THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,204 FRIENDS LIVE81 IN LUA RELVA1(PURPLE BRINGER編)

2023-09-18 21:01:59 | Live Set List



6,PURPLE BRINGER
17:15~17:45
(基本のコンセプトはDEEP PURPLE COVER)

はい、会場に流れるBGMが北海道の歌姫・中島みゆき,そしてドナ・サマー「ホットスタッフ」というのも一興。

さてさて、早くも6番手に控えしは、満を持しての登場!
全10バンドだから、丁度、この日の出演バンドでは折り返し点に位置している。
ポジションとしても申し分なし。
最もおいしい時間帯。
ある意味ではこの日最大の目玉!!((´∀`*))。
ブリティッシュ様式美ハードロックの元祖を、徹頭徹尾に追求するべく初のルアレルヴァ入りです。
地元の札幌から殴り込み。
しかも、思いっきり濃厚なサウンドでね。
なんといっても、この日の中では1番やかましいバンド。
巷ではここ最近になって、話題沸騰、注目の的・・・・あのディープ・パープルのカヴァーバンド。
それも、ただ単なるコピーに終始せず、細部にわたって拘り抜いた超うるさ型マニアの涙腺崩壊するほどの極致をいくことをお約束。
ミーテイング時に「基本はスタジオのオリジナルテイク。
でも、ここはメイド・イン・ジャパン・バージョンで。
あそこはメイド・イン・ヨーロッパ。
こちらはカリフォルニア・ジャム。
そして、意外性を狙って、ここはホワイト・スネイクのバージョンで!!」と長々話し合うのだ。

ここからは、ザッとヒストリーを述べていこう・・・・。
キッカケは、一昨年の秋にさかのぼる。
STAメンバーのアッキーが「パープルを本格的にやりたい。
誰かいいメンバーいないかなあ・・・?」とマサに相談。
マサも若い時は、ずっとこの手合いをたしなんでいたからお手のモノさ。
でもハードロック系は散々やりつくしたから、ブラスロックに専念するべく、近年は封印していた。
しかし、ここから、さっそくメンバー探しの構想をとんとん拍子に練りはじめる。
まずはアッキー率いる「マ・シェリ」絡みで、オカちゃんが浮上。
YOU TUBEでの「レイジー」完コピを見たマサは、一目惚れして感動。
イアン・ぺイスを崇拝するというオカちゃんは、即座に加入が決定。
最初から、強力無比なるリズムセクションの誕生だ。
それと同時進行して、マサは度重なる対バンのボーカルがずっと気になっていた。
度々対バンをしていた、ラルク・アン・シェルのコピーバンド「ショックス」
そこに在籍する、ハイトーン・シャウターの「トミー」だ。
彼は他にもTMネットワークのリードシンガーをつとめてもいた(アッキーともそこで共演。
マサもアッキーも、そのことはつい最近になって知った!!)。
その後、ヒコちゃん、GUS君、アライ氏らと組んだ、紫のコピーバンド「蝦夷紫」を見て、更にぶっ飛んだ。
な、な、なんじゃこりゃあ!!??(松田優作風((´∀`*))
ひょっとして、このジャンルも相当に好きなんだ!!
しかも、ご丁寧に「ハイウエイ・スター」を熱唱!
これは、絶対的に無視ができん。
また対バンをする機会があったから声かけする予定が、コロナ禍にてそのライブイベント自体は中止。
それでも秋に再度、「小樽ゴールド・ストーン」にて再会する機会を得た。
STAとショックスがステージを入れ替わる舞台袖にて、マサがトミーに「ディープ・パープルのコピーバンドやらないかい!!??」と声掛け。
「いいですねえ。
デヴィッド・カヴァーディルが、大好きなんですよ!!」と意気投合でニンマリ。

徐々に、布陣は固まってきた。
ギタリストも決定。
曲目も決めて、初のスタジオ入り。
ところがコロナ騒動、スケジュール調整の難航、更には記録的な大雪で中々活動がはかどらない。
そうこうしているうちに、春の訪れ。
サウンドもいい雰囲気にまとまってきた。
そろそろライブに飢えてきたメンバー達。
そこで、新しいエッセンスを導入するべく、ギタリストを入れ替える。
ここでギター・ヒーローのシンちゃんが堂々と現れた!
彼はオカちゃんとポルノ・グラフィテイのコピーバンド「僕のグラフィティー」として活動中の仲(マオちゃんがリーダー&ボーカルを担当)。
テクニックはもとより、愉快痛快な楽しい男だ。(驚いたことに、ガールやL・A GUNSのシンガーでもあるフィリップ・ルイスが、サッポロにやってきた際、バックでアコースティック・ギターをつとめたという申し分なき猛者。2人編成でジミヘンなども披露したんだそう。
凄いなあ)
シンちゃん、パープルは若い時以来プレイしていないらしいんだけど、指はしっかりと覚えていた。(本来は味わい深きアメリカンロック派!)
更には、凄腕料理人の顔も持つ。
メンバー達はしょっちゅう、その腕前に舌鼓を打っている。
この瞬間に、記念すべき第2期の幕開けだ。
ひじょうにマニアックすぎるほどのパープル・フリークが、ごく短期間で5人結集するなんて奇跡的。
そこからは、とんとん拍子に進行。
シンちゃんの素晴らしすぎるプライヴェート・スタジオで、汗水流してリハーサルを繰り返す。
時には大型スクリーンに映し出される、ご本家のライブ映像を鑑賞しながら、豪華なる焼き肉パーティーなども開催したりしてね。
もう我慢できなくなった頃合いを見計らっての、初ライブが遂に決定!!
それが去年の6月19日「スターライト」さ。
目標ができたら、俄然燃え上がったね。
セットリスト、時間の計測、MC箇所やイメージ・トレーニング。
録音、録画にも勤しむ。
何事にも、研究熱心な連中だからね。
詳細の確立や修正を経て、ゲネプロに見事たどり着く。
フェイスブックにてのアピールも忘れずにね。
アッキー曰く「鉄は熱いうちに打て」
あまりにもベタだけど・・・・((´∀`*))
一致団結、盛り上がってきたよ。
バンド命名にも、色々な意見が飛び交った。
残念ながら8月のライブは諸事情により流れたけど、9月&11月のライブも大成功。
予備の曲なんかも、ドンドンと用意したよ。
9月なんて無謀にも、前日に急遽出演が決定してのぶっつけ本番だった(初のキューブガーデン)。
11月も初の「ソリッド」、翌月も同場所へ!
つまり、2か月続けてのソリッド出演と相成った。
よって、感覚的には馴れ親しんだ感があり、ひじょうに有利だった。
スタッフの方々も、しっかりと覚えていてくれているしね。
この時もズッと持ち時間が30分と思い込んでいたら、オカちゃんの指摘で45分と判明。
5日前にセットリストを組みなおして2曲を追加、メンバー紹介、ライブの告知やらあちこち時間を調整してバッチリとまとめ上げた。
結果、持ち曲を全てつぎ込んで、極上のパフォーマンスを繰り広げた。
火事場のバカ力を、いかんなくフルに発揮するバンドなのですよん((´∀`*))
2022年の締め括りは盛大に終えた。
で、今年一発目が先述のとおりゴールドストーン初参戦。
こいつは序盤から縁起がいい。
しかもジョン・アッキー・ロードの主催だしね。
これも何かの縁さ。
で、噂と言うものは恐ろしいものでパープル・ブリンガーという存在がアッという間に拡散。
予想していた以上に次々とライブのオファーが届いて嬉しい悲鳴状態。
調子にのって受け入れていたら、3週連続のライブとなったのだ。
これって快挙。

