裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

今年もやってきた

2009年12月31日 | 庭の野鳥・野生動物・昆虫
餌台にシメがいる。今年もやってきたのだ。黙々とヒマワリの種を割っている。寡黙、孤独、毎年やってくる同じシメのような気がする。そうあってほしい。どこからやってくるのだろうか?カムチャッカ?北海道?
お酒を飲み、紅白をちょっと観て、グレンリペットを飲みながらパソコンのキーボードをたたいている。いつもの年と同じように2009年も間もなく暮れようとしている・・・
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無事一日が・・・

2009年12月30日 | 日常生活
気温低いものの、風なく、青空。穏やかに太陽が沈もうとしている。
2009年も残すところ一日・・・今日も平穏無事、なんとすばらしい事だろうか。感謝。感謝。日輪に感謝。
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凍りついた甲府沼

2009年12月29日 | 裏磐梯・湖沼
林の中の雪面を踏み抜いて甲府沼へ。
たった数十メートルの距離なのに雪に穴を穿ちながらの一歩一歩は疲れる、息が切れる。
全面結氷した甲府沼、だが氷上に立つにはまだ勇気がいる。
沼の真ん中に立ち、周囲の山、吾妻山連山を眺めるのはもっともっと冷え込みが続いた後にしよう。
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ようやく雪に戻る

2009年12月28日 | 日常生活
明け方、雨の音。今朝の気温も高い。どうした事か。
昼過ぎか霙、そして雪へ。郵便局、コンビニ、その他、雑用のため出かける。強い風、そして横殴りの雪。明日はスキー場のコンディションもぐっとよくなることだろう。やれやれ・・・
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沈み行く

2009年12月27日 | 裏磐梯・湖沼
12月の短い日は暖かく、穏やかに暮れようとしている。
師走の猪苗代湖、湖南の夕暮れ、砂浜に佇み、沈み行く日輪を静かに眺めている二人・・・
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雨・・・

2009年12月26日 | 磐梯高原・山・森・花
気温4、5℃はあろうか、とても暖かい。昼過ぎからなんと小雨、厳冬のこの季節に。標高の高いスキー場はさすが雪だったというが・・・
雨に濡れたカンボクの赤い実が実に鮮やか。
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一日青空

2009年12月25日 | 磐梯高原・山・森・花
青空にくっきりと白い吾妻山。
スキー日和、遠く見えるゲレンデでは新雪を蹴散らかしてスキー、スノーボードを楽しんでいることだろう・・・
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凍りつく鶴沼

2009年12月24日 | 裏磐梯・湖沼
氷で閉ざされてしまった鶴沼、もはや水鳥たちの羽を休める水面はない。
ああ・・・太陽、陽光満ち溢れる地、緑溢れる地、花の香り満ち溢れる地、旅したい・・・
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暖かい

2009年12月23日 | 日常生活
昼の気温3℃、とても暖かく感じる。こんな日はとても貴重だ。
この暖かさで屋根の雪がほとんど滑り落ちる。雪国の家は屋根の雪下ろしはしないで済むよう屋根の素材、傾斜角度を計算し、設計されている。それでも厳しい寒さが続くと凍りつき、落下しない場合がある。
ボイラー室の屋根の雪、落ちそうで落ちない。あわれ、いつまもでしがみついている・・・
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薄明光線

2009年12月22日 | 日常生活
郡山からの帰り道、薄暗くなった空からレンブラント光線、走る先はやがて雨、そして走る先の先、磐梯高原は激しい雪・・
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お酒・・・日本酒 ②

2009年12月21日 | 飲む 食べる
40年ほど前、地酒ブームが起こった。口火を切ったのがご存知、越後の銘酒、越乃寒梅。社会人になった1967年ごろ、酒場で飲むお酒は杯をあげるとテーブルも一緒に持ち上がる、といわれたはべた甘、今では考えられない三倍醸造でつくられた酒がほとんどであった。戦中戦後の米不足から生まれた酒増量の必要悪、酒にブドウ糖、調味料、アルコール、水を加え、3倍に伸ばしたカクテル酒であった。当時はコクがある=甘い、であったから、ブドウ糖の混入量も多くなったのであろう。醸造石数割り当て制から生まれた悪習、販売力のある大手、灘、伏見の蔵が弱小の蔵からタンクで酒を買い取る桶買いも当たり前、雑多な酒を混ぜ合わせ、ビン詰めされた乱婚酒、良質な酒が出回る時代背景ではなかった。当時は燗酒、特に熱燗で飲んでいたと思う。バランスの崩れた酒は熱燗でないと飲めなかったのであろう。
時は所得倍増、量から質へ、そして飽食の時代へ。三倍醸造が当たり前の時代でも石高を減らしても三倍醸造に手を染めず、良質の酒を造り続けていた石本酒造、越乃寒梅が注目を集めたのは当然の成り行きだった。酒税法改正、良心に目覚めた地方の蔵が本気で酒を作り始め、注目を集め始める。そんな動きを雑誌が取り上げる。そして地酒ブーム到来だ。
酒の旨さを知らなかった私、そのとき酒の本当の旨さを知る事となる。愛媛、川之江の梅錦、吟醸酒の香り、岡山、賀茂泉、純米酒の芳醇な旨さ、日本酒開眼。
次から次地酒を漁る。香露(熊本)西の関(大分)五橋(山口)久壽玉(高山)真澄(長野)澤ノ井(東京)一人娘(茨城)白瀧(湯沢)栄川(会津)出羽桜(山形)浦霞(塩釜)北海男山(北海道)思い出せない数々の酒・・・飲んだ、飲んだ、そしていつしかふと思った。あれもよし、これもいい、日本全国銘酒、銘酒。
穀類を使った酒、日本酒。残念な事だがぶどう酒の複雑さとは比べようもない。名水、そして磨かれた酒造米、麹、純粋培養された酵母、雑菌のない清潔な環境、低温発酵、腕と舌の優れた杜氏が揃えばすぐに銘酒誕生、後は伝説を待つだけ・・・長期エージングは酒の劣化を招く短命な酒、古酒銘酒が出来ない定め、変化の乏しい単純な酒・・・日本酒を探求する情熱を失ってしまってここ十数年・・・
だがお酒の美味しさは変わったわけでない。
地酒に夢中だったころ、どうしても手に入らなかった酒、寒梅、雪中梅が手元にある。飲む機会が多くなった越後三梅とは言え、初心に戻り、正月のおせち料理とともにじっくり味わおうと思う。時代に媚びず、流行におもねることのない頑固な越後の名酒をこころゆくまで楽しもうと思う。

