果てしなき怒涛のライブ攻勢なのだ・・・
もちろん、お約束のメガトン級なナンバーで息の根を止める所存だ。
ARE YOU READY!!??****
「・・・・・今は何時くらいかな?(チラッと時計を見る)
・・・・・・極上のミッドナイト・ソングでラストを締めくくってみたいと思います」
この時、すでにコバちゃんはギターを掲げて小刻みに震わせつつも,唸りを発する・・・・・「ウィ~~~ン・・・・・・」
マサは前傾姿勢で、モニター・スピーカーに左足を乗せたまま「いきます!
盛大に盛り上がっていきましょう~!
松山千春の曲ではないですよ(笑)
・・・・・・25or6to4!!!」
(EDIT/ VER。
オリジナル・セカンドアルバム「シカゴと23の誓い」に収録。
この曲がワールドワイドに大ヒットをして人気を決定づけた)
マサがコバちゃんの方向を左手で指差すと、「ギュイーン!」のスライディングから
「ガガガガガーン!」
ギターが、これ以上ないほどの速さで過激に攻め立てる。
マサも一緒にメインリフを弾き始めると、モッチンも問答無用とばかりシンバル類総出で便乗する形にて熾烈になぞってくる。
追随してアッキー、ウパちゃん、ユーちゃんらを交えたメンバー全員が「ヘイ!ヘイ!」
「会場後ろの方も一緒に!!
HEY! HEY!」
驚いたことにメンバー全員が一丸となってそれに連動して、ノリノリに手拍子を交えている。
その上、しきりに楽器を振っている。
いつの間にかアイちゃんは伝家の宝刀とばかり、タンバリンをアッキーから借りてシェイクしながら元気一杯に飛び跳ねているではないか。
疾風のごとく耳をつんざくホーンセクションの狭間に、キーボードも参戦でリズムの鬩ぎ合い! (この曲でマサは以前にシンセ・ブラス・スコアをアキに送付した。
初代TBコイズミくんの採譜)
あるバンドは「STAはスペシャル軍団」
パープル・ブリンガーのギタリスト、シンちゃんいわく「ギタリストは上手いし、いい音を出しているね~!」
あるパーカション奏者いわく「STAはレベルが高い」
あるトランペッターいわく「STAはブラス殺しのナンバーばかり・・・」
あるミュージシャンいわく「STAは歴史と伝統あるバンド!」」
あるキーボードいわく「STAは憧れ💛!!」
マサは1フレーズごとにステージフロントに並べられているモニター・スピーカーに左足をのせながら移動。
コバちゃん&マサが両サイドのフロントにて陣取り。
この躍動感あるロックなコントラストが長年の理想形だったのさ。
ギターが堂々とスポットライトを浴びる場面になると、必ず最前列に飛び出してきて自己主張。
やはり花形楽器だもんね。
各メンバー達も負けじと大奮闘。
なるほど心強き存在感。
この曲、アイちゃん初のリードボーカルに、モッチン&アッキー、ウパちゃんを交えての白熱するコーラス隊体制も、俄然と馴染んできた。
ホーン隊を筆頭に、拳を突き出すタイミングも絶妙。
アッキーも、チャーミングなポーズで、エキサイティングなジャンプ・プレイを披露しての挑発。
以前に礼儀正しく優しいルチュも、アッキーの超絶技巧パフォーマンスをスターライトで称賛していたっけねえ。
誰言うともなくメンバー達が合間を縫って
「イェーッ!!」
観客たちも「イェーッ!!!」のコール&レスポンス要求で半狂乱。
もうこれで本当に終わりだと察してか、全員グチャグチャで、どこもかしこも必死の形相です。
STA全員が右手を何度も振り回しての熱演。
更にマサは仰け反って、オーディエンス達とコミュニケーションをはかる。
ヘッドバンギングにて両膝つき、気迫のフォーメーション絡みを続行。
コバちゃんは、虎視眈々、隙間という隙間をびっしりと雷鳴のごときチョーキング・ソロで埋めつくすほどに我を忘れ、ギターの鬼と化し、それに呼応しています。
でも、抑揚のメリハリはバッチリ!!!
ありとあらゆるテクニックをぶち込んでいる様は、まるでギターの教科書、お手本を提示しているかのよう。
締めはエフェクター・ボードのスペースにもどって、ワウワウペダルを踏み込む艦砲射撃で爆発寸前
(本家のソロをほぼそのまんまに再現。
これも究極のフィンガリングで完成形とみた。
オフステージの時にマサはコバちゃんに言った。
テリーのソロを弾いている時って本当に満たされた表情をしているね、と。
そう言われたコバちゃんもまんざらではない様子)。
そして数年前からギターソロの後半でやりはじめた、シカゴ・ライブバージョンでのブラス・フレーズをコバちゃんの合図を待ってホーン隊が吹き込む。
トドメはウパちゃんによる、きっついハイノートで息の根を止める。
ウォルター顔負けなサックスで、他のメンバー達と対等に渡り合う。
パワフルなバカテクの管楽器が2人も在籍しているという贅沢さが、良い方向に作用しているようだ。(量よりも質だということを実証した次第)
オフステージでは控えめで賑やかに楽しい((´∀`*))彼らも、いざステージに立つと強烈なる存在感を放っているのだ。
ウカウカしてなどいられないよ、みんな。
ヤワなヤツならば、一瞬で足元をすくわれるさ。
マサがベースのネックを観客方向に突き出す。
その時、サカエくんがフレットをポンと叩いたら、マヤマくんに怒られていたさ((´∀`*))
全然、問題ないよ。((´∀`*))
モッチンのところまで駆け寄って再びバスドラムに足をのせて、しつこいくらいに煽りまくり、シンバル連続キック攻撃。
更にはホーンセクションのところへも訪れて、一緒に爆笑ダンシング。
最近、モッチンが凝っている重ね録りのリズムとフィルを分担したパターン。
これにはひたすら苦慮しているらしい。
「よし、うまくいったぞ!」と思い、自宅で改めて聞き返してみると納得がいかないのだとか。
超難解な作業だ。
曲の細部までをも、若い頃から聞き漁っていたからこそ、こんなところもトコトンにまで超絶なるこだわりがあるみたい・・・・・。
しかも、リラックスしながら和気あいあいと楽しそうに不敵な笑みを浮かべつつね・・・・。
これらを前回からユーちゃんのティンバレス(高音部)とのアンサンブルで見事に再現してのけた。
恐るべきアバンギャルドな究極のツワモノ・コンビ誕生の瞬間を目撃した。
大体にして、こんな、奇想天外な発想にトライすること自体が、無謀すぎるよん。
本家はもとより、カバーバンドでも見たことも聞いたこともないよ。
いつでもどこでも、実験的な精神ほとばしる遊び心を持っているロッカー達。
もう少しで恍惚の領域に到達するのではないか!?
これも血と汗と涙の果てに得られる特権。
当然、並々ならぬ実力と経験とシカゴ愛も備わっていなければ話にならないね。
メンバー達が俄然色めき立ってきた・・・この状況。
どいつもこいつも、ビックリするぐらいに凄い奴らばっかりだ。
何が飛び出して、どんな展開になるのか。
我々にも皆目見当がつきません。
まあ、こういったスリリングな崖っぷち綱渡りパターンもSTAトラの穴ならではの持ち味だね。
やはり役者がヒトアジ違います。
マサが自分の楽器を垂直に突き上げて、揺すりまくるの図。
尚もコバちゃんのソロは轟き渡り、ホーンセクションは管体が破裂するんじゃない!? と、思えるほどの気迫プレイをクローズ・アップ。
照明スタッフがSTAのメンバー達を追うのは大変な作業だ
(事前に、とにかく思い切りサイケデリックにアーティスティックにヘヴィーに点滅してと希望提出しておきました。
無理難題な注文だよなあ・・・・・・・・・笑)。
プレイしている我々でさえも、震えがくるほどの高評価を下したくなる。
エンディングではベースのネックを天高くに立てホップステップ。
ベースギターを肩からはずして、頭上高々に掲げるポーズ。
いつもならばここで終了なんだけど、この日のプッツン度合いは異常だった。
多分、一昨年の7月に食らった「小樽の旋風」に対する憂さ晴らしか!?
もう制御がきかない。
あまりにも危険とメンバーや観客たちからクレームが入りお蔵入りしていたアクションも、いきなり首をもたげちゃった。
ベースギターを脳天に乗せての衝撃音・・・・しつこいくらいに「グワングワーン!!」。
さすがにベース破壊とアンプにガソリン爆破と客席落下はなし
・・・・当たり前だよ(爆笑)
とどめはベースをマシンガンに見たてての抱きかかえ連射攻撃してからボディを目前に突き出す。
最前列に陣取ったカメラ小僧達もシャッターチャンスとばかり、激写に次ぐ激写で忙しそう。
ノイジーな悲鳴をあげるベース「グワ~ン、ギュワーン!」。
小樽で以前、可愛い弟分のサッサが「マサさんはいつもあれだけ複雑で難解なベースラインを弾きながらよく歌って動き回れるなあ」と感嘆の声を寄せてくれた。
これは快挙だ!
極めつけのフィニッシュは
「YEAH!!」一礼して、マサが再びモニター・スピーカーの上に上り、豪快なるジャンプ一閃でTHE END!!!
「ありがとうございました!」
温かい拍手に感謝です。
この後には珍しくステージ裏の控えスペースで、メンバー一同が絶えず出入りしているミュージシャン達とリラックスしながら笑いを交えて歓談と写真撮影に勤しむ。
こんな事も今までは滅多にありえなかったことだ。
興奮状態の対バンのベーシスト君がマサの元に駆け寄ってきた。
「控えめに言わせてください・・・最高でした!!!」
嬉しいコメントだね。
わかる者には難しい説明なんて皆無。
フィーリングで以心伝心だ!
これに尽きる。
大風呂敷を広げている暇があったら、クールな音を一発でもぶちかましてみろよ・・・ってなあもんさ。
確実にSTAはギアを上げて良い方向に向かっている。
コミュニケーションを台無しにする人間なんかが介入する余地なんかはなし。
有言実行に尽きる。
たった今まで演奏していた内容に対する満足感が、ここでのメンバー達の表情に集約されています。
手ごたえ溢れる、充実感の証明。
当然一人一人、反省点は数々あれど、以前と比較しても飛躍的に伸びてきています。
耳の肥えているシビアな対バンや観客達が述べているのだから間違いなし。
同じ過ちは繰り返さない。
それを糧に更なるステップアップを図って、一致団結していきましょう!
さあ、早くもニューラインナップによるSTAが204回目のライブに向けて虎視眈々と狙いを定めているよ。
要注目だ。
2023年後半のSTAも、遠慮なくシカゴを中心としたブラス・ロック道を開拓して前進するのみ!!
ライブ後のドリンクと食事が至福の味で筆舌に尽くしがたい。((´∀`*))
予告編・・・・・
来月も札幌のダイナマイトなソウル・シンガーが再びSTAに戻ってきますよ。
ああ・・・・また話題を独占するなあ!!
半端なコケ脅しが嫌いなタチなものでしてねえ!!
VERY SPECIAL THANKS TO・・・RAIRA-CHAN&SPONGE&MR,SAITOH&KAZAMAKUN&SIGICHAN&TOMOCHAN&MISATOCHAN&TOMMY&TOMIECHAN&RUCYU&MASAIKUN&BASE BREAD&LEMON BROWMIE&PEACH BROWNIE&FRIED NOODLES&SANWICH&OOLOMG TEA&THUNDER&RAIN&YACHIYOSAN&TEZUKAKUN&YURICHAN&MICTYAN&NISHIYAN&MEMECHAN&KNIGHTKUN&MAZUKUN&NABESAN&HARUCHAN&AMINO ACID&ISHIYAN&SHOCKSS&KAZUKUN&KANONCHAN&MINATOKUN&DELICIOUS STICK&SASSA&CHEWING CANDY&SOFT CANDY&MINERAL WATER&BARLEY TEA&SEAGULL&PLUM&SJK&MAYAMAKUN&SAKAEKUN&TAMOKUN&FUKUSAN&MUCTYAN&MI-CHAN&UMBRELLA&AKICHAN&ANIKI&TED NUGENT&JAMES&NORICHAN&YOSSY&ARAKISEKISAN&MADAME&BEER&BEAN&JAGARIKO&SUNFLOWER&SMOKIES&MOTH&HIROKUN&SUPAN'KO-RU EREKIDAKUN&STAIRWAY TO HEAVEN!!