浅草寺伝法院

2015年05月14日 | 東京のお散歩
浅草の観音様こと金龍山浅草寺は、雷門や本堂、宝蔵門や五重塔は有名ですが
お寺の本坊(貫首の御居間のある坊)となる伝法院は、
一般公開されていないためにあまり知られていません。

(伝法院庭園)

伝法院には、安土桃山時代から江戸時代初期の大名で、
造園の名人と云われる小堀政一(小堀遠州)の作事による庭園が遺されています。
元禄年間以降は、輪王寺宮家の直轄として、秘園となったため、当初の趣を多分に遺しています。

(庭園と五重塔)

客殿は、安永六(1777)年の建築で、庭園より後に作られました。

(客殿とスカイツリー)

客殿内には、徳川家将軍のうち11名の位牌や、
浅草寺の各世代住職の位牌が安置されています。

(浅草寺と僧侶たち)
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