半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

凄すぎて伝わらない?。横須賀美術館で、『驚異の細密表現展 江戸・明治の工芸から現代アートまで』を観ました。

2024-06-22 21:14:40 | 美術館、展覧会
カミさんと二人で横須賀美術館に行きました。




お目当ての企画展はこちら、『驚異の細密表現展 江戸・明治の工芸から現代アートまで』です。中々スケジュールの調整がつかず、会期終了ギリギリに滑り込みで観に行くことになってしまったけれど、期待通り宮川香山の高浮彫で初見の作品を観ることができましたし、木彫関連でも素晴らしい作品を観ることができて大満足でしたよ。






今回、最後の展示室に展示されていたモダンアート作品のみは写真撮影可となっていました。白井良平さんのガラス彫刻達も大変素晴らしかったけれど・・・




やはり一番驚かされたのは前原冬樹さんのこの作品、 ≪一刻 木箱に王冠≫ でした。前原冬樹さんの作品に関しては過去にも2017年の『驚異の超絶技巧! 明治工芸から現代アートへ』2023年の『超絶技巧、未来へ! 明治工芸とそのDNA』でもご紹介させていただきましたが、こちらも負けず劣らずとんどでもない作品でしょう。こうやって見るとただの汚い箱にしか見えないものの・・・




実はこの作品、タイトル通り全て一つの木の塊から削り出された物なんですよ。もちろんこの錆びた王冠も別体ではなく、同じ木から削り出されています。



でもここまで凄まじい作品だと、、説明されないと何が凄いんだか全然わからないですよね(笑)。

この企画展、残念ながら会期は明日、6月23日で終了です。でも、もし何とかスケジュールを調整できるようであれば、是非見に行かれることをお勧めします。

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