学問空間

「『増鏡』を読む会」、第9回は2月22日(土)、テーマは「上西門院とその周辺」です。

亘理町の仮設焼却炉

2012-07-08 | 東北にて
投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2012年 7月 8日(日)21時31分31秒

瓦礫問題が相変わらず騒々しいですが、もちろん被災地でも焼却処理が進んでいます。
写真は今日撮影した亘理町吉田地区の五連の仮設焼却炉で、何となくナウシカの巨神兵を連想してしまいます。
一番下の写真、モーターパラグライダーが写っていますが、他に2機、合計3機が飛んでいました。
飛び方を眺めていたら、仕事ではなく単に遊んでいるだけでしたが、地面にかなり近い位置でもけっこう複雑な動きをしていたので、意外と安定して飛ぶことができるようですね。

以下、参考までに『河北新報』3月25日の記事を引用しておきます。

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宮城県受託がれき処理開始 亘理の焼却炉で火入れ式

 東日本大震災で発生した災害廃棄物のうち、宮城県が亘理町から受託したがれきを処理する仮設焼却炉の火入れ式が24日、同町で行われた。炉は26日に試運転を始め、4月2日に本格稼働する予定。県が被災市町から受託したがれき焼却で最も早い動きとなる。
 焼却炉は、がれきの2次仮置き場となっている亘理町吉田地区に建設された。炉は5基あり、うち3基が完成。残る2基は5月上旬に火入れする予定で、1日当たりの処理量は5基合わせて計525トンを見込む。
 亘理町の県受託分のがれきは約86万トン。うちリサイクルが可能ながれきなどを除く約22万トンを2013年10月までに焼却処理し、炉は14年3月までに解体される。
 火入れ式には、斎藤邦男亘理町長、小泉保県環境生活部長ら関係者約50人が出席。小泉部長は「焼却炉が稼働することで、ようやく膨大ながれきの処理が円滑に進む。放射性物質への不安にも徹底して対応する」とあいさつした。
 県は亘理町のほか、名取市で30日、山元町で4月中旬、岩沼市で4月末までに、それぞれ焼却炉を試運転する方針を決めている。被災地に約140カ所ある1次仮置き場の解消を目指す。
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/20120325_08.htm

※写真
http://6925.teacup.com/kabura/bbs/6476
コメント
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