THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,204 FRIENDS LIVE81 IN LUA RELVA1(稲葉美紀DEAR FRIENDS編)

2023-09-16 21:48:30 | Live Set List
このライブレポートは多方面の人たちが閲覧しているようで執筆している私本人が驚愕しているくらいだ。
ライブ会場で「読んでいますよ!」と、何度も声をかけられて絶賛の嵐。
たまに辛辣なご意見も頂戴するけれど、そんなことには目もくれず、気を引き締めつつも、ただひたすら頑張って書き綴っていこうと思いますので、今後とも叱咤激励のほどよろしく!!
 
****心してライブ・レポートを読んでね!
それでははじまり、はじまり~~!!****

3,15:00~15:30

はい!
さあさあ、ここでSTAともひじょうになじみ深いバンドの登場ですよ!!
「稲葉美紀DEAR FRIENDS」
地元の・札幌からの出演。
このバンド、私が見るのは意外にも今年2月26日、小樽公会堂・雪盛りの路以来だ。
メンバー達とは違うバンドでちょくちょく会っているから、久しぶり感は全くなしだけど・・・・((´∀`*))
再会を楽しみにしていたよん。

 
バンド入れ替え中に流れているBGMはスティクス「ミスター・ロボット」、ザ・ビートルズ「ア・ハード・ディズ・ナイト」、ウイルソン・ピケットの「ダンス天国」で派手に決めて、締め括りはサイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」・・・・・そして思いっきり渋めのジャズ(これにはSTAのミツが敏感に反応していた!)
シットリと感動的でムードが盛り上がるねえ。
 
***早くもライブ・レポートの第4弾に突入だよ!。
お楽しみに!!***
 
このバンドは5人組です。
全員が落ち着いたイデタチによるファッションで統一。
古くからのSTAファミリーなんだよ。
顔なじみのメンバーどころか、STAでガンガンにプレイしていたミュージシャンまで在籍しているしね。
手元に残っている記録によると、昨年の2月27日(日)小樽雪明りの路・運河プラザホール、11月6日エイベッツ・バンドカーニバル(日)、11月27日ソリッド・美紀ちゃん還暦記念ライブ(日)以来(ゴールドストーン&スターライトでは「そうきあ」&「.J」で対バンを組んではいますがね・・・・)
本当ならば一昨年8月の小樽・北運河サウンドエナジーなんかでも一緒になるはずだったのに、このコロナ騒動で泣く泣く出演を辞退していたのさ・・・・。
近年はアコースティックプロジェクトに着手して、グッと落ち着いた雰囲気を醸し出していた彼ら。
全員が椅子になんか座ったりしてね。
若干のメンバーチェンジも施しているようだし(でも見たことのある顔ばかりだけど・・・笑)。
皆、元気にしていたかい?
彼等がエントリーするとしないとでは、イベントとしてのクォリティに差が顕著に現れてしまうのは明らかでしょうね。
ここのところ、アジアを中心としてワールドワイドに俄然注目の的となっている80年代J-POPサウンド。
このバンドのセットリストなんてドンズバでしょう!!
周り回って遂に時代と音楽の流行がバッチリと合致したんだね。
これは素晴らしいことだ。
こうなったら、目一杯にフルスロットルで頑張ってもらうしかないでしょうよ!!
期待感に溢れてワクワク状態だよ。
結果的には今回、出演が実現してくれて本当に良かったよ。
ご多分にもれず、相変わらず彼らもバンド掛け持ちにと多忙(コロナの影響で多少は落ち着いたのかな?!)。
今回は珍しくも1人だけさ・・・・。(しかもSTAで!!!)((´∀`*))

この日も控えのテーブル席が、STAと隣同士ということもあって、ちょくちょく行き来していたよ。
時にはお互い、写真撮影に勤しんだりしてね。((´∀`*))
 
