木根川橋 木下川薬師

2015年05月21日 | 東京のお散歩
さだまさしの名曲「木根川橋」の歌の始めの台詞に出てくる木造校舎の学校は、
まっさんの出身中学である中川中学校の旧校舎のことです。
その“なかちゅう”の隣に、こちらも歌詩に出てくる木下川(歌詩では木根川)薬師があります。

(木下川薬師)

木下川薬師は、天台宗の青龍山薬王院浄光寺という寺院で
伝教大師(最澄)自ら刻した薬師如来像をご本尊としています。
植木市は毎年4月8日(今年は4月9日、まっさんのバースデーイブでした)に開かれます。
浄光寺の元々の寺領は、現在の荒川流路上の位置にありましたが、
放水路として現在の荒川が開削される際に、現在地に移転してきました。
なお、現在地は荒川放水路に接続させるために流路が変更された
中川の以前の流路にあたります。

(浄光寺)

「もうひとつの木根川橋」(まっさんのトークより)で
“シャチョウ”が身を投げた事で(まっさんファンには)お馴染みの木根川橋は
中川放水路と荒川放水路に架かる橋で、昭和四十四(1969)年に架橋されました。

(左が木根川橋。右が京成線鉄橋。この間に旧四ツ木橋があった)

まっさん(1952年生。高校時代は市川に下宿)が中学生だった頃にはまだ橋は無く
100mほど上流に木造の旧四ツ木橋が架かっていました。
(現在の四ツ木橋は、永久橋として昭和二十七年に開通したもので、
さらに昭和四十八年に、その数十m下流側に渋滞解消の為の新道が開通し
四ツ木橋・新四ツ木橋となりました)
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