それは3月の頃に自覚症状が出た
着物を縫っていて、左手親指に痛みが走る
見た目に変化はなく 痛みが出たら、チクチクお仕舞い
それからひと月ほど経過した4月初めのころ、親指の爪の下から関節の間に、赤い腫れが出てきた
痛くてたまらないというほどでもなく、虫刺されじゃないか?というトトさんの言葉もあって、また放置
さらにひと月ほどの間に腫れはどんどん膨らんで、何かに接触すると痛みが走るようになった
5月 ネットで色々検索し、過去の自分の患った病気から シュワノーマ(神経脳腫)じゃないかなと思い、手足整形外科に行く
総合病院で予約なしだと 診てもらえないと受付で言われ、出直すことになる
でも諦めきらず その足で 掛かりつけの皮膚科に行って診てもらった
診断は ガングリオン
治療(内容物を穿刺して抜く)は、再発して効果が期待できないと言われる
切り取ってほしいとお願いすると、皮膚科では対応できないので 形成外科に紹介状を書きましょうとなった
翌日、紹介された総合病院の形成外科で 即 診断され 病名は 粘液嚢腫
治療方法は三種類あり、自分で選ぶのだという
1 穿刺して脳腫の内容物を押し出し、そのあとに、穏やかに作用する薬剤を注入する
これを 4週間おきに 最大で5回行う
2 穿刺して脳腫の内容物を押し出し、そのあとに、強力な薬剤を注入し、袋を壊死させる
それでも再発の可能性あり、場合によっては周りの組織まで壊死させるリスクあり
3 切開して、嚢腫を取り出し、縫合する
部分麻酔で日帰りのオペになるが、2~3週間ほど抜糸まで要する
以上だった
最初は切開してもらうつもりだったが、説明をきいて、ほかの治療をして様子をみて オペは最後の選択にしたいと思い直した
1番の方法で治療をしてもらいたいと お願いすると、即、穿刺となった
痛くて 脂汗が噴き出し、 私の様子に看護婦さんも医師も少々たじろぐほど
しっかりとテープで押さえて 放免
しかしこの治療は なんとすぐにまた同じところが膨れ始めて 十日ほどすると穿刺した部分からゼリー状の液が出てきた
4週間後(6月)に 2度目の治療
ここで、前回の薬液注入がかなり痛そうだったので、今回はどうしましょうか? と 言われてしまう
痛くても治療だからやりたくないという選択肢はなかったので、引き続き、同じ治療をお願いする
そして また膨らんで、穿刺した穴から体液(ゼリー状のもの)が出てきたら 感染などが怖いので消毒するようにと 消毒剤が処方される
4週間後の予約もとった
3回目(7月) 予約した日に外来に行って 診てもらう
症状が治まっているので、今回は穿刺も薬剤注入も必要ないでしょう となった
そして 症状が出たら 電話で予約して来るようにと
担当の先生は 話をよく聞いてくれる女医さんで、6月までの自分の生活と 前回の治療後の生活の違いを話してみた
4月5月は せっせと時間を作っては和裁をしていた
6月は 指をトリマーで切るという怪我をしたことや 長期旅行もあったために、趣味の和裁を一切やっていないことなどを話した
私は 和裁で運針やくけをするとき、右手指より、左手に力を入れるからである
このやり方は、和裁を習い始めた時に 先生に左手を動かして縫うものだと厳しく言われたからなのだが
こういうことを話すと、
「 好きなことが出来ないとなると 辛いものだから、和裁するときは 粘液嚢腫が出来た部分を圧迫するようなテーピングをしてから やってみてはどうでしょうか。」
こういう事があり、チクチク和裁をやらなくなって 二か月になろうとしている
自分の中で、三か月我慢して、ゆっくりと再会してみようかと考えている
左手人差し指の怪我も 切ってから2か月が経過した
最近やっと傷口を保護するテープを貼らずとも いろんなことが出来るようになった
時間はやはり一番の薬だと思う
和裁では 左手指にかなり力がはいるのだが、洋裁は右手右指を使っていることに気が付いて、 洋裁はせっせとしている
和裁にしても洋裁にしても 私は針仕事が好きなんだなぁとつくづく思うことである
お断り
トップの指の写真は ネットから借りたもの
私の粘液嚢腫は 左手親指で 写真と同じような場所だけど、一番ひどいときは ぱんぱんに腫れて、今にも破れそうだった
着物を縫っていて、左手親指に痛みが走る
見た目に変化はなく 痛みが出たら、チクチクお仕舞い
それからひと月ほど経過した4月初めのころ、親指の爪の下から関節の間に、赤い腫れが出てきた
痛くてたまらないというほどでもなく、虫刺されじゃないか?というトトさんの言葉もあって、また放置
さらにひと月ほどの間に腫れはどんどん膨らんで、何かに接触すると痛みが走るようになった
5月 ネットで色々検索し、過去の自分の患った病気から シュワノーマ(神経脳腫)じゃないかなと思い、手足整形外科に行く
総合病院で予約なしだと 診てもらえないと受付で言われ、出直すことになる
でも諦めきらず その足で 掛かりつけの皮膚科に行って診てもらった
診断は ガングリオン
治療(内容物を穿刺して抜く)は、再発して効果が期待できないと言われる
切り取ってほしいとお願いすると、皮膚科では対応できないので 形成外科に紹介状を書きましょうとなった
翌日、紹介された総合病院の形成外科で 即 診断され 病名は 粘液嚢腫
治療方法は三種類あり、自分で選ぶのだという
1 穿刺して脳腫の内容物を押し出し、そのあとに、穏やかに作用する薬剤を注入する
これを 4週間おきに 最大で5回行う
2 穿刺して脳腫の内容物を押し出し、そのあとに、強力な薬剤を注入し、袋を壊死させる
それでも再発の可能性あり、場合によっては周りの組織まで壊死させるリスクあり
3 切開して、嚢腫を取り出し、縫合する
部分麻酔で日帰りのオペになるが、2~3週間ほど抜糸まで要する
以上だった
最初は切開してもらうつもりだったが、説明をきいて、ほかの治療をして様子をみて オペは最後の選択にしたいと思い直した
1番の方法で治療をしてもらいたいと お願いすると、即、穿刺となった
痛くて 脂汗が噴き出し、 私の様子に看護婦さんも医師も少々たじろぐほど
しっかりとテープで押さえて 放免
しかしこの治療は なんとすぐにまた同じところが膨れ始めて 十日ほどすると穿刺した部分からゼリー状の液が出てきた
4週間後(6月)に 2度目の治療
ここで、前回の薬液注入がかなり痛そうだったので、今回はどうしましょうか? と 言われてしまう
痛くても治療だからやりたくないという選択肢はなかったので、引き続き、同じ治療をお願いする
そして また膨らんで、穿刺した穴から体液(ゼリー状のもの)が出てきたら 感染などが怖いので消毒するようにと 消毒剤が処方される
4週間後の予約もとった
3回目(7月) 予約した日に外来に行って 診てもらう
症状が治まっているので、今回は穿刺も薬剤注入も必要ないでしょう となった
そして 症状が出たら 電話で予約して来るようにと
担当の先生は 話をよく聞いてくれる女医さんで、6月までの自分の生活と 前回の治療後の生活の違いを話してみた
4月5月は せっせと時間を作っては和裁をしていた
6月は 指をトリマーで切るという怪我をしたことや 長期旅行もあったために、趣味の和裁を一切やっていないことなどを話した
私は 和裁で運針やくけをするとき、右手指より、左手に力を入れるからである
このやり方は、和裁を習い始めた時に 先生に左手を動かして縫うものだと厳しく言われたからなのだが
こういうことを話すと、
「 好きなことが出来ないとなると 辛いものだから、和裁するときは 粘液嚢腫が出来た部分を圧迫するようなテーピングをしてから やってみてはどうでしょうか。」
こういう事があり、チクチク和裁をやらなくなって 二か月になろうとしている
自分の中で、三か月我慢して、ゆっくりと再会してみようかと考えている
左手人差し指の怪我も 切ってから2か月が経過した
最近やっと傷口を保護するテープを貼らずとも いろんなことが出来るようになった
時間はやはり一番の薬だと思う
和裁では 左手指にかなり力がはいるのだが、洋裁は右手右指を使っていることに気が付いて、 洋裁はせっせとしている
和裁にしても洋裁にしても 私は針仕事が好きなんだなぁとつくづく思うことである
お断り
トップの指の写真は ネットから借りたもの
私の粘液嚢腫は 左手親指で 写真と同じような場所だけど、一番ひどいときは ぱんぱんに腫れて、今にも破れそうだった