まずはバンド・サイドからのメッセージが届いていますので、ここでご紹介させていただきますね。
「こんにちは((´∀`))
実力派ヴォーカリストの稲葉美紀を前面にフューチャーして、プレイヤー達は彼女を盛り上げるバックバンドに徹するのが基本コンセプトです。
皆さんの馴染みある曲や、得意とする八神純子を中心にオールジャンルへとチャレンジし、自らだけではなく会場の皆さんと一体になれる癒しとHAPPYなステージをお届けいたします♪
これからもドンドンと進化し続けますよ。
興味津々でしょう。
皆さんの癒しパワーになるよう歌います。
コロナなんて、やっつけよう~!!
どうぞよろしくお願いいたします」

う~む・・・なるほどなあ。
そういわれてみればどことなく、アダルティックなムードを醸し出している。

「バック陣の白熱プレイを秘密兵器にバンドとのハイブリットバージョンが売りです。
伸びやかなるハイトーン、クリアヴォイスのミキミキをお届けします。」とのこと。
つまりは、バンド形態プラス・アルファの変則編成に落ち着く事と相成りました。
2017年のベッシーホールでは、インストウルメンタルとボーカルを織り交ぜた編成の5人組フュージョン・ロック・バンド、2018年1月のスペース・アート・ホールではピアノ弾き語りを中心に据えたバンド編成、同年8月の北運河サウンド・エナジーではMIKIMIKIヴォイスとトークを散りばめてくれました。
3年前1月のモダンタイムではギターレス、ツインキーボード体制での初お披露目だった。
思い返せば今回の実験的ひな型だよね。


それでは今更説明や解説をするのも野暮というものではありますが、いきます。

ヴォーカル&KBに妖艶なる歌姫ミキちゃん。
ローランドの06を使用。
時にはヴォーカルのみに専念するステージもあるけど、今回は楽曲の関係上鍵盤シンガーというスタンス。
正に「札幌の八神さま!」
STAアッキー曰く「めっちゃ腕をあげたなあ、ミキさん」と感嘆。
本人によるコメントを紹介
「私失敗しないのでと、ドクターXを気取ってはいるが、密かに歌詞を間違えている・・・・(爆笑)」
彼女は多方面のバンドに所属しています(ポップスはもちろんのこと、アニソンから様式美へヴィーメタルまで)。
才色兼備とは彼女のこと。
なんと驚いたことに、網タイツ姿でイングヴェイマルムスティーンのカバーバンド「.J」でも堂々と演奏していました。
ずっとその雄姿を夢にまで見ていたのだよ。
ここまでの道のりは長かったあ・・・。
ありがたいことだ。

 
リーダー兼ドラマーは元STAのセッキーちゃん。
トレードマークの黒いベストも復活した。
「最年長でドリンクを飲みつつも頑張っています(ミキミキ談)」
3年前はカホンとウィンドウチャイムなどを巧みにこなしていました。
今回は本来のドラマーとしてその目を見張るようなドラミングを披露(スローンはヤマハ製。備え付けのドラムセットのシェルは銀色)
とにかく彼は、リズムマシーンを心強き相棒に従えて数段ギアをあげてきた。
それはお世辞抜きに、方々から聞こえてきた沢山の賛辞が証明しているよ。
時と場合によっては、テインバレスまでをも操っていたし。
彼のスティックの持ち方は、レギュラーグリップなんだけど(写真を参照のこと)、その握りであれだけ叩けるドラマーって通のドラマーに言わせるとそうそういないらしい。
普段は笑顔を絶やさずフレンドリーな佇まいなんだけど、いざステージにスタンバイすると、キリリとかっこよく表情も引き締まって豹変するのだ。
彼も、フュージョン系ブレイクスルーを手始めに、数多くのバンドを掛け持ちというモテモテ・ミュージシャン。
病的なくらいに根っからのバンド好き男。
その温厚な人柄からは想像もつかないくらいの熟練技を発揮。
実はドラムのキャリアは、それほど長くないとのことなんだから更に驚愕だ。
一見の価値アリ。 
 
