さて、今日は昨日のブログの続きです。
東京都現代美術館まで 『オラファー・エリアソン ときに川は橋となる』 を見に行った私達でしたが、せっかくなので同時開催されていたもう一つの企画展、 『もつれるものたち』 も見ることにしました。
簡単にいってしまうと、12人のアーティストが、インスタレーションや映像、ドローイング、彫刻等々、様々なメディアを用い、自らの作品を通じて様々な社会的問題を投げかけてくるとう企画です。
若い頃は “~人展” や “グループ展” の様なものはあまり見なかったのですが、そういった展覧会が契機となってそれまで知らなかった才能と出会う機会が多かったこともあり、最近ではむしろ積極的に見るようになりました。
今回特に面白いと思った作品は、オーストラリアのトム・ニコルソンの 《相対的なモニュメント (シュラル)》 と、中国のリウ・チュアンの映像作品 《ビッドコイン採掘と少数民族のフィールド・レコーディング》 の二つかな。普段、映像作品はササッとスルーしてしまうことが多い息子も、リウ・チュアンの作品は熱心に見ていましたよ。
正直、あまり大きな期待はしていなかったものの、結果的にはむしろお目当てのオラファー・エリアソンの作品より楽しませて頂きました。こちらも会期は9月27日まで延長されておりますので、もし 『オラファー・エリアソン ときに川は橋となる』 を見に行く機会があるようでしたら、是非こちらも合わせてご覧下さい。
展覧会を観終わった私達三人は、どこか近所で食事をしようということになったのですが・・・・・・その話はまた明日。
(つづく)