ところが、年明け早々、ボーカルのトミーがラルクアンシェルのコピーバンド「ショックス」に専念したいとのことで、新たなシンガーを探すことになった。
そこは迅速に対処するマサ。
バンド仲間でもあるセッキー&ミキミキ率いるイングヴェイ・マルムスティーンのコピーバンド「.J」のシンガーに白羽の矢を当てる。
セッキー、ミキミキも、とても協力的で、即座にそこのシンガー「リョゴ」の加入が決定。
期間わずか数日でのこと。
正月は、これもひじょうに盛り上がった。
早速、第3期パープル・ブリンガー誕生の瞬間!
で、スケジュールの件を打ち合わせると、リョゴはディープ・パープルはお手のものとのことで、今までにもライブで歌ったこと数知れず。
よって、トミーで決定していたライブは、全てリョゴに引き継いでもらうことになった。
トミーはデヴィッド・カバーディルを崇拝していたけど、リョゴは生粋のグレン・ヒューズ・フリーク。

ライブ会場でも長身の2人は延々と仲良く横に並んで、ロック&バンド&パープル談義に花を咲かせていました。
すでにPBファミリー化の図式が確立されつつあるね。

はい!!
さてさて、前置きが大変長くなっってしまったけど、徐々に神秘のベールを脱ぐ時が訪れた。
この13発目ライブを、今か今かと、待ち焦がれていた人達の多いことよ。
(先月27日の日曜日、小樽・北運河サウンドエナジー以来)
見逃した人は、孫の代まで後悔するよん。
以前に見た人達は、あの感動を再びだ。
しつこいようだけれど、何度でも繰り返すよ。
ありそうで中々いなかった、ディープ・パープルのコピー・バンド。
永遠に光り輝く憧れのアイコンだ。
皆さん、ご一緒にアドレナリンを噴出しまくりましょう!!
正に今がその時!!!

改めてメンバーの紹介をば・・・・。
グレン・リョゴ・ヒューズ
(VO。
シュアーSM58マイクを持参。
メンバー中一番ロッカー然としたスリムで長身のルックス。
革ジャンを着込む意気込みが素晴らしい。
全身を真っ黒に統一したワイルドなファッションは、初期ホワスネのカーバーディルみたい)
他にも、モトリ―クルーのカバーバンド「ロウ・トラックス」として活動中。
絶対にアングラのカバーバンドも結成したい、という壮大なる夢を描いてもいる。
ちなみに、.Jのギタリスト、マサキヨくんとは幼馴染なんだそう。
だから2人で新しい構想を練っているそうだよ。

イアン・オカチャン・ペイス
(DR。
毎回ユニフォームとして、ディープパープルのマシンヘッドとプリントされた黒Tシャツを着こんだ姿が神々しい)

ジョン・アッキー・ロード
(KB&CHO。
真っ赤な名器KORG NORDを最近は導入。
ここから飛び出すハモンドの音が、たまらないくらいに臨場感満点でグッときちゃうよん。
これ、彼女の自宅に長い間眠っていたんだけど、ひょんなキッカケでめでたく復活を遂げ活躍してくれた運命の1台
何故だか大きなリボンが胸元にプリントされた貴重な黒Tshirtを着込んでいるではないか)

派手な柄shirt姿のグレン・マサ・グローヴァー
(B&CHO。
キルテッドメイプルのオイル仕上げスペクターを使用。
ワイヤレス2機使用。
コーラスワークにヘッドセットマイクのシュアー&ベースは往年の名器レクサー
テンガロンハットとサングラスとブーツ、ブーツベルトは最早お馴染みのスタイルとして定着)

そして、
リッチー・シンちゃんブラックモア
(G。
ライブ直前に届いた自前のアンプヘッドを使用。
特注のシンライン・ストラトキャスターでプレイ。
マホガニーのボディにローズ指板。
リヴァース・ヘッド!!
エフェクターボードは最近入手したツアー仕様のごっつい代物
(これでもコンパクトにまとめたそうだ)。
電源&ケーブル類を大金かけ新調して気分も一気にリフレッシュだ
黒いshirt、ジーンズ、黒革の靴という姿。
実は先月にワインの瓶で右指先をザックリと切ってしまったのだ・・・・
激痛に耐えながらも、手袋装着して渾身のプレイ。
感動的だったよ。
誰にも気づかれないほどの気迫が籠っていた)

夕方のステージには、メンバー5人が堂々と君臨するというアンバイ。

シンちゃんは例の曲のエンディングをなぞる。
バンド仲間たちに、シンバル・スタンド類の運搬やセッティングを手伝ってもらったオカちゃんは、試しにスティックで連打。
スタッフも逐一、レベルやバランス、トーンなどのアドバイスをおくってくれる。
オーディエンスは来たるその時を、息ひそめての注視。
「ちょっとウォーミング・アップさせてください」とマサ。
名刺交換代わりとばかり、事前に決めておいたサウンドチェック用の曲で各自は調整。
小手調べとばかりに、サワリをサラッと披露。
(イントロ短めのスペース・トラッキン・・・・これを2テイク。ステージ上のスタッフとやり取りして音固め。)
この曲は時間の都合上、泣く泣くカットしたんだけど、せっかくだからというのでここに持ってきた)
まずまずの仕上がりだ。
オカちゃんが演奏を止めて随時、スタッフらと綿密なる詰めを図る。
各楽器の音出し調整を経て、マイクと音量の確認、アッキーも機材やモニターの返り、オープニングのタイミングを確かめる。
これ大事な事さ。
よし、申し分なし。
ミキサーのアベくんへ、マサがアイコンタクトを送って、準備万端整いました!!
BGMが徐々に小さくなる。
もうこれはライブレポートの域を超越しているね。
文字による実況中継のはじまりだ。

PURPLE BRINGERはライブの度に、あちこち捻りや新たなアイディアを加えている。
ダラダラと惰性に任せて、ライブの垂れ流しは決してしない。
新鮮な息吹が漲る実験も加味。

遂に爆発する時が訪れた。
格別な音像をお届けしようじゃないか。
皆、覚悟はいいか!
行くぜ!
OK,LET'S GO ARE YOU READY!COME ON BABY!!