ベースパートには一昨年の夏から、アミノ酸ことアミノ君や、マサキヨ君が見事に埋めていたんだけど、第3の男が今回現れた。
トミッチョだ!
彼はシカゴ通でもあるんだけど、.Jでもひたすらに気を吐いている。
使用楽器は愛器のジャズベース。
ナチュラルボディカラー。
メイプル指板。
とてつもないことになりそうな予感。

 3年前の末に、めでたく加入した酔いどれギタリストのシモラー((´∀`*))。
小樽マリンホールではヤマハの独特なデザインのサイレントギターを使用。
骨組みシェイプのあれね。
これは軽量で名器だ。
アノ時は、アコースティック系だったからのこだわりか・・・・・
一昨年の夏にもユニークな仕様のレスポールを持参(レモンドロップのボディカラー)。
なんとビグスビーのアームユニットをマウントしていたのだ。
で、今回は真っ赤なエピフォンのセミアコギター335でプレイしていました。
相当のギターコレクターとみた。
これは面白いね。
マニア心を存分にくすぐるところ。
今度ゆっくりと、楽器談義でもしてみたいよ。
「酔っぱらっていても、何故かギターはしっかりと弾く。
内股になるけど・・・・(笑)」
実際に会場ではオフステージ中、椅子で居眠りしていたり、オリジナリティ溢れる(!?)ダンスを披露したりで人気者。
ずっと注目の的でした。
演者が食われるほどに。
目立った者勝ちの世界観だ!((´∀`*))
テツも密かに彼のギター・テクニックを大絶賛していた。
さすが、見る目が鋭いね。
類は友を呼ぶ。
よって、今回STAでも、その超絶技巧なテクニックを余すところなく披露してくれたよ。
 
そしてキーボードレディが、2人も在籍というゴージャスさ。
これならばミキミキちゃんも、歌に全力で専念できるというものだ。
このスペシャルなシフトは大正解。
ミキミキの八神様スタイルのキーボード弾き歌唱も絶品だね。
キーボードは、な、な、なんとその名もジュンコさん!
八神純子を弾く淳子さま。
20代の頃、ミキミキと一緒にバンドを結成していてポプコンや、キリン・ポップスグランプリなんかにオリジナル曲も交え出演してブイブイ言わせていました。
楽しい老後&ボケ防止のために再度返り咲いた次第!
めでたし、めでたし!!
ちなみにKORGのKROSSを使用。

つまり見るたび、構成に微妙な変化があるわけだ。(人の事は言えませんが。。。。(;^_^A)
色々と試行錯誤の繰り返しなんだね。
バンド維持って何かと大変。
まあそれだけに、やりがいのあるジャンルではあります。

この日、ミキミキちゃんは受付嬢、セッキーはドラムセッティング&カーテンの開閉作業も兼任していた。
つまり終始、役割分担をしてスタッフ兼バンドを担っていたのだ。
頭の下がる思いさ。
ご苦労様です。
 
 以前には、会場入りした彼等をマサが捕まえて素朴な疑問を投げかけてみた。
「ブレイク・スルーとこのバンド、結局どのように区別するのかな?」
とどのつまり、ブレイク・スルーはセッキーによる純粋なる多重プロジェクト。
そしてこちらも表向きはセッキーがリーダーなのですが、実質的に影で取り仕切っているのはミキミキちゃんだとのこと(裏ボスね)。
なるほど!この差はやたらとデカイ(笑)
彼らも相当にアイディアを練って全編名曲オンパレードの形式で臨んできましたよ。
例によって前後編という流れで・・・・。
目まぐるしく次々に飛び出してくる珠玉のヒット曲に陶酔しちゃいましょう。

ほどよくバランス&サウンド・チェックも終えてスタンバイ・オーケーのサインを音響スタッフ(アベさん)と司会進行役シーちゃんに送る。


彼らとの付き合いは相当に長いから、バンド遍歴は逐一見てきた。
そのたびにスケールアップしていく様をまざまざと見せつけられているので、せっかくだから、今までのエピソードなども絡めてお送りしていきましょう。

盛大なるアナウンス導かれて、豪華絢爛なるショーの幕が切って落とされた!!


