柴又帝釈天

2015年05月05日 | 
「わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天で産湯をつかい…」
ご存知、フーテンの寅さんの口上でお馴染みの帝釈天は
經榮山題經寺(経栄山題経寺)という日蓮宗の寺院です。

(題経寺)

開山は寛永六(1629)年で、中山法華経寺の十九世、禅那院日忠と
その弟子である題経院日栄によるものとされています。

寺の奥の客殿には、邃渓園(すいけいえん)という庭園があり
内殿に施された緻密な彫刻とあわせて、題経寺の見どころのひとつとなっています。

(彫刻ギャラリー)

(庭園と客殿)

(邃渓園)

門前には、川魚の店や名物草だんごの店が立ち並び
庚申の日には縁日で賑わいます。

(高木屋や川千家などが並ぶ門前)

また、参道の入口となる京成線柴又駅前には車寅次郎の像が立ち、
渥美清氏亡き後も寅さんの人気の高さを窺わせています。

(柴又駅前)
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