黒い暗幕がひかれたステージに、メンバー達のシルエットが怪しく浮かび上がる。

シーちゃんが事前にマサから受け取っていたメッセージ文を読み上げる。(STAミツも、このバンドのライブを密かに楽しみにしていた)

「大変長らくお待たせいたしました。
結成2年目。
ブリティッシュ・ハード・ロックの元祖、あのディープ・パープルを王道セットリストでマニアックに再現します。
本日でライブ本数13回目を迎えます。
メンバー一同燃えております。
圧巻のヘヴィーサウンドをご堪能ください。
それではよろしく!
パープル・ブリンガー!!!」

この力強いバンド名コールを目印に、威勢よくセッキーがカーテンをオープン!!(マサはミキサー・アベさん、シーちゃん、セッキーと事前に打ち合わせ済み)

湧き上がる歓声。
メンバー同士が合図を送りあって・・・・
オカちゃんの爆音フィルで、マサ&アキはジャンプ一閃。
Dのキーで全員一丸となっての覚醒。
モニタースピーカーに左足を乗せたまま、マサが静寂の頃合いを見計らって「HEY!YEAH!!~ロックンロール!!!」
リョゴには、まるでグレン・ヒューズが憑依したかのよう。
シンちゃんが普及のリッチー節搭載のリフを掲げる。
指の調子が怪我であまり芳しくなかったようだけど、そんなこと微塵も感じさせないほどの熱演ぶり。
「BURN」
(邦題は紫の炎・・・って、今更こんな解説は野暮ってなあもんだね。
でも一応・・・。
1974年発表、日本でも大ヒットしたヘヴィーメタルの代名詞)
今この時、波状攻撃の狼煙がぶち上げられた。
揺るがない信念を貫き通すセットリストの一発目の強烈なる一撃。
脳天直下で一同が騒然としている。
テイクは「メイド・イン・ヨーロッパ」
アッキーは念願が叶い、嬉しくて仕方ないご様子。
マサはイントロから中高生時代へと一気にタイム・スリップして、仰け反りのポージングを決めまくる。
オカちゃんは、ぶっ飛びまくりのハイテンション・マックス。
素早き華麗なるタム回しや、ブレイクのタイミングは、お見事の一語に尽きる。
リョゴも、感無量のことだろう。
だからなのか、思いのたけを込めていつも以上に吠えまくる。
魂の咆哮とはこのこと。
ヒステリック過ぎるほどのハイトーンが、天空にまで突き抜けるほど。
メンバー達は、彼にいつも敬意を表している。
今までにもそれぞれにパープル経験はあっても、反則技で女性シンガーだったらしい。
普通の男性シンガーでは難しいからねえ。
それを、いともあっさりとこなしちゃうんだから驚愕だ。
シンちゃんのギターソロはギター小僧達、垂涎のラインが飛び出してくるから憧れちゃうね。
アッキーは「キーボードの魔術師」のごとく、指先から次々と過激かつ気品溢れるフレーズを、これでもかあというほどに紡ぎ出す。
男顔負けの鍵盤さばき。
超絶技巧派の女性版ジョン・ロード(このご時世に、こういう発言は問題ありか!?)
突き刺さる大胆なグリッサンドも見ごたえある迫力(多発する指先の擦り傷は名誉の負傷扱い)。
シンちゃんとの火花散りまくりなユニゾンパートも、正確無比でバッチリだ。
間奏部の「GmーCmーFーB♭ーE♭ーCmーD7」コード進行は、バッハの楽曲から引用。
それにしても、素早いパッセージは痺れるなあ。
あらゆる遊び心と、アドリブを絡めることも忘れてはいない。
ギターソロ直後にブレイクしてギターとハイハットの刻みに追随して、フロントの3人も大きくコブシを振り上げる!!
マサも咄嗟にアッキーのコーラス用マイク・スタンドに掛けてあった蛇柄ストールを目一杯に振り回す。
アッキーも負けじと、左人差し指を頭上高くに掲げて、コール&レスポンスの要求。
これらのシーンは「ホワイトスネイク」を参考にした。
とにもかくにも、序盤から良い意味でレッドゾーンを振り切っている。
マサとアッキーは、コーラスワークもひたすらに頑張ったよ。
何度も前方に駆け出して、片足をモニターやPA櫓に載せるマサとリョゴ。
(観客はポンとマサのブーツつま先を突く((´∀`*))
リョゴはブームではなく、こだわりのストレート・マイク・スタンドを使用。
それをありとあらゆる角度に振り回しながら、豪快なる雄叫び。
まるで体の一部のように器用に操る。
アッキーは、トレードマークの満面スマイルで、カメラマンたちにシャッターチャンスを与えるサービスぶり。
圧倒された観客は、金縛り状態で息を飲む。
その空気感がステージ上にまで、ビンビンと伝わってくる。
顔なじみの連中は「マサさんがSTA以外にプレイする姿を見たことなかったから、ビックリで新鮮だったよ」とのこと。
そうさあ、15年ほどSTA以外ではほとんど、まともなバンド活動をしていなかったからねえ。
それも致し方なし。
これで、ルーツの一部が垣間見えたかな。
マサは所狭しと前後に動き回って、ホップステップ・アクションの連続。
(ドラムとギターの間は天空から冷風が吹いてきてなんまら気持いいさあ!)
オカちゃんのところに何度も向かって行き、走り寄ったかと思えば、ここでもバスドラへ片足をのせて猛アピール。
シンちゃんとも目を合わせて、お互いに不敵な笑みを浮かべる。
リョゴとも背中合わせでがっぷり四つに組む。
このアグレッシブなフォーメーションが快感だ。

ホワイトスネイク怒涛のメドレー風「嵐の使者」
これ、この日は時間の関係上、残念ながらエディット・バージョンでプレイした。
そのパートはバーンのキーボード・ソロ後だ。
この曲は1974年リリース、第3期セカンド・アルバムのtitleでもある。
イギリスでは最高チャート6位を記録。
リッチー在籍時、最後の曰く付きな1枚だ。
当時は賛否分かれたけど、マサはすこぶるとお気に入り。
特にこの曲なんて、申し分なき完成度を誇っている。
随所にパープル節の真骨頂が満載なのはさすが。
ずっしりとしたウネリまくりの重量感と、構築美が誇らしいよ。

そこから再びBURNへ戻るという、心憎い展開を繰り広げる。

この辺にたどり着いた時点で、会場中は異様な雰囲気に包まれている。
今更ながらも「パープル・ブリンガー・ワールドへようこそ!」状態だ。

今回も魔物はチラホラと顔を見せていた。
・・・・・・・・まあそれらも、ご愛敬程度かな。
全く深刻な事故にはならず、笑い話にしちゃうところが、したたかすぎる軍団。

インパクト丸出しのエンディングを迎えたところで、万雷の拍手が沸き起こる。
皆、エキサイトしているねえ。
吹き抜けの2階席もご満悦。

間髪入れず、アッキーによる荘厳なるハモンド・オルガンの響き。
彼女が言うには「お祈りのコーナー」らしい。
スポットライトを独り占めの体制。
これは絶対に無視のできない、クラシカルで神聖なるひと時。
どれも曲が長いから組み立てに苦慮した。
でも最大に荘厳なところは残しておいて大正解。
黄金の第2期と第3期で攻める所存。
一切の妥協を排して臨んだ結果の研究成果が、花開いた瞬間だね。
****対バンの友人達がマサに「戦慄が走ったよ。パーフェクト!」とメッセージをくれた。
以前には雷神くんも「カッコ良かったよ」とお褒めの言葉を投げかけてくれた。****

