裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

バッチャン焼き

2010年01月25日 | 
ベトナムの旅から帰って以来、バッチャン焼きのマグカップを手放す事が出来ない。お茶、コーヒー、紅茶、すべてこれで飲んでいる。とてもしっくり手に収まり、飲み心地がよい。
紅河の長い橋を渡り、車のすれ違いもままならぬ、でこぼこの悪路、フランスパンを売る人、青いグアバを売る露天商、やっと紅河の土手の下に広がるバッチャン村、陶器の村に。
埃っぽい、トラック、バイクで溢れる狭い村のメインストリートの両側はすべてバッチャン焼きを所狭しと並べた店、店、そして工房。薄暗い工房ではたくさんの絵付けを人、釉をかける人、運ぶ人・・・
そんな雑然としたベトナムの村からやってきた今やお気に入りのマグカップ、割ってしまったらどうしよう、すぐ手に入れることは出来ない・・・
重いを我慢してもっと買ってくればよかった、などと後悔している。
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