時は初秋、気温21°c、とても過ごしやすい。
ススキの原が秋風にそよぐ。久しぶりに秋元湖まで散歩。
千貫まで足を伸ばす。花を育て、愛でた住民はずっと前に去り、今や廃屋、そして廃園。なんとも侘しい秋の風景。
裏磐梯でもますます勢力を伸ばす特定外来生物オオハンゴンソウ、今ではすっかり裏磐梯の秋の風景の一つになってしまった。
ススキの原にもオオハンゴンソウの侵食が始まった。やがてやあの頑強なススキさえも駆逐してしまうのだろうか。
時は初秋、気温21°c、とても過ごしやすい。
ススキの原が秋風にそよぐ。久しぶりに秋元湖まで散歩。
千貫まで足を伸ばす。花を育て、愛でた住民はずっと前に去り、今や廃屋、そして廃園。なんとも侘しい秋の風景。
裏磐梯でもますます勢力を伸ばす特定外来生物オオハンゴンソウ、今ではすっかり裏磐梯の秋の風景の一つになってしまった。
ススキの原にもオオハンゴンソウの侵食が始まった。やがてやあの頑強なススキさえも駆逐してしまうのだろうか。
ようやく午後から雨上がり、久しぶりの青空。
弱い、だが夏の日差しだ。
明るい庭、赤いダリアが何箇所かで咲いている。
ああ、存在をすっかり忘れていたクライスラー、どうしてだろうか?
大好きなダリアなのに、
唯一名前の知っているダリア、飯綱高原、フィールドノートさんにいただいたダリア・・・
忘れていた。
今日も朝から雨、すでに夕暮れのように暗い。
自室の窓越し、暗い深い森の手前にブッドレアが白く咲き始める。
2日間、2人の孫娘と付き合い、遊んだ老夫妻は疲れ気味、静かな雨をかえって好ましいものと思っている。
居間に7.1chのAVアンプを入れた時、自室のサブ・ウーファーを移動してしまった。
ブック・シェルフSPの奏でる音楽は大音量が普通の自分にはとても寂しい。
どんなブック・シェルフSPでも重低音の再生は無理、到底マーラーやブルックナーを聴く気になれない。
数週間前に安物のYAMAHAのサブ・ウーファーをまた自室に買入れた。
チェリビダッケの「ロマンティック」、妻から苦情が出ぬ程度の大音量で聴いている。
チェリビダッケに心酔、じっと聴き入っている。落ち着く雨、大いに歓迎だ。
8月24日、73回の誕生日迎える。
手巻き寿司が好きだ。
田舎生活者に美味しい寿司は無縁、居を移し、つくづく感じたことがこれだった。
異郷での生活が始まった頃、頻繁に仙台、新潟にまで足を伸ばした。だが最近は全くしない。
美味しい寿司、今の我々は手巻き寿司を食べること、それで満足している。
今日も郡山の魚屋で魚を買ってきて手巻き寿司を楽しんでいる。
実にお手軽簡単な手巻き寿司、まずは一番肝心な海苔、大森の親類から贈っていただいている田庄の海苔、
本鮪中トロ、真鯛、ホタテ貝柱、かんぴょう、きゅうり、玉子焼き、光り物の嫌いな妻、
コハダは別皿、そして知人から送っていただいた加島屋の醤油漬けイクラ。
体調不良で3日間禁酒していたアルコール、今日は解禁。
プレモルのうまいこと、マグロの香りの良きこと、大葉とコハダとパリパリの海苔と酢飯と、ああなんと旨いことよ・・・
今日も雨、今年の夏はどうしたことだろう。
20年ほど前の冷害、猪苗代ではお米が一粒も実らず、青田刈りの大凶作。
そんなことにならないことを祈る。
暗い庭に鮮やかにダリアが咲き始めた。赤、黄、白、紫・バイカラー・・・
銅葉、ポンポン、カクタス、ボール、シングル、・・・
これから霜が降りるまで咲き続ける。
実はダリアについて私は悲しいほど無知、我が庭に咲くダリアの名前をひとつすら知らない。
地方では美味しく食べさせてくれる店がない、どうしても東京でなければ、という食べ物がある。
寿司、焼き鳥、うなぎ、蕎麦・・・特にうなぎ。
天然ものだから、養殖だから、といったことではない。
