ゲラニウムがあちこちで咲きだした。ゲラニウムが大好きな人間にはたまらない季節。
ごくわずかグレーがかった新色のファエウムの発見、
そしてステファニー、サブコウレッセンス、チシマフウロ、メイフラワー、エリザベス・アン・・・
今日はここまでにしよう。
ゲラニウムがあちこちで咲きだした。ゲラニウムが大好きな人間にはたまらない季節。
ごくわずかグレーがかった新色のファエウムの発見、
そしてステファニー、サブコウレッセンス、チシマフウロ、メイフラワー、エリザベス・アン・・・
今日はここまでにしよう。
ゲラニウム・ファエウムが咲き始めた。
このゲラニウムの和名がクロバナフウロ、この美しいフウロソウにふさわしくない名前、どうにかならないものかといつも思う。
いろいろな花色、花形の小花、風薫る5月の庭に揺れる、揺れる・・・
なんと美しいフウロソウだろうか。
あちこちのファエウムが咲きだしている、が
遅咲きのGeranium phaeum 'Albam'白いファエウムははまだ咲かない。
今年の早春に伐採したアカマツの陰にあったコナシが満開。
樹高4メートルはあろうこの大木のコナシになぜ気づかなかったのだろうか。
庭にコナシが2本存在する、新しいコナシの発見は心躍るものがある。
6月初旬、快晴続きの上高地、誰もいない静寂そのものの小梨平で過ごした数日のキャンプ。
青き梓川の流れ、白き満開のコナシ、青空を突く高き穂高の峰々・・・
それは幼い息子2人、妻、私、家族4人で過ごした夢のよな数日間であった。
6月初旬はまだマイカー乗り入れ規制のない30数年前の極上の上高地、
コナシの白い花を見るとどうしてもその記憶につながってしまうのだ。
森から野鳥たちのモーニングコーラス、目覚める、時刻4時半。
居間のカーテンを開ける。樹間から朝焼けの磐梯山が透けて見える。
もうじっとしていられない。カメラを持ち、朝露の芝生に足跡を残して甲府沼へ。
湖面から立ち昇る朝霧、赤い磐梯山、今日も素晴らしいからっとした晴天の一日が約束された。
今や庭のあちこちに広がったツルハナシノブの青や白が満開、何物にも代えがたい幸せな美しき5月のわが庭。
庭に動くものがある。
目を凝らせばそれはノウサギ。
本来夜行性の彼らにしてはとても無用心。
しばらく庭のあちこちをカンガルーのように飛び回っている。
くるくるした黒い瞳が愛らしい。
雨の止んだ合い間、熱塩加納の花美氏から頂いた大量のダリアの球根を裏庭に植える。
氏の庭に咲く見事なダリヤに魅せられ、無理やり頂戴したものだ。
さらに種から育てたアグロステンマ、ヤグルマギク、泥だらけになって・・・
晴天の昨日裏磐梯スキー場から磐梯山に登った。
全く人に出会うことがない荒涼とした噴火口の地、火口壁を、名もない小さな沼沼を眺めながら。
薪がやってきた。新たなプレッシャー加わる。
いつまで薪作りの重労働に耐えることが出来るのだろうか、毎年思う。
細い枝のない全て上質、とても贅沢なナラの原木。初めて納品書を見る。
数量、4棚とある。調べれば1棚とは3立方メートル、従って12立方メートル納品されたということになる。
一冬の薪の消費量がおよそ12㎥、初めてトラック一台分より正確な数字を掴む。
薪焚人として25年、なんとずさんな管理だったことか。
庭のワラビ、ウド初めて少し収穫、タラの芽はすでにほうけてしまった。
これからワラビ、ウド、コシアブラは食べきれないほど出てくる。
山菜は美味しいからといって食べ過ぎるのは良くないらしい、ほどほどにしよう。
家の中から野鳥をそして花を望遠で眺める。
毎日2羽のオスのキビタキがテリトリー争いで激しく飛び回っている。
争いに勝ったキビタキは悠然とした態度でこちらを見つめる、毎年のことだ。
付近に巣作りをし、ヒナを育てるのだろうが出来上がった巣を見たことがない。
2年目のジュンベリー満開、そして今年のヒメリンゴ、ともに花の数がすごい。真っ赤な実をたくさん実らせることだろう。
楽しみなことだ。