これってやはり化石? 私のライフスタイル!

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絽の訪問着の一部仕立て直し ・・・ 母が初孫のお宮参りに着ただけの着物

2018-08-26 | 着物
7月末に息子が36歳になった

だから今から36年前の9月初めに 母が着た着物

たぶん 夏のお茶事とかで着る機会があるだろうと思って仕立てたはずの訪問着である

最初に着たのは 初孫のお宮参り

その一年後には病で倒れ あっけなく亡くなった



母の着物の中で、私が一番着ないだろうと思っていたが、思い出として手元に置いておいた

そんな私も お茶事かお茶会で着る機会があるかもしれないと思い、マイサイズに直すことにした

訪問着なので 裾模様はいじりたくない

身幅はマイサイズではないものの、2分狭いだけなので 背縫いの内揚げから下と脇縫いはそのままいじらないことにした

しかし ほかは全部解くことになった

なにせ身丈が足りない

裄も足りない

褄下寸法もそのままでは足りず おはしょりが出てしまう

衿の付け込み寸法も変えて 深くしたので 元々短めだった掛け衿が まったく寸足らずとなってしまった

そこで 地衿から掛け衿を切り取り、地衿に元の掛け衿を継いで衿付けをした


なんだかんだと直したので 新反か 洗い張りの反物から仕立てるより、倍近い手間がかかってしまった ( 解いたり アイロンかけたり、筋けししたりとか )

それでもお盆前に出来上がった

今年着る機会はないが、マイサイズになったので これからいつでも袖を通すことが出来る



袖部分の柄 

雲のような 霞のような 遠目にはそんな柄見えるが 小さな蝶が舞っている


一月に一枚 着物を仕立てたい ( コートとか 羽織もの 長襦袢なども含めて )

そんな目標を持っている

今年前半は 引越しのドタバタで全く針を持つことが出来なかったが、6月から何とか縫い始めた

そして 単衣だけだが、3枚を仕立てた

単と袷では 袷は裏を縫ったり 綴じたりと面倒な部分が多いが、手間暇は単もそれなりに多くて 要する時間にさほど差はないと思うこの頃

この調子で来月以降も チクチク出来たらいいなと思っている



コメント
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