※注意 電子レンジには高圧コンデンサが使用されており、感電すると命に関わる危険のある製品です。決して真似をしないで下さい。
5年前に買ったエレクトロラックスの電子レンジ、壊れてスイッチを入れてもウンともスンともいわなくなりました。取説には “この製品の補修用性能部品を製造打切後8年間とさせていただいております” と明記されていたので、エレクトロラックス・ジャパンに電話して修理を依頼したら・・・・・・既にこの製品のサポートは終了しており、対応出来ないとの回答!。何だよ、取説の記載と矛盾してるじゃないか!!。でも怒っていても仕方ないので、自分で修理することにしました。
皆さんご存じの通り、私は機械にはあまり強い方じゃないので、分解する前に側面の配線図を確認することにしました。これを見る限り、高圧コンデンサは日本のメーカーの製品と同じように放電用の抵抗を組み合わせたタイプの様に見えるけれど・・・・・念のため、電源を外し2日間放置してから作業を開始しましたよ。
ココが絶対触っちゃいけない所!。今回は既にコンデンサはスッカラカンになっていたものの、何があるか分からないので安易に触ることは禁物です。
予想通り、この20Aの管ヒューズが切れてました。でも、本当の問題はなぜヒューズが切れたか?ですね。テストや修理にはヒューズが必要ですが、今時こんな管ヒューズなんか持っているヤツは・・・・・・
・・・・・・ココにいました(笑)。備えあれば憂いなし?。
ヒューズを交換してテストしてみた結果、ドアを開けた瞬間にヒューズが切れることが判明。3個あるドアのマイクロスイッチを確認したところ、主ラッチ・スイッチが引っ込んだまま固着していました。犯人は間違いなくココですね。
私は頭が悪いので、ちゃんとマーキングしてからじゃないと怖くて配線を外せません。今抜いたヤツがどこに刺さっていたのかさえ分からなくなります(笑)。
これが外したマイクロスイッチ。どうやらゴミが詰まって動きが鈍くなっていたようで、取り敢えず清掃&給脂でスムーズに動くようになりました。でもまたいつ壊れるか分からないので、念のために部品を手配しておこうかな?。汎用の KW3A というタイプなので、amazonとかでも送料込みで2000円以下で買えますね。
最後にスイッチを再度取り付けてテストしたところ・・・・・・
・・・・・・おおっ、良かった。ちゃんと動いてくれたよ。たった5年で修理不可といわれちゃったことは想定外でしたけど、自分で修理できたのはやっぱりエレクトロラックスのシンプルな単機能の電子レンジだったからなんでしょうね。我が家はビンボーで高額な家電製品をホイホイ買い替えられる程の経済的な余裕はないので、これから先も似たような基準で物選びをし続けるんだろうなぁ・・・・・・