6月から住人のいなくなった父の家を片づけています
田舎の住空間のひろさは 日頃都会でちまちまと暮らしている私たちには想像を絶するものがあります
その広い住空間を埋めていた 諸々のものを片づけてきました
妹とトトとプーさんと エンドレスのように思われた捨てる片づけも8割は終わったように思います
父が自分の生まれ故郷に住まいを替えたのは 退職後のことです
それまでは週末や休暇をすごす別荘のようなものでした
父が実質二十五年弱を過ごした家屋敷には 私の祖父母の代からの様々なものが残っていました (一部今でも残してあります)
業者に頼んで一括処分という手段も世の中にあるのは重々知ってはいるものの それが出来ない諸事情がありました
それで 少しずつ少しずつ父が出来なかった断捨離をすることになりました
父のもので面白かったのは メガネです
父の机の中から 書類ケースの引き出しから 文具入れから いくつかの鞄から ジャケットの内ポケットから
次々と出てくるメガネを途中からすぐに捨てずに 一時保管しました
そして最後に数を数え 記念写真を撮り ゴミ袋へ
一つだけ 亡き母のメガネも紛れ込ませました
父のメガネだけで23本 一時保管前に捨てたメガネと、もう一件の家にもあるでしょうから30本は超えていたと思います
父は近眼はなく 使い始めは老眼になってからです
オーダーした高いものから千円代の手頃な物 百円ショップで買ったものまで 色々でした
我が身に置き換えて 4本を超えたら処分していこうと 肝に銘じたことです
どこを片づけ始めても気分が悪くなるほどの荒れようでしたが 一番ひどかったのは 台所(母屋 離れの二カ所)
正体不明の保存食がこれでもかというほど次々に出てきて 中には中身を出せないものもいくつかありました
最初はマスクもせずに 裏庭に穴を掘り 中身を出して 瓶を洗っていました
ところが妹が激しい腸炎を起こしてしまいました
以後使い捨てマスクを皆が使用 それでもその使い捨てマスクでは用を足さない凄さがあるとわかり 最後は使い捨て高機能マスクをつけての処分でした
こちらは中身を捨て 瓶を洗って乾燥させているところ
写真の数の5~6倍の数の保存瓶を捨てました
保存瓶の他に 瓶類では 一升瓶 インスタントコーヒーの空き瓶 プラスチック容器などに 10年以上も経過した食品が原型をとどめていなかったり 真っ黒いカビが覆っていたり
マスクはしていてもアイガードをしていなかった私は結膜炎を起こし どろどろの黄色い目やにが四日ほど止まらずにこれも大変な思いをしました
姪っ子が東大出と結婚し 甥っ子が東大に入ったことが自慢だった母は こんなものまでとっていました
スーパーの袋に入れられ戸袋の中でネズミの糞にまみれてありました
こんな状態で自分の家に帰っていった母には 人の生き様としていったいどうなのよ という嫌悪感が生じるですが 二十年後三十年後の自分は大丈夫かしらと不安に思ってきています
そんな夏の休暇もあけて 久々に友人Mと会って互いの近況報告で盛り上がったのですが 私もMも 似たり寄ったりのことをしていました
彼女は近くに住まわせている実の母のワンルームマンションの片づけでした
彼女のお母様は まだ一人で生活できる状態なのですが 少々のぼけと足が弱ってきたのだそうです
家の中で片づけない物につまづき 転んで骨折なども起きそうと それを心配しての断捨離だったとか
二人とも我が家に帰ってきて思うこともまた同じで 自分も身の回りを整理して身軽にしなければということです
二人とも同じ轍は踏みたくないと思いながら過ごした夏だったようです
田舎の住空間のひろさは 日頃都会でちまちまと暮らしている私たちには想像を絶するものがあります
その広い住空間を埋めていた 諸々のものを片づけてきました
妹とトトとプーさんと エンドレスのように思われた捨てる片づけも8割は終わったように思います
父が自分の生まれ故郷に住まいを替えたのは 退職後のことです
それまでは週末や休暇をすごす別荘のようなものでした
父が実質二十五年弱を過ごした家屋敷には 私の祖父母の代からの様々なものが残っていました (一部今でも残してあります)
業者に頼んで一括処分という手段も世の中にあるのは重々知ってはいるものの それが出来ない諸事情がありました
それで 少しずつ少しずつ父が出来なかった断捨離をすることになりました
父のもので面白かったのは メガネです
父の机の中から 書類ケースの引き出しから 文具入れから いくつかの鞄から ジャケットの内ポケットから
次々と出てくるメガネを途中からすぐに捨てずに 一時保管しました
そして最後に数を数え 記念写真を撮り ゴミ袋へ
一つだけ 亡き母のメガネも紛れ込ませました
父のメガネだけで23本 一時保管前に捨てたメガネと、もう一件の家にもあるでしょうから30本は超えていたと思います
父は近眼はなく 使い始めは老眼になってからです
オーダーした高いものから千円代の手頃な物 百円ショップで買ったものまで 色々でした
我が身に置き換えて 4本を超えたら処分していこうと 肝に銘じたことです
どこを片づけ始めても気分が悪くなるほどの荒れようでしたが 一番ひどかったのは 台所(母屋 離れの二カ所)
正体不明の保存食がこれでもかというほど次々に出てきて 中には中身を出せないものもいくつかありました
最初はマスクもせずに 裏庭に穴を掘り 中身を出して 瓶を洗っていました
ところが妹が激しい腸炎を起こしてしまいました
以後使い捨てマスクを皆が使用 それでもその使い捨てマスクでは用を足さない凄さがあるとわかり 最後は使い捨て高機能マスクをつけての処分でした
こちらは中身を捨て 瓶を洗って乾燥させているところ
写真の数の5~6倍の数の保存瓶を捨てました
保存瓶の他に 瓶類では 一升瓶 インスタントコーヒーの空き瓶 プラスチック容器などに 10年以上も経過した食品が原型をとどめていなかったり 真っ黒いカビが覆っていたり
マスクはしていてもアイガードをしていなかった私は結膜炎を起こし どろどろの黄色い目やにが四日ほど止まらずにこれも大変な思いをしました
姪っ子が東大出と結婚し 甥っ子が東大に入ったことが自慢だった母は こんなものまでとっていました
スーパーの袋に入れられ戸袋の中でネズミの糞にまみれてありました
こんな状態で自分の家に帰っていった母には 人の生き様としていったいどうなのよ という嫌悪感が生じるですが 二十年後三十年後の自分は大丈夫かしらと不安に思ってきています
そんな夏の休暇もあけて 久々に友人Mと会って互いの近況報告で盛り上がったのですが 私もMも 似たり寄ったりのことをしていました
彼女は近くに住まわせている実の母のワンルームマンションの片づけでした
彼女のお母様は まだ一人で生活できる状態なのですが 少々のぼけと足が弱ってきたのだそうです
家の中で片づけない物につまづき 転んで骨折なども起きそうと それを心配しての断捨離だったとか
二人とも我が家に帰ってきて思うこともまた同じで 自分も身の回りを整理して身軽にしなければということです
二人とも同じ轍は踏みたくないと思いながら過ごした夏だったようです