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雪道

2009年12月20日 | 日常生活
今日も雪がちらついている。
用事でどうしても郡山に行かなければならない。
朝、7時に出発。車の屋根から雪を落とし、エンジンを掛け、凍りついた車を暖める。雪国では車を動かすまでに時間がかかる。ずっと続く雪道、すで除雪車がきれいに除雪作業を終え、走りやすい。近年のスタッドレスタイヤの性能向上は著しい。一昔前のスタッドレスタイヤの性能はひどかった。スリップは日常茶飯、何度車を回転させた事だろうか。後はタイヤの性能を信じ、スピードを押さえ下るのみ。スキー場に車がどんどん登ってくる。そうだ、今日は日曜日。思いのほか用事が早く終わり、家に戻る。1時半だというのにどんどん車が下りて来る。早いなー、まだまだ滑れる時間なのに・・・
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降った・・・

2009年12月19日 | 日常生活
除雪機、初出動。
温室の屋根の雪下ろし3回。よく降った。
更に今夜もまた大雪らしい。
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一日雪

2009年12月18日 | 日常生活
新雪が40cmは積もっている。朝食後、温室の屋根に積もった雪を落とす。屋根の角度が緩やか過ぎた。雪が止んだら屋根を作り直さなければならないだろう。
こんな日は薪ストーブが更に心地よい。ストーブの前にどっかと座り、雪景色を眺めながらコーヒー、更にお茶。動く事が出来ない。
明日も雪が続く。このまま降り続くと積雪は1mを超えてしまうだろう。
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お酒・・・ああ 日本酒

2009年12月17日 | 飲む 食べる
気温がぐっと下がった。お酒の美味しい季節になった。
わざわざ暑い季節に日本酒を選んで飲む気はしない。
人肌、ぬる燗、酒器を選び、料理と一緒に楽しむ食中酒としての日本酒が好きだ。冷たい吟醸酒を飲むことを好まない。吟醸香が料理を台無しにしてしまうことが多い、吟醸酒は食前酒、あるいは食後酒と思う。蕎麦屋で時々我慢しきれずお酒を飲む。福島の蕎麦屋で飲んだ燗酒がとても美味しかった。飲んだ酒の銘柄を訊ねる。二本松の赤人気です。その後何度か飲む、毎度美味しい。本物だ。そこで酒を求めて二本松へ繰り出す。小さな町だ、と高をくくって探したがたどり着けない。酒屋に飛び込んで聞いてもダメ。ここなら奥の松、大七です。人気酒造???
時間切れ、福島に戻って念のためスパーマーケットの棚を見る。ありました。人気酒造、赤人気。ごく普通に並べられている。うれしいやら、ガッカリするやら。
嬉しいこと、日本酒の平均品質が上がって久しい今日、身近に美味しい日本酒、いまだ隠れた無名の正宗がまだまだ存在する事実。
閑話休題、酒のTPO。酒飲みの一人として日本酒に限らず酒を飲むTPOが乱れすぎている事がとても気になる。時(time)所(place)場合(occasion)に応じて酒を選び飲むという事が蔑ろにされすぎている、と思う。
日本酒は蹂躙され続けてきた悲しい歴史がある。40年ごろ前から寿司屋、日本料理店、S社の強引なプロモーションに洗脳され棚に置かれただるま、ウイスキーで刺身が食えるか。今はさすがここまでの破廉恥は少ない。次に地酒ブームに乗って失地回復と思いきや、ここ十数年、更なる敵はウイスキーからショウチュウへ。いつでもどこでも、ショーチユー、ショーチユーの大合唱、酒のTPO完全無視。
オールマイティーの酒なぞ存在しない。せめて繊細な日本料理、繊細な素材、丁寧に作られた料理を味わうときの礼儀として、荒っぽい蒸留酒はやめて丁寧に醸された醸造酒とともに味わいたい、と思うのだが・・・
今度人気酒造の蔵をゆっくり訪ねてみようと思う。
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