緊張感が絶頂に達した頃合いを見計らっての、オカちゃんハイハット打ちによる巧みなカウント。
「SPEEDKING」
(1969年に書かれ、1970年6月に発表されたアルバム「イン・ロック」の冒頭に収録。
シングルカットもされた。
日本はアルバムのみ。
パープルの潮流を生み出した重要なる曲の一つで、のちのスピードメタルやスラッシュメタルのスタイルを形成した貴重なる曲と考えられる。
これって実は,リッチーが敬愛するジミヘン「ファイア」へのオマージュなのは有名。
KNEEL&PRAYが当初のタイトルだった。
歌詞はイアン・ギランが初めて書いたもの。
多くのオールディズ人気曲から断片的に拝借してスリリングに繋ぎあわせた)
ビートにのって,ヘッドバンギングの応酬。
マサは右腕を激しくグルグルと振り回してみせる。
腰をグッと落として、観客を睨みつけてのピッキング。
極上なるパフォーマンス・シーンは情け容赦なく続く。
しかし、まあ果てしなきメガトン級のせめぎ合いだなあ。
やっている本人たちが言うんだから、これは間違いない。
聞かせどころは中間部でのキーボード&ギターによる、壮絶なソロバトルに尽きる。
(この部分は、かなり話し合ったらしい)
真剣勝負を挑み合う、ストイックなご両人。
丁々発止な雪崩込み。
陰と陽、強弱のしのぎを削り合う頂上決戦。
リョゴは一歩下がって、片膝をついている。
マサはアンプの前に膝まづいて、虎視眈眈と状況を見つめる。
導入部では押さえ気味にバトンを受け継ぐ。
シンちゃんは、自由自在元気一杯、伸びやかに弾きまくる。
滑らかに指板を駆け巡る姿は、惚れ惚れするほど。
普段のアキはチャーミングなレディ、シンちゃんは温厚で冗談好きな男なんだけど、いざ演奏ともなると面構えが近寄りがたいほどストイックな別人格に豹変するのだ。
シンちゃんが慎重に大きくうなずく。
オカちゃんがひたすらに刻み続ける、リムショット・アクセントが渋い。
事細かに、イアン・ぺイスのジャジーなドラミングを再現。
その様は愛を込めて忠実に。
唯一無二なるソロは徐々に熱を帯びはじめて、雪崩込みのエクスタシーに達する。
恍惚感に浸る暇もなく疾走。
息もぴったりに爆走。
繊細で正確無比なるやり取りは、もはやアートの領域。
アクセルを緩める手段なんてありえない。
手抜きなんて許されない火花散るシビアな環境。
ギアを数段上げてきたよ。
ワイルドなリョゴは、やや斜に構えたポーズが妙に似合っていて心憎いほどだ。
後半での笑い声もニヒルに轟いた。
ラフにソリッドに、時にはストレートなやりとりも板についてきた。
「キーン!!・・・」と鳴り響くキーボードに包まれてのエンディングでマサはキック、ベースにパンチ、ネック振り上げにジャンプと大忙しにバリエーションを提供。
オオトリの「フラッグ」ベーシストのオサムちゃんはマサのパフォーマンスをいつでも穴が空くほどに凝視しているのだ。
お互いに切磋琢磨し合い、理想のライバル関係を築きあげた同志。

マサによるMC
今後のライブ告知も含めて、演奏中とは違う和気あいあいの側面を覗かせる。
「サンキュー!!
皆さん、こんにちは!
先の紹介でもありましたとおり、パープル・ブリンガーです!!
ディープ・パープルのコピーをやっています。
今日はですね、このバンド結成して13回目のライブということで、え~有名どころを満載でお届けしようと思いますが、ディープ・パープルは、昔のバンドだけに曲が長いんですよ。((´∀`*))
なので、しゃべりは少なめでバンバンバンバンやっていこうと思います。
次の曲はあれです
OK・・・・・いいですか!!??」

オカちゃんによる豪快なハイハット4カウントが盛大に打ち鳴らされる。
「ネクスト・ナンバー・・・・BLACK NIGHT !!」
どの曲もハイライトナンバーばかりで大サーヴィス。
これはライブ・イン・ジャパンのテイクをお手本としている。
(当時は未発表だった)
初出はアルバム「24カラット」
(1970年に発表。本国のイギリスでは2位まで上ったヒットソング。
日本でも約10万枚を売り上げる異例のヒットを記録。
ブルース・マグースの「恋する青春」と、何から何までもが瓜二つなのは、いやはや何ともだ・・・・。)
バンドメンバー中、一番年上のマサは、黄金期のパープルをタイムリーに知っている。
(後で気付いたんだけど・・・30代、40代、50代、そして60代が在籍。でも自然で当たり前に接しているところがひたすらユニーク)
大袈裟に言ってしまえば、生き証人のようなもの。((´∀`*))
だからレパートリーは新曲当時を知っているし、パープルの変遷史やメンバーの動向、ファミリーツリーにもけっこう精通している。
この曲のスタジオ盤もたしなんだ口。
オカちゃんは日本の「UCCブラック・無糖」のコマーシャルで知ったらしいよ。
世代に多少の差はあれども、皆パープルのライブ演奏経験があるのは強みだね。
しかし、正直な話、これには手を焼いた・・・・というのも相当前のこと。
今ではお互い手の内が、比較的読めるようになってきたから、余裕しゃくしゃくだけどね。( ´艸`)
当然、我らパープル・ブリンガーは迷うこともなく、ライブバージョンの手ほどきを受けた。
イントロは、スタジオバージョンではベースとドラムのみ。
でもそれでは、あまりにも寂しいから、厚み強化ということで、ギターも加わって度肝を抜くほどのモンスターサウンドにと提案。
そろそろ、進行にも馴染んできたのか、メンバーらは肩の力も抜けてきて、プッツンしながらリラックスモードでエネルギー全開。
やや走り気味だけど、冷静沈着に暴れまくっちゃおう。
とくとご覧あれさ。
印象に残るスタンダードが繰り出されるわけだから、ドツボにハマることは請け合いだ。
で、このコンパクトな構成の曲は、ライブバージョンともなると、じゃじゃ馬のごとき、捻りが加わってくる。
センスのない輩が演奏すると、リズムがお囃子のノリになっちゃうからお笑いだ。
ここいら辺にきても、リョゴの喉は強靱。
(ハイトーン大好き人間と述べる頼もしさ)
ボーカリストになるため、生まれてきたような男なんだね。
神に選ばれし者の宿命の特権。
一向に衰え知らずで、益々狂暴性を発揮。
どのようなトレーニングを積んでいるんだ。
今度、こっそり教えてもらおうっと。
ギターソロでは、狂気のアーミングが炸裂。
延々と恐ろしくも、悲鳴に近いくらいの唸りをあげる。
常識を凌駕する場面。
追い打ちとばかり、アッキーのキーボードが、熾烈に火を噴くがごとく張り合うのだ。
ボーカルに絡みつく、ギターのオブリガードも効果抜群にはじけまくる。
名物ともいえる3番でのドラム連打はワクワクするね。
皆、わかっているから「そろそろくるぞ!」と待ち構えているしなあ((´∀`*))
大好物さ。
イアン・ぺイスは、ありとあらゆるジャンルのエッセンスを、ふんだんに盛り込んでいるから、オカちゃんの本領発揮だ。
血湧き肉躍る落としどころエンディングでも、最高の仕上がりを見せた。
見せ場、聞かせどころとばかりに、リョゴの雄たけびも絶好調。
ルーズな破壊力溢れる構成は、流行なんて全く関係ないね。



注::::次の曲は以前の解説からの引用なので、この日は演奏していません。
ご容赦ください・・・・。

残りの曲も、説明なんて不要。
まずは、初披露の肝ともいえる肉弾戦
(特にオカちゃんにとってはね)。
「SPACE TRUCKIN'!!」
1972年リリース6枚目のスタジオ・アルバム「マシン・ヘッド」最後に収録。
ライブ盤の最高傑作「ライブ・イン・ジャパン」、伝説の「カリフォルニア・ジャム」でもラストを飾っていたね。
以前から、アッキーがリクエストしていたもの。
よって、即座に導入した次第。((´∀`*))
メンバーの中では、他のバンドでこの曲のライブ演奏経験がある者もいたんだけど、これほどに完成度を求めたりはしなかったらしい・・・・。
実はイントロだけでも2転3転したのさ。
スタジオバージョンか、ライブバージョンかで意見がカッチリと分かれた。
数種類のパターンで取り組むもイマイチ。
ギリギリの段階になって、ライブバージョンのシンプル化で落ち着いた。
マサのハイハット提案から、オカちゃん発案のバスドラムキック。
これが明瞭にわかりやすくも超絶ク―ルにハマった!
実際にこの日のライブは、静かで不気味な刻みからメガトン級のユニゾンが突き落とされた途端、オーディエンスが沸き上がった。
想像以上の反応にバンドも歓喜。
我々サイドも咄嗟にゾクゾクしちゃったよ。
あれは快感だったなあ。
試行錯誤した甲斐があったというものだ。
もうこうなればこっちのものさ。
イタダキ一丁上がりの攻防。
阿吽の呼吸でオカちゃん、STRONGタイプの激しい高速3連タム回し。
お約束、トコトンにまでぜい肉をそぎ落とした、鋼のリフが芸術的で絶品。
パープルの歌詞に深い意味なんて求めてはいけないよん。
(イアン・ギラン曰く、コミック的なユーモアを表現。
惑星間を飛び回る宇宙の長距離ドライバーの休日を日常生活として歌っている(´∀`*))
とにもかくにも、格別な疾走感が全編にわたって漲っているスピード・チューン。
一切休むこともなく、次から次へと目まぐるしく襲い掛かってくるアレンジの妙は、ある意味では快感。
フレットや鍵盤上を、上昇気流の勢いで暴れまくる。
シンちゃんの鋭いカッティングは神業の領域に達しているではないか。
ひじょうに難解なことを、涼しい表情でサラッとこなしちゃう猛者。
リョゴはゆっくりと、一呼吸を置いて絶叫!
最大の山場がやってきた。
オカちゃん渾身の、個性的この上ないドラムソロ。
スネアのスナッピーを外しての手数王。
千手観音のごとき神業。
そこから全員が轟音の塊と化して、アッという間に終わっちゃうんだけど、(ほぼ5分・・・)一切の無駄がないプロフェッショナルな起承転結。
それはイントロからエンディングに至るまで。
パープル・ブリンガーは、今回、ほぼこの曲に心血を注いだと言っても過言ではない。
そのくらいに全神経を集中させてメンバー一丸となってのぞんだのだ。
結果?
・・・・・もちろん成功の部類に属するでしょう。
今後、益々の発展が楽しみだ。
パープル・ブリンガーは必ず、課題を提起して成長を促す。
バンド活動をやるからには、これも一つの醍醐味さ。
オカちゃんは、この曲の仕上がりには全然納得がいかなかったようだけど、誰もが絶賛していたよ。
とことんまで突き詰めていくタイプの、オカちゃんならではのエピソード。
「ベイクド・ポテト・ライブ」におけるジェフ・ポーカロも、自分のドラミングに不満を述べていたけど、「スーパープレイの連発なのに、どこが!!??」と皆が言っていた。
それを思い出したよ。



さりげない、チューニングタイムを経て・・・・出た!!
「SMOKE ON THE WATER」
(オカちゃんのTシャツに描かれている1972年発表のアルバム「マシンヘッド」に収録。
アメリカでは翌年の5月ビルボード・ホット100において4位を達成。
この曲に関するエピソードはすでに語りつくされた感あり)
リョゴは「クラップ・ユア・ハンド!」と手拍子を要求。
アッキーも追随して、両手を高々と掲げてそれに呼応する。
ハードロックを聞かない人でも、この曲は耳に馴染みがあることでしょう。
熱狂は頂点に達した感あり。
これぞ基本コンセプトに掲げていた、究極なるライブバンドのしたたかさ。
イントロのギターからドラムとキーボード、更にベースへと折り重なるような進軍には何度聞いても戦慄が走る。
ドラミングのオカズは、第3期以降でのフレーズで刺激的。
チャッカリとリョゴはオリジナルのギランではなく、グレン・ヒューズの節回しを導入してドスを効かせているね。
ちなみにパープルというバンドはカリスマのリッチー、キーボードの革命児ジョン、鋼の強靱なるボーカル、そして手数王ことぺイスにスポットライトが当たりがちだけど、ベースも中々に奥が深い。
よくよく突き詰めて聞いてみてくださいよ。
いぶし銀のようなフィンガリングが控えめながらも、そこかしこに這いずり回っているから。
悲しいかな、それはベースというパート上、宿命なのかもしれないけど(クィーン、ツエッペリン、ザ・フーしかりだ)。
その最たる作品がこの曲。
まるで地響きのようなベース・ラインが、これでもかあというほど、ふんだんに導入されているんだから。
イエスのクリス・スクワイアとは別角度での解釈で、リッケンバッカーのトーンを生かしきった名演が山積みだ。(室蘭のブルースベースマン、ヒラノくんも興味津々だった)
エンディングでは「キーボード!アキ―!!」とリョゴは指差しで紹介。
それに反射的に対応したアッキーも、左腕を誇らしげに突き上げてソロを奏でる。
淡々とバッキングをつとめるオカちゃんとマサ。
締め括りは、怒涛のギターとキーボードによる熾烈を極めるソロ・リレー。
エモーショナルなシンちゃんのチョーキング。
アッキーは咄嗟にしつこいくらいの壮大なる音数で応戦。
タメにタメを効かせて、突然のフィニッシュ・クラッシュ。



そのままの余韻を引きずりながらも、ナイスなタイミングでオカちゃんのスネアが控えめにロールされる。
「ラストです!
HIGHWAY STAR!!」
足元のドリンクを一飲みしたマサが、ダメ押しとばかり盛大に告げる。
この焦らし具合の加減も面白い。
ライブ・イン・ジャパンとスタジオバージョンを、程よくブレンドしてグイグイと牽引。
(1972年3月リリースのアルバム「マシン・ヘッド」トップに収録。
日本ではシングルもヒットしたよ。
今までのライブでは、何故だか、イントロでトラブっていたけど、やっとまとまったよ!
この曲、今でもトミーが在籍する「蝦夷紫」のセットリストに組み込まれているそうです。
トミーの鬼門ともいえる曲。
で、リョゴは初めてライブで歌ったのがこの曲らしい。
自身のテーマソングのごとく、五臓六腑に染み込んでいるもんなあ。
フルスロットルにリョゴがパトカーのサイレンを高らかに演じる。
ここにきて一体全体、何オクターブまで出るんだ!?
タフネス・ガイだね。
そのアグレッシブでエネルギッシュな様に、横に陣取るメンバーらも俄然刺激を受ける。
リハでリョゴが指摘していたシンコペーションも、自然に溶けんでいた。
オカちゃんが最近提案した半音下降最後の緊迫感最高のユニゾン突っ込みもバッチリ!
さあ、したたかで貫禄漲るキーボード・ソロには、風格さえ漂ってきた。
まあ、これもアッキー1流のチャームポイントの一つかい。
羨ましそうなヒコちゃんいわく「クラシック・ロックは、俺たちの青春そのものであり原点だね」
だから中盤部分における変態的なJ.S.バッハのコード進行は、何度聞いても感涙にむせんじゃうのさ。
バッハとジミヘンの融合。
この手合いは日本人の琴線を振るわせるのだ。
まるでギタリスト向けの教則本のよう。
その証拠に観客たちは、シンちゃんのギターソロで万雷の拍手を浴びせていたよ。
嬉しい限りだね。
レッドゾーンが振り切れたシンちゃんの、豪快なギターソロに熱視線が向けられる。
プレッシャーも何のその。
見事に跳ねのけ、大役をこなしてみせた。
誇らしげにギターを高く掲げる。
余力を振り絞っての、不敵なるリョゴ高音ヴォイスは衰え知らず。
オカちゃんのドラミングは信頼度高しのボトムライン。
安心して各自がプレイに専念できる。
アッキーもシンちゃんも、まだまだ自己主張し足りないよ、とでも言いたげ。
引っ張りに引っ張ったエンディングで堂々のフィナーレを迎えた。

「WOW!!ありがとうございました。パープル・ブリンガーでした!!」
FINALEは完全燃焼で真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ。

お疲れ様でした!!!
13回目のライブも大団円!!
ステージ後、会場内で、方々からメンバー達は称賛を受けたそうです。
以前にオカちゃんは、ドラムの先輩でもあるセッキーから大賛辞をたまわり、モッチンからも「札幌のぺイス君」と呼ばれる始末さ。((´∀`*))
知らないお客様からも「良かったよ。
また来年も必ずこの会場に戻って来てね」と声をかけられ励まされたそうです。
しかも先月の小樽で、オカちゃん&リョゴは全く知らない人からビールをご馳走になったそうだ。
次々に訪れてくる人々から写真撮影や握手攻め、お菓子のプレゼントと、しばらくオフステージは賑やかでしたなあ。
すでに次のライブに対する期待が、目いっぱいに膨らんでいるしなあ。
でも、これに甘んじることなく、今後も精進の日々に専念していこう。


ライブ後は、楽屋にて討論会を繰り広げ、時の経つのも忘れてしまった。
あまりにもヒートアップし過ぎたね。


追記・・・・オカちゃんは「スピード・キング」「ブラックナイト」「スモーク・オン・ザ・ウォーター」をメドレーで、トミーはホワイトスネイクの「バーン」「ストーム・ブリンガー」のスペシャル・ミックスをライブで演じたことがあるそうです。
リョゴは、ずっとヘヴィメタル系をたしなんでいる。
シンちゃんも若い頃はもっぱらパープルの虜、アッキーは正直な話、あるライブにおいてパープルを知りジョン・ロードにぞっこんとなり、マサは高校生の初ライブでパープルを夕張商工会館ホールなどでプレイ。
結局は各自、思い入れの強い別格バンドなのは間違いなし!!。

そんなわけでして、ライブのたび選曲や曲順、持ち時間に苦慮するという、贅沢なる嬉しい悲鳴にあえいでいるのだ((´∀`*))

追記・・・リョゴは段ボール箱いっぱいのパプリカを差し入れしてくれた。
シンちゃんが用意してくれた白いビニール袋にパープルブリンガー、STAのメンバー達で選り分けた。
めちゃくちゃに美味しくて栄養満点!!
リョゴ、ありがとう。
ご馳走様!!
((´∀`*))


****予定にない閃きが沸くこともあれば、事前に考えていたことがすっぽ抜けることもあるのがライブの醍醐味。
その積み重ねは永久なんだよね。
満足に満たされることなんてありえない・・・・。
ライブは生もの、水物。
何10回も繰り返してパーフェクトなリハでも、たった1回のライブでとちることはザラ。
だからこそ、一旦その魅力にハマったら抜け出せないのがライブなのさ。
これだけは断言できる・・・努力は決して裏切らない。
継続は力なり。
石の上にも3年。
快進撃はまだまだ続くよ!!****


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VOL,204 FRIENDS LIVE81 IN LUA RELVA1(ちむどんどん編)

2023-09-18 18:59:21 | Live Set List
5,ちむどんどん
16:30~17:00

会場内に流れているBGMはアバで「ギミー・ギミーー・ギミー」
ミッシェル・ポルナレフ「愛のコレクション」

そして満を持して舞台に上ったのは、地元・札幌から登場となるこの日の主催者でもある彦ちゃん率いるバンド。
私も見るのは3回目だから、とっても興味津々楽しみにしていた。(初めてライブを見たのは、今年1月21日の土曜日にSTAキーボードのアッキーが主催した小樽ゴールドストーンのマ・シェリ・ライブ・イベント!)
と、いってもこの日が4回目のライブらしいけれどね
(;^_^A。今年7月23日の日曜日、小樽・浅草橋オールディズナイト以来)
最初の頃は、三線のチューニングにそうとう辟易したそうだ・・・。
なんたって三線歴は楽器を購入し練習をはじめてから、まだ1年も経っていなんだとか・・・・。
ああ、無謀すぎる・・・・((´∀`*))
まあ、大したトラブルもなく何とか終えたのはさっすがだ!!

さてさて、この男がまたまたやってくれました。

ワーカホリックの彦ちゃんがいるといないとでは、ライブイベントの雰囲気が全然違う。
そのくらいに有名なる名物男だ。
一体全体、彼はいくつのバンドを持っているんだい?
いやいや、考えるのはもうよそう。
そんな詮索は野暮ってなあもんだ。
だって、それを解説しはじめたら、それだけであっという間にここのスペースが埋まっちゃうもんね。

マサと彼とは、もう18年ほどの付き合いになるんだねえ。
月日の経つのは早いものだ。

双方ともにSTA、TAKE・OFF(チューリップのカバーバンド)を結成したばかりで、スタジオリハでしゅっちゅう顔を合わせていた。
そしてお互いに、壮大なる夢を語り合っては切磋琢磨し合った仲。
酸いも甘いもかみ分けた盟友同志だ。

マサはほとんどSTA中心の活動だったのに対して、彦ちゃんは膨大なる多方面のジャンルに着手。

自主企画ライブなどを行いつつも、長年交流を重ねているのですよ(今年のイベントでも対バンが目白押しさ!)。

だからこそ、そこから培った人脈も驚愕に値する。
(サークルにも所属しているし、アコースティック・ユニットも持っている)
バンド、音楽、ライブに対する取り組み方こそ違えど刺激を与えあっている。
良い相乗効果を発揮しているのではないでしょうか。

 
一昨年、遂に神秘のヴェールを脱いだ彦ちゃん率いる紫のコピーバンド「蝦夷紫」
あれは各方面に十分な衝撃を与えてくれた。(VOは元パープル・ブリンガー、ショックスのトミーだ!)

その後も相変わらず色々なニュープロジェクトを結成しているようなことは、本人の口からとか、噂、SNSで時々伝わってきていた(クリーム、チャーのコピーバンドなど。
今後もレディシンガーをフューチャーしたジャパメタを披露する予定。
そのためのリハにも、そろそろ取り組むようだよ。
一時たりとも歩みを止めようとはしない)。

で、今回のバンド・・・・・演奏技術の成長したその姿を、早くも見れるのだよ。

彦ちゃんの貴重すぎる三線が聞けるのは本イベント目玉の一つ、と司会進行役のシーちゃんも語っていましたよ。
結果かい?・・・・もちろん全てが想像以上に熱いパフォーマンスを繰り広げてくれた。
フェイスブックで予告していた、ヒコちゃんのメッセージに嘘偽りはなかった。
いやはやなんとも大した連中だ。
心底に感服しちゃった。

それはともかくも、 このバンド名を聞いたら即座に、ピンとくるよね。
去年、話題になった朝ドラのtitle。
かくいう私も全編にわたって見ちゃいました。
で、ヒコちゃん、キョンキョン、タッキーは南国含めてそうとうの沖縄通ゆえに、旅行にいって写真撮影もしてきた。
タイムリーなことに、ニューバンドの発想を得て結成に至ったというわけだ。
目の付け所が鋭い。
しかし、その旬な行動力には脱帽。
誰でも夢や構想は描くもの。
そりゃあ、簡単なことさ。
でもヒコちゃんは、いともあっさりと実現しちゃうんだから。
典型的に圧倒されちゃう有言実行の行動派とは彼のこと。
まさか、こんなにもはやく現実化するとは。

いざ、蓋を開けてみたらば、お馴染みの連中がズラリだったけどね((´∀`*))
もうすでに常連の顔触れ。
心強き結束の固いヒコファミリー。
そして特筆すべきは麗しの歌姫。
彼女の加入は、今後の大きな武器となりえることでしょうよ。
歌唱力はもとより、存在感とルックスを含めてね。
羨ましい限りさ。

「蝦夷紫」・・・・沖縄繋がりでジャンルこそ違えど、これまた新鮮なサウンドを展開してくれた。
そしてこのバンドにも、思いっきり乞うご期待だ。

その前に8人からなるメンバーの構成を・・・・・

リーダー&ギター&三線・・・・先に出演したブレッツアに引き続きのヒコちゃん
(愛器シェクターのブルーボディカラーを使用。
ローズ指板。
白いハット、黒いサングラス、白Tshirt、ペンダントに青の白黒アロハシャツ。白パンツ、サンダル姿)

ボーカル・・・・ニシコちゃん(な、な、なんとSTAシンガーのアイちゃんとは懇意の仲でハグまでしていました!
光輝くレイがオシャレ)
花柄の赤いアロハシャツに黒のワンピースとサンダル姿)

ギター・・・・ノブさん
(フェンダーのストラトキャスター。
キャンディアップルレッドのボディカラー。
メイプル指板。
白ハットに黒いアロハshirt。パンツと靴は白)

ベース・・・・ホリくん
(YAMAHAの5弦。
ナチュラルボディ。
ローズ指板。
フィンガーピッキング。
ストラップは黒を使用。
ジーンズ、白シャツに濃紺のアロハシャツ姿)

ドラム・・・・ミヤシタくん

キーボード・・・・ヒロくん
(YAMAHA MONT-BELLを使用。
白ハット、眼鏡、黒Tshirt、白黒のアロハシャツを着用
パンツと靴は白)

コーラス&鈴&キーボード・・・・キョンキョン(ローランドJUNOーDS
水色のレイと派手な花柄のシャツと黒いワンピース)

コーラス&アコースティックギター・・・・タッキー(明るい花柄のアロハシャツ姿
何とマーチンを使用)
・・・・という鉄壁の布陣だ。

ヒロくんはお馴染み、先に説明したTAKE OFFのオリジナルメンバー。
紆余曲折を経て、最近、久しぶりにバンド活動へ復帰したんだから嬉しい限り。
この日も早くから会場入りして客席にて早速マサ、アッキーと談笑。
それはいいんだけど、楽器をケースに入れないで裸で抱きかかえるのは精神衛生上よろしくないのではないかい!!??(;^_^A
何かあってからでは遅いよ。
ただでさえ高級品なんだからねえ・・・・。

コーラスコンビはアズマッシーズ、そしてこれまた先に出演していたシュガーレスの活動で有名。

全員が夏を基調とした思い思いの赤や青のアロハシャツを着ての登場。

それでは前置きがたいへん長くなってしまいました。
中間点です。
そろそろ本編に参りましょうか。

華やかに「海の声」で幕開け。
オープニングにはもってこいだ。
「浦島太郎(桐谷健太)」名義のシングル。
2015年7月31日に配信。
album「香音~KANON~」に収録。
アイチューンストア&レコチョク&カラオケランキング共に見事1位を獲得!
当時は連日放送されていたコマーシャルソングで人気沸騰していた。
作曲はBEGINの島袋優。
三線は桐谷本人が演奏している。
だからこそ、ここぞとばかりにヒコちゃんもメラメラと燃え上がるものがあったことでしょう。
頑張っていたもんなあ。
皆さん、じっくりと癒されてください。
和気藹々の和やかムード満載でステージは進行。
オリジナルでは男性ボーカルなんだけど、ニシコちゃんが歌っていても全く違和感がなくって素晴らしい。
どんなタイプの楽曲にも、余裕で対応できる実力派。
自然に己のモノとして消化できる才能に恵まれているんだねえ。
彼女はバンド体制でも活動はここが初の体験らしいよ。
でも、ゴスペルシンガーとしてはそうとうに有名らしい(アイちゃん談)
どうりでなあ、その澄み渡る発声から堂々とした佇まいにと全く申し分なしさ。
ホッコリ気分で掴みはバッチリとオーケー。
良かったね。
無事に開演でき、メンバー達が安堵の表情を浮かべていたのが印象的。


ヒコちゃんがMCも兼任
「((´∀`*))
ちむどんどんでございます。
よろしくお願いいたします。
沖縄バンドをやりたいということで、三線を募集したんだけど、誰もこなかったんだよね・・・。
それならば言い出しっぺの自分が弾くしかない、と言うことで三線初心者のク
ドウヒコイチと申します。
サンシンショシンシャ・・・・上手く言えないなあ・・・(-_-;)
沖縄方言の歌ばっかり取り上げていますが、ただでさえ、私は何を言っているのかわからないとよく言われます((´∀`*))
方言で喋っているの!?・・って言われる。
まあ、そんなことはどうでもいいけれど、さてさて三線特訓の成果やいかに・・・((´∀`*))!?
連日の厳しい猛暑の中で、南国・沖縄の暖かいメロディに酔いしれてみませんか。
というわけでして、次の曲・・・・・島唄」
THE BOOMの代表作品。
1992年1月22日発売のアルバム「思春期」に収録。
作者の宮沢和史は「坂本九の上を向いて歩こう、のような曲を作りたかった」と後に語っている。
琉球音階などの要素を取り入れたこの鎮魂歌には、沖縄方言version、東京弁versionなどがある。
当初は沖縄の人間でもないのに真似事している、とか沖縄ブームに便乗しているとかの批判にさらされるも、テレビコマーシャルの起用、喜納昌吉やビギンの比嘉栄昇らの励ましメッセージにより宮沢は奮起する。
アルゼンチンでのカバーが大ヒット、サッカー2002年日韓ワールドカップ・アルゼンチン代表チームの応援局への起用、紅白への出場と人気を博し150万枚以上を売り上げる大ヒットとなった。
一種独特のリズムやハーモニーも絶品。
忠実に再現していますよ。
そうとうにリハーサルしたんでしょうね。
フェイスブックにもその状況を懇切丁寧ヒコちゃんがアップしていました。
そのヒコちゃんも、いつの間にやら三線からエレキギターに持ち替えているではないかあ!?
後半ではドンドンとテンポをアップしていき、盛大なるお祭り気分で華やいだ。
こいつは盛り上がる事、必至だあ。
シンセサイザーの効果も憎い演出力。

「はい、今日のヴォーカルは、去年から探していて遂に見つけた新人のニシコちゃん!!
まだ歌のキャリアは10か月ぐらいの初心者・・・。
(とてもじゃあないけど、そんな風には見えない)
僕の件は置いといてね((´∀`*))」
ニシコちゃんにMCはバトンタッチ
「朝から私は緊張しすぎて、歯ブラシに洗顔フォームを付けてしまいました!!
(あるあるだね・・・・俺も以前に一度だけ寝ぼけ眼でそれをやらかしたことがあるよん)」
ヒコちゃん
「それでも歯は綺麗になるでしょう!
次は老若男女問わず誰もが知る、あれですね‥‥ビギンで・・・・舟唄?・・・・島唄??・・・・あれ!?違った??かな??・・・・・島人ぬ宝」((´∀`*))
沖縄の本土復帰30周年に向けての23枚目シングル。
2002年5月22日発売。
album「ビギンの島唄~オモトタケオ2~」に収録。
オリコンチャートでの最高順位は47位だが、1年以上の60週ランクインというロングヒットを記録。
これはテレビのドキュメンタリ―番組でも放送されていたね。
石垣中学校の生徒たちに島への思いを書いてもらい、それを参考に繋ぎ合わせて比嘉栄昇が故郷のために作詞したもの。
沖縄では超メジャーな島言葉を使ったスタンダードで多数のアーティストにカバーされている。
幼いころに思い描いた、大切な懐かしい原風景が蘇るイメージさ。
沖縄県博物館長はこの歌に触れ「島人としての宝は誇り、それを支える歴史・文化、それを育む雄大な自然」と記している。
壮大なる海、空、風・・・・。
今では沖縄中の卒業式で歌われるほどに。
特徴あるイントロからカラッとした雰囲気満点な三線の音色が心地よく響く。
その印象的なフレーズにのって、タッキーが口笛と合いの手を入れる。
三線と歌がまるで会話をしているようなバランスが、国境を越えて多方面の人々に愛されている。
後半ではドンドンとテンポアップしていき、華やいだ雰囲気でエンディングを迎えた。

タッキーにMCはチェンジ
「ヒコさんは三線が弾けない、なあんて言っていたけど、今日はどうやらちゃんと音が出ているね。(それも、血の滲むような特訓を重ねた結果でしょうよ)」
そのヒコちゃんにMCを受け継ぐ
「学習して、皆に迷惑をかけないようにしてきたさあ。
そうしないと死んでも死にきれないしね・・・・」
「え!?・・・死ぬの???・・・」
「いや、いつかは皆も死ぬでしょう」
「まあ、死ぬ話はやめましょう。
次は‥‥ファムレウタ(子守唄)」
これは新曲だね。
新鮮に心地よく響き渡るよ・・・・。
2002年リリースのアルバム「てぃだ~太陽・風ぬ想い~」に収録。
ニシコちゃんのキャラクターに自然とジャストフィットするね。
ナイスなセンスに乾杯。
三線からシェクターのエレキギターに持ち替えて弾きはじめ、歌に入った。
キョンキョンの控えめな鈴にも、憂いが漂っていて効果覿面。
タッキーもツインコーラスで彩を添え、ニシコちゃんを好サポートする。
心を揺さぶる歌詞、ノスタルジックな旋律、美しい情感の込められた柔軟な歌声と、三位一体。
会場全体をゆったりと優しく包み込むような壮大なるシンセサイザーサウンド。
ここではじっくりと聞き入って魅了される、というのも一興。
甘く切なく感動のあまりにグッと琴線が震えてくる。
ヒコちゃんはギターソロをガッツリと決めた後、写真撮影に興じるほどの余裕をぶちかましているではないかあ!!??((´∀`*))

「ありがとうございました。
三線歴10か月でうまく弾けたと思ったら、エレキギター歴40年でも間違えちゃったね。
三線を褒められ、調子にのっていたらバチが当たったさ。
三線は弦が3本しかないんだけど、フレットがないから難しい・・・って苦しい言い訳ばかり言ってるね。
ステージには、恐ろしくも意地悪な魔物が潜んでいるんだ。
もうね、これでね、思い残すところはね、ないね((´∀`*))。
沖縄の歴史を紐解いてみたらアメリカが攻めてきて戦争やら、どうしたこうした島唄なんかにも色々と深い意味があるんだけど・・・・・
この際、豪華な沖縄の宴に招待しましょう!
よろしくお願いします。
最後の歌は、元気いっぱい目立ちまくってハードにいこう!!
ダイナミック琉球!!」
イクマあきらの作品
琉球大学・土木工学科の創立50周年の記念で生まれた曲なんだそうです。
「琉球ルネッサンス」という組踊絵巻の応援テーマソング。
2009年にリリースされた同名タイトルのアルバムに収録。
ラストでは、ひじょうにマニアックで異質なナンバーを持ってきたものだ。
でもこのポジションは大正解!!
背筋がゾクッとするほどに、血湧き肉躍るご機嫌な極上ポップスが飛び出してきた。
ドラマティックなキーボードの荘厳な音色に導かれる、出だしのソロパートがどれだけうまく歌えるかが最大の見せ所。
渋く絡みつくギターソロと、その後のリズミックでヘヴィーな大合唱も力強くよろしくね。
アップテンポで勢いそのまま、情熱的な熱唱への雪崩込みにバカ受けは必至。
ニシコちゃんの凛とした声質と、張りのあるカッコいい声量はグッとテンションを上げてくれるね。
全員が余力を振り絞ってエネルギー全開で燃え尽きたね。
いい汗をかけたようで笑顔も素敵だ。
大団円で、本当にお疲れ様でした。

****あとは残すところ5バンドのみとなりました。
HEY THERE EVERYBODY!
ARE YOU READY
HERE WE GO!!****
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