2007 センター本試験 第1問の一部
【問】聖地や霊場への巡礼について述べた以下の文章を読んで問に答えなさい。
![](http://www.y-history.net/wh_mondai/mondai_0801/angkor-rakugaki.gif)
アンコール=ワットの石柱に残る森本右近太夫一房の墨書
- 問4 下線部④について述べた文として最も適当なものを,次の①~④のうちから一つ選べ。
- ① シュリーヴィジャヤ王国によって建設された。
- ② インドのヴァルダナ朝と同時期に建設された。
- ③ チャンドラグプタ2世によって建設された。
- ④ 当初はヒンドゥー寺院として建設された。
- 問5 下線部⑤の人物が説いた教えの伝播について述べた文として正しいものを,次の①~④のうちから一つ選べ。
- ① インドではマウリヤ朝時代に,大乗仏教が広まった。
- ② 中国では唐の時代,玄奘がインドに旅し,仏典を持ち帰った。
- ③ インドネシアのパガン朝で,上座部仏教が広まった。
- ④ 朝鮮半島には,朝鮮(李朝)時代に初めて伝わった。
- 問6 下線部⑥に関連して, 16世紀後半から17世紀前半までの東南アジアについて述べた文として正しいものを,次の①~④のうちから一つ選べ
- ① マニラは,スペインの交易拠点であった。
- ② ヴエトナムに,陳朝が成立した。
- ③ マレ一半島では,マラッカ王国が海上交易で、繁栄していた。
- ④ タイでは,スコータイ王朝が交易で繁栄していた。
解 答
問4 | 問5 | 問6 |
④ | ② | ① |
解 説
- ① シュリーヴィジャヤはスマトラ島を中心とした国。
650年 シュリーヴィジャヤ王国成立。
婿を修理じゃ 暴れすぎ。
650年 シュリーヴィジャヤ王国 パレンバン スマトラ島 義浄
- ② ヴァルダナ朝は7世紀前半、唐の玄奘が訪問した。
606年 〈インド〉ヴァルダナ朝(~647 年)成立:ハルシャヴァルダナ(戒日)王即位。
群れろはるばる 叶うよな。
606年 ハルシャ=ヴァルダナ カナウジ~47年
- ③ チャンドラグプタ2世はインドのグプタ朝全盛期の王。
- ① 大乗仏教は紀元前後のクシャーナ朝時代。
200年頃 ナーガールジュナ(龍樹)が大乗仏教を確立。
荷を負いながら ダイブ中。
200年 ナーガールジュナ 大乗仏教 『中論』
③ パガン朝はビルマ(ミャンマー)の王朝。
- ④ 朝鮮への仏教伝来は三国時代。
1571年〈スペイン〉フィリピンのマニラ市を建設。
遺恨ない間に 建設す。
1571年 マニラ スペイン- ②.陳朝はモンゴル軍を撃退したのだから13世紀。
1225年 〈陳朝の成立(~1400年)〉★
The Trần dynasty was a ruling dynasty in Vietnam between 1225 and 1400. The dynasty was founded when emperor Trần Thái Tông ascended to the throne after his uncle Trần Thủ Độ orchestrated the overthrow of the Lý dynasty. The dynasty ruled for a total of 175 years, until emperor Thiếu Đế, then five years old, was forced to abdicate the throne in favor of his maternal grandfather Hồ Quý Ly. Among other things, the Trần dynasty are noted for defeating three Mongol invasions, most notably in the decisive Battle of Bạch Đằng River, in 1288.es.”
人にニコチン 注意しょう。
1225年 陳朝 チュノム 昇竜
1225年、李朝の王女の婿陳煚(けい)が王位を譲り受けベトナム北部に陳朝を建国。大穀倉地帯であるソンコイ河デルタ地帯を一手に押さえる昇竜を都とした(現ハノイ)。13世紀末には3回に及ぶ元の遠征軍を退け、チャンパーと争った。行政制度・仏教文化が発達し、民族的意識の高揚は字喃(チュノム)と呼ばれる国字を生む。外戚の胡氏に国を奪われ、1400年に滅亡した。
- ③ マラッカ王国は14世紀末から16世紀初めまで。
- 意志をマラッカ言い歩け。
- 1400年 マラッカ王国 1511年 アルブケルケ
- ④ スコータイ朝は13~14世紀。アユタヤ朝が正しい
- 1350 年 アユタヤ朝の成立(~1767年)
- いざこれからも 歩みたい。
- 1350年 ラーマ・ティボディ1世 アユタヤ朝 タイ
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