店主のこころ心構え、伝統、職人技、店を支える客、そんな文化が一体となってうなぎの味を支えているからだろう。
うなぎが好きで東京にいた頃は美味しいと言われる店を訪ね歩いた。
明神下神田川、竹葉亭本店、麹町秋本、飯田橋石ばし、野田岩・・・
数年前、TVで観たプロフェッショナル・仕事の流儀、
野田岩のご主人、金本兼治郎氏のうなぎ職人として仕事に立ち向かう真摯な姿勢に感銘を受けたものだった。
今日は知人から送っていただいたその野田岩のうなぎを食した。添えるものは菜園から木の芽、香の物、お酒、シンプルにうなぎを味わう。
レトルトではあるがさすが野田岩、自宅で野田岩の美味しさが味わえるとは信じられない。(写真が下手でうなぎの照りを捉えられない)
裂き3年、串刺し3年、蒸し、焼き一生、職人がいかに焦げ目なく飴色に焼き上げることに心血を注いでいるかが解る。
とろり溶けてしまうふっくらとした柔らかさ、口中にうなぎの旨さ、香りが広がる。何年ぶりだろうか、美味しいうなぎを食すのは・・・感謝、感謝。
ああ、黒塀の門をくぐり、広々とした座敷に座り込み、庭を眺めながら焼き上がりを待つ時間、ゆっくり酒を飲む、
明神下神田川でゆっくりうなぎを、酒を、そんな贅沢をしてみたい、と思う。
そうだ、今夜は桂文楽演じる鰻の幇間、聴きながら眠りにつくことにしよう。
夏の庭、ごく小さな菜園、毎日何かが収穫できる。
サルに荒らされた今年のジャガイモの収穫はごくわずか、2,3kg。
それでも収穫したばかりのキタアカリの肉ジャガは我々にはこの上ない料理となった。
今日の収穫はインゲン。毎日ひと握りほど取れる。柔らかく、甘く、香り高い。
どんどん色づくプチトマト、たった2本のトマトだが食べきれないほど実っている。
嬉しい幸せなことだ。
自己満足の極み、家庭菜園、それでいいと思う。
きょうも台風の影響下、曇り、時々雨。到底庭に出る気は起こらない。
鬱陶しい気分を晴らすためにお気に入りのSchiff(27歳1980年アナログ録音)のピアノソナタを聴いている。
ベーゼンドルファーの金属的なピーンと響く高音の余韻も今では心地よい。そしてアナログ録音最後期、DECCAの録音がとてもいい。
モーツァルト ピアノソナタに入れ込んだのは1983年頃から分売され始めた内田光子を聴いてから。
世はLPからCD、デジタルの時代へ。遅ればせながら私がCDプレーヤーを手に入れた頃だった。
18曲のソナタ全曲デジタル録音が終えたのが1985年、7枚のCDが分売される都度、待ち構えるようにして手に入れた。
爾来、CDをMP3に変換し、walkman、iphone、そして1枚のCDに焼きなおして聴き続けており、今でも内田のソナタが絶対であり、
評価基準になってしまった。その後手に入れた世に評判のいい1956年モノラル録音のLili Krausもダメ、Haeblerも気に入らない。
私の好きなピアニスト、シフのソナタが例外的に全曲すんなり聴き通すことができた。
ごく最近Amazonプライムミュージックで見つけた新録音のピリスも全曲通して聴いていないが素晴らしいものだった。
これもいずれお気にいりになるだろう。
ようやく長い東北の梅雨が明けた。
夏の庭、手早く用意のできる鉄板焼きの昼食、夏草茂るアルカディアにて。
シャゥエッセン・ソーセージ、マルちゃんのソース焼きそば、ターン・オーバー目玉焼き、採りたてのナス、キュウリ。
強い夏の日差しを避けるパラソルの下、パリッと弾けるシャゥエッセン、キャベツたっぷりマルちゃんソース焼きそば、ナス、シャキっとしたキュウリのスティック、
すべてが無上に美味しい。そしていつものプレモルそしてエール。
すべでが質素、だがこんな夏のひと時を過ごせる幸せを強く意識する。今の我、憂いなし。
緑の庭、点の美しさ、へメロカリス、ユリ・・・