵王に向かう。
エコーライン、リフト、あっという間にお釜。
下界は茹だるような残暑、だが蔵王を吹き抜ける涼風の心地よさ。
初秋の花々盛り。
美しさを失ったコマクサあちこち、あ、白花か?
夏の残滓か・・・哀れ、山の夏は過ぎ去った。
9時近く急遽、蔵王に向かう。
エコーライン、リフト、あっという間にお釜。
下界は茹だるような残暑、だが蔵王を吹き抜ける涼風の心地よさ。
初秋の花々盛り。
美しさを失ったコマクサあちこち、あ、白花か?
夏の残滓か・・・哀れ、山の夏は過ぎ去った。
ここ数日、ひかりTVをHDに録画した映画をノートPCにダウンロードしている。
その映像をPC TVPlusのレンダラー機器で再生、というタブを偶然発見し、居間で使っているBRABIA(SONYのTV)に
HD画質で観ることができること知った。ホームシェアーリングのような機能なのだろう。チューナーがなくとも
もうBLU-RAYに焼く必要がない。十数本ダウンロードするつもりが50本以上既にダウンロード。
レンダラー機能を使って一番のお気の映画を居間のTVで観た。wowowで放映していればブルーレー・レコーダーで録画できたものを。
wowowoは若者中心の番組構成、古い名画の放映が少な過ぎる不満が老人にある。
そんな名画は深夜にでも放映してくれれば録画できるのだが、ただし吹き替え、ご免・・・
清順,大正浪漫三部作「ツィゴイネルワイゼン」「陽炎座」「夢二」そして「Barry Lyndon」
やはり「Barry Lyndon」はキューブリックの数多くの作品の中でも最高傑作、と言い放ってもいい、と思う。
なんという映画だ、映像美、映画の極致、改めてこれらの作品を心の底から鑑賞できる悦び、感動を驚を覚えた。
清順、キューブリックともにこの世の人でない。原田芳雄、藤田敏八、樹木希林・・・黄泉の国。
もうこのような映画は創り出されることはないだろう。
大正浪漫三部作、よく食べ、飲むシーンがある。私は何故かそんなシーンがとても好きだ。
すっぽり肩まで湯に浸かる長い徳利。その全てが美しい、すぐにでも手に入れたい。
昨日は私の誕生日、もう何回はよそう。無理を言ってこの季節にすき焼き、ちぎりコンニャク、酒(人気酒造)所望。
そして今日は、徳利、銚子、そんな連想から妻と銚子ヶ滝へ行く。今日も夕食は酒、そして田舎風煮染め所望、酒の肴に。
(我ながら何度歳を重ねても短絡的、単純、馬鹿な人間か、と思う)
標高800メートルに住む住民はほとんど夏日を知らない。
8月も今や秋虫の音が盛んに聞こえ、日が暮れれば窓を閉める。
それでも続く残暑、ふと涼を求めて小野川不動滝にゆく。
水量豊富、豪快な瀑布。立ち上る飛沫、もはや涼しさを通り越し寒いほどだ。
残暑厳しい庭で暑さを楽しむようにあちこちに元気に咲く花、フロックス。
毎年大株に育った白花のフロックスをあちこち移植しようと思うだけで終わってしまう。
花魁草(オイランソウ)との呼ばれることもあるようだがどれも謂れがすっきりしない。
バラがポツポツ咲いている、が、近寄って見る気がしない。消毒を一切しないので花はコガネムシの餌食。
例外、朝日の中にたった一輪、無傷に咲くCéline Forestier(セリーヌ ・フォレスティエ)の香り、そして美しさ。
一切経山、魔女の瞳を目指して7時に家を出る。
8時前には浄土平駐車場到着。一切経山を目指す。
だが、残念なことに不正確な情報だった。火山活動が収まりつつあるとは言え、まだ直接登るルートは封鎖されたまま。
鎌沼経由の登山道の一つが解禁されただけ、あっさり一切経登山は諦める。
とはいえ鎌沼の相変わずの美しさ、初秋の花々の美しさには感動の連続であった。それに吹き抜ける風の爽やかさ・・・
そんな環境に包まれ、頬張るおにぎりの美味しいこと、婦夫揃って3個ペロリ。そしてデザート、桃の美味しいこと。
ほとんど観ないひかりTVの契約を解約した。
9月1日クロネコがチューナーを引き取りに来ることになった。
ひかりTVに繋いだHDには1T、2,300タイトルの映画が録画されている。
チューナーなしでは観ることができない。だが、調べれば残して観たいのは10数タイトルに過ぎない。
返却期限の1日までにパソコンにダウンロードしたい。数年前その目的のため既にPC TVPlusというソフトを導入、
ダウンロード、DVDに焼くことも実験済み。さて本番、PCにダウンロード、臨む。
だが、原因不明エラーメッセージの連発。ダウンロードできない。数年のうちにPCの環境が変わってしまったためか?
あれやこれや試みるも全てダメ。手に入れたばかりのノートPCにPC TV Plusを導入して試みてみよう。
さてと・・・昔、SONYからメールで送られてきたライセンス・キーは何処?再度購入するのもバカバカしい。
古いメール検索、やっとキー発見。こんなことで午前中の時間を費やす。予想通りノートPCに入れたPC TVPlusは問題なくダウンロードOK。
だが1タイトルに要する時間、1時間以上、明日はチューナーを有線にしてみようと思う。
さて、ソフトをノートPCに導入するために外付けDVDドライブを昨日AMAZONに頼んだ。早い、それが今日10時前に届いた。
早速DVDドライブを使ってホームページビルダー、LotusなどのCDROMをノートPCに問題なく導入。
未だIBMのLotusを使っているなど信じられないだろう。とはいえ今更officeを導入しようとは思わない。
HD画質で録画したものをDVDに焼くのでは意味がない。
ノートPCにダウンロードしたものを焼くために外付けBRドライブも手に入れなければならないだろう。
閉じこもりは禁、午後、気持ち良い風吹き抜ける秋元湖湖畔、妻と散策。
明日は久しぶり、一切経の魔女の瞳にでも登ってみようかと思う。
厳しい残暑続く。
強烈な日差しの下、オレンジの色彩のダリアがさらに強烈。
だが、そんな強烈な中に何故か忍び寄る秋の気配を感じる。
高原はすぐに秋。
薪ストーブが恋しくなり、火を入れる日が待ち遠しい。
昨年野草店で見つけ、植えたソバナが今年も咲いた。
山渓カラーガイド、山の花Ⅰでソバナを知った。
ソバナ、忘れることのできない、とてもいい名前である、が、
その後フィールドでこの花に出会ったのは数度しかない。
山渓カラーガイドが出版されたのは昭和42年、私が社会人になった年だ。
週休2日なんて夢の夢、とんでもない高度成長期の鬱屈しきった新人サラリーマン、山に行く気力など・・・
そんな時代、手にした本、当時としてはとても美しいカラー図鑑、写真家の三宅修や白旗史郎が解説をしているので
身近で植物学者の学術的な堅苦しいものでなく、憂さ晴らし、読み物としても楽しかったのだ。
ソバナの語源は杣人がそれを摘んで食料とし、杣菜と言われたのがなまってソバナとなった・・・とその図鑑にある。
本当か、眉唾か?そこが楽しい。
晴天、気温25°c、夏日。いよいよ裏磐梯も本格的夏。
長梅雨、荒れ放題の庭の手入れ。まずは草刈り。
ナイロンコード使用の草刈り機は小石が痛いほど飛ぶので防具は絶対必要。
メッシュのフェイスシールドのついたチェーンソーのヘルメットを使い、
長袖、長靴、炎天下の猛烈に暑く辛い作業、2時間。
川沿いを刈るとき何故かオニヤンマが近づいてくる。
回転するナイロンコードに巻き込まないよういらぬことに気を遣う。
蝶道か、毎日カラスアゲハがやってくる。
ますは風呂、疲れた、芝刈りは明日にしよう。
東北南部はようやく梅雨が明けたようだ。
強い夏の日差しに誘われ、秋元湖散策。
湖上にはフィッシングを楽しむ釣り船浮かび、青空には眩しい夏雲。
爽快な風吹き抜ける水辺にミゾハギ、草原にはネジバナ。
ああ、また山に行きたい・・・