学問空間

「『増鏡』を読む会」、第9回は2月22日(土)、テーマは「上西門院とその周辺」です。

ゴリラ戦・反政府ゴリラ・都市ゴリラ

2006-06-14 | その他
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2006年 6月14日(水)18時24分45秒

ゴリラ(gorilla)とゲリラ(guerrilla)が英語では全く同音、というのはけっこう笑えますね。

>釈さん
>いろいろ
いえいえ。
私も至らぬところがありました。

>筆綾丸さん
真田山陸軍墓地についてはずいぶん熱心に保存運動が行われているようですね。
ところで、所管が陸軍省から大蔵省に移ったとしても、管理事務を分担する行政機関が変わるだけで、所有権は一貫して国(国庫)に帰属しており、また、大阪市に無償貸与しても、国の所有権はそのままで、大阪市は契約上の(債権的)権利を得るだけですから、物権変動はないと思います。
どうでも良いことですが、ちょっと気になりました。

「旧真田山陸軍墓地とその保存を考える会」HP
http://www.jttk.zaq.ne.jp/bacas400/sanaboti/

>関さん
いらっしゃいませ。
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「外国人の明治日本紀行」

2006-06-14 | その他

 前回、「青空文庫」に対して、どうも雰囲気が生真面目すぎてねー、みたいなことを書きましたが、もちろん私はパイオニアとしての「青空文庫」の役割を非常に高く評価していて、翻刻みたいな地味な作業にあれだけ大勢のボランティアが参加している事実には大いに勇気づけられます。
 アーカイブズでは、発足メンバーの専門が中世史ということもあり、テキストデータ化のモデルケースとしては辻善之助や太田亮の代表的著作を当面予定していますが、私が個人的に一番興味があるのは明治期の外国語文献ですね。
 例えば、ビクトリア朝期のイギリスに、中年になってから世界各地を旅行してベストセラーとなる旅行記を書きまくったイザベラ・バードという女性がいますが、彼女が明治11年に日本を訪れたときの記録、『Unbeaten tracks in Japan』(邦訳『日本奥地紀行』)は当時の日本の様子が克明に描かれていて、本当に面白いですね。
 国会図書館の下記ページ(第112回常設展示「外国人の明治日本紀行」)を見ると、イザベラ・バードの作品以外にもずいぶん面白い旅行記があって、こういうのもネットで読めるようになったらいいなあと思います。
 ここまで広げると、「青空文庫」とは違って、読者の相当部分が日本人以外ということになりますね。

http://www.ndl.go.jp/jp/gallery/permanent/jousetsu112.html

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