「こんにちは!
じゃあ、よろしくお願いします。
今日はせっかくの日曜日・・・・?!あれ・・・?」
おもむろに最前列に陣取っていた観客のアベさんが割りばしに挟んだ千円札を差し出す!
「ええ!!??おひねり!!??
いつも踊ってくれているアベさん、ありがとう。
なんか演歌歌手みたいで感動したなあ。
こうして見渡してみると、いつもの顔触れだから、安心して歌えますよ。
まだまだ暑いですね・・・・。
私たちの後にも素晴らしいバンドがたくさん控えておりますので、最後までお付き合いのほど、よろしくお願いします。
時間があまりないのでサクサクといきますよ。
今、若者たちの間でジワジワと人気沸騰の曲をおおくりします。
泰葉で‥‥・フライディ・チャイナタウン」
開巻から、いきなりぶったまげた。
1981年9月21日に発売、近年は別の意味で、残念ながら何かとお騒がせな泰葉のデビューシングル。
アルバム「トランシット」に収録。
オリコンチャートでは最高69位を記録。
祈・復活劇!!
しかし、日曜日なのに金曜日の歌とは洒落ている。
実は金曜日のフライディではなく、飛ぶ、の「FLY」にひっかけているのだ。
この曲は以前からフェイスブックで、マサとのやり取りからリサーチ済みだった注目のチューン。
昨年の夏、キューブガーデンでパープル・ブリンガーと稲葉美紀DEAR FRIENDSが対バンした際に初めて聞いていたのだ。
最近のミキミキ一押しだけに、違和感なく序盤から馴染んでいるよ。
しかもだよ‥‥・イントロはシットリ系の引き語りで始まった。
憎い趣向をこらしてきたよ。
アダリティックで驚愕のアレンジ。
サビからの歌い出しも何なくクールにクリア。
なんとなくずっと、ミキミキのレパートリーだったような錯覚を覚えるほど。
ぶっ飛びの、声量を求められる難曲だ。
世代的にもド真ん中だけに、キラキラと輝いているよん。
右手にアゴゴベルを持つミキミキの姿も自然と絵になる。
カウベルの響きもポイント高いし。
もうすでにオーディエンス達は、完全に引き込まれている。
ハートの掴みはバッチリとオーケー。
蛇足ながら・・・・・マサは泰葉の渋谷パルコ劇場におけるお披露目コンサートを目撃してもいるので思いもヒトシオだ(ロビーは落語家たちの花輪だらけだったのが一種異様な光景だったけど((´∀`*))

「こんにちは!
初のルアレルヴァです。
主催のヒコさん沖縄バンドやディスコ、ヘヴィーメタル、ポップ、ブラスロックとジャンルも豊富な対バンが続々と登場しますよ。
このステージは凄い気持ちよく歌えます。
それでは次の曲・・・皆さん、ご存じではありますが、変態アレンジでお送りしたいと思います((´∀`*))」
即座に「ヘンタ~イ!!」コールがあちこちから飛び交う。
和気藹々の賑やかムード。
「異邦人~シルクロードのテーマ~(久保田早紀の代表曲)」
1979年10月1日に発売されたデビュー・シングル。
ファーストalbum「夢がたり」3曲目に収録。
シングル&アルバム共にオリコン週間チャートでは見事1位を獲得。
エキゾチックで異国情緒溢れる永遠のスタンダードなメロディ。
オリエンタルなムード一杯のサウンドに、大胆不敵なるアレンジを施して披露。
これってどこのテイクを参考にしているんだろうか・・・?
新しいレパートリーかな・・・・?
非情に面白い新鮮な世界観に挑んだ試み。
このバンドは1曲目もだけど、ただ単にコピーすることに終始することなくありとあらゆるイメージに元ずく遊び心と実験性を施して披露する。
余程の才能集団でない限り、そんなことは不可能でしょう。
敬服しちゃうよ。
とにもかくにも、インパクトは絶大。
熱き歓声が、そこかしこから飛び交う。

「皆さん、ポップス部門はこれで終わりです。
ここからは、私の下手な英語でジャズをおおくりしたいと思います。
まずはその前に、ちょっと気を落ち着かせるためにメンバー紹介をしたいと思います。」
(ここでリスペクト精神こめて、一人一人を猛烈にアピール)
「それでは・・・・・SKINDO LEKEを」
(LIBERTANGO)
まるで、ここがジャズクラブのような雰囲気に豹変した。
そんな凄く素敵な空気が流れてきた。
名曲すぎてカバーも数多い。
オリジナルはサンフランシスコのブラジリアン・フュージョンバンドの「ヴィヴァ・ブラジル」。
阿川泰子、AKIKO、ALIVE、青木カレン、櫻倉レオン、たなかりか、A BOSSA EKECTRICA・・・・。
こんな高度な技を要求される曲を、よくもまあセレクトしたものだ。
感心仕切り。
思わず盛大なる拍手を贈りたくなってきたよ。
ドラマティックなテイクと、高尚なるグルーブに酔いしれてみるというのも一興。
観客達も言葉を失うほどに、集中しながら、じっくりと聞き入っていたよ。

「ドンツクドン・・・というリズムを歌うところが難しい。

歌詞もそうだけど、伊東ゆかりさんは色っぽく発音するんだよね・・・(;^_^A
一生懸命に練習してきました!

引き続き、松岡直也&ウィシングの曲・・・・」
と、ここでセッキーがリズムボックスを鳴らす音が響いてきた・・・・!
「あ、練習してる((´∀`*))
最後の別れ・・・・・ONE LAST FAREWELL」
1981年リリースのアルバム「THE SHOW」に収録。
ラテン・ジャパンフュージョン界の巨匠による作品。
ロマンチックで哀愁が漂う程よいブリーズ感が心地よい。
ピアノによるシットリとしたイントロはまるでカーペンターズのようだ。
エモーショナルに喉を震わせるミキミキちゃんの真骨頂・・・・と、てっきり美しいバラードなのかと思っていたら、一転してサンタナみたいにグイグイと跳ねるネチッこいアンサンブルへと場面へと転換。
でも最高にダンサンブルでご機嫌なんだなあ、これがまた。
うねりまくるベースライン、踊るような鍵盤タッチ、そして、センス良きシモラーがいぶし銀のいい味をさりげなく醸し出す。
切れ味鋭いシャープなカッティングが絶妙の香りを紡ぎ出している。
説得力満点で、いい仕事してるね。
フィンガリング、ピッキングと、あまりにも上手すぎだわ。
ソロの応酬が凄まじい。
さりげなくセッキーがここぞというタイミングで叩き込むロートタムが効果絶大。
更に腕をあげたな。
」「努力は決して裏切らない」という言葉を実証してくれた。
もう釘付けで金縛り・・・・驚異の手に汗握るパフォーマンスは、はっきりと申しましてテンションが高すぎる。
エンディングを迎えて、ハッと我に返った観客達が拍手喝采。
口笛もピューピューと飛び交う。

「けっこう激しい曲調だったけど、本当に別れの曲なのかなあ・・・・?
松岡直也さんは中森明菜の作・アレンジでたくさんの賞を受賞しています。

今の曲もバッチリとまとめてきましたよ。
ジャンルにとらわれず一緒に楽しみましょう!

ここからは十八番のジュンコ様を、一気にいきたいと思います。
一番、緊張しなのですよ。
いつもは自宅でこっそりと弾き語りしているんですけどね。
リーダーのセキさんがそれとってもいい!と、ドヤ顔して言いながら譲らないので。
私達も頑張って歌いたいと思います。
・・・・最初は、思い出のスクリーン!(1979年2月5日リリースの6枚目シングル)」
常に華麗なるステージングのわりには、トークがとっても和気藹々。
愉快痛快なるMCとのギャップもとくとご覧あれ。
セッキーのカウントにはじまる、貫禄タップリの緻密この上ないリズムが炸裂!
ここでもしっかりと、八神&ミキミキ・ワールドにあなたを誘います。
ジュンコちゃん演じるシンセの優しくて淡いオーケストレーションが、そのまま本編へと繋がる演奏。
キーボード操作も抜群で、小技の連発。
一時たりとも目が離せません。
「テクニシャン!」とあるキーボードプレイヤーも手放しで絶賛していたよ。
セッキーはやや控えめながら、さすがの繊細ハイハットワークも交えて、タイトに引き締まったスティック乱れ打ちで援護射撃。
スプラッシュシンバルへの打音も臨場感タップリで、いやが上に盛り上がる。
メンバー全員がノビノビと息のあったプレイに専念。
胸に大切そうに下げているミキミキちゃん愛用のサンバホイッスルを、本家同様ここぞとばかりに使用しているところなんて、気合の入り方が半端ではないですね。
極めつけはギターから紡ぎだされるトーンの音像。
愁いを含んだパワフル・ヴォイスで応じるミキ嬢は新境地開拓。
こういう側面もあるんだねえ。
その引き出しの豊富さにはお口あんぐり状態さ。
思わず唸ってしまいます。
これだけ歌えたら、さぞかし気持ちいいんだろうなあ。
微笑ましくも、羨ましい限り。
遠く澄み切った果てしなき東雁来の空の向こうにまで届け!とばかりに、遠慮なくぶちかましてくれました。

「さあ、それでは、たくさんのリクエストがあったので、ラストはやっぱりあの曲
・・・・・・・・・みずいろの雨で終わりたいと思います
・・・・(1978年9月5にリリース。5枚目のシングル。60万枚のセールスを記録!)」
満を持して遂に登場!
これを絶対にやらなければ許されない。
ステージを降りられないよ。
セッキーによるカウント(今回は彼のホノボノとしたおとぼけMCが全く聞けなかったのが少しだけど残念・・・・)。
優しい人柄や思いやりをチラホラと覗かせるセッキーですが、やっぱり見るからに善人丸出しだ。
しかし、いざプレイに入るとなると、ここでも別人のごとく表情が男らしく引き締まっていて頼もしい。
マサがずっと心待ちにしていた、甘酸っぱくも青春のほろ苦い香りが目いっぱいに漂う曲がはじまりました。
これでトドメを刺しながら息の根を止める。
一緒になって口ずさんでいる人も見受けられます。
MIKIMIKI嬢の感情移入と表現力は申し分なし。
いやはやなんとも参りました。
(もうこれをやられたら私は思い残す事は何もありません・・・・。)
ここでもサンバホイッスルが轟いた時には、心に染み入りウルウル状態。
そのどこまでも張りのあるボーカルには、ただただ聞き惚れるのみ。
MIKIMIKI嬢の豊かな声量は、ここにきても全く衰え知らず。
恐るべし自己主張。
それどころか、益々艶を増しているではないか。
「まだまだここで歌っていたいわ!
もっともっと私の歌を聞いて!」とでも言いたげだ。
追随するかのごとく、かっこいいギターソロが儚い終焉を告げる。
自然な曲の繋がりは抜群で、演出力もバッチリで大団円。

 
「ありがとうございました。
今日も、態度がでかくて申し訳ありません・・・(笑)。
本日はお誘いいただきましてありがとうございました!
あ!?これからもこのステージに出たいので、今後共よろしくお願いします(笑)
実は来週もここに出るのです。((´∀`*))
その時には、プロの人も出ますよ。
興味のある方はぜひともお越しくださいませ。
また、ライブイベントの話もあれば、どこでもドアで駆け付けますよ!
持っていないけど(笑)」

 
安心で信頼度の高いステージングには、とっても満足さ。
観客の方々がバンドに向けて勢いよくクラッカーを放つ。
「パン!パン!!」
和気藹藹と賑やかだ。
怒涛のジャパニーズ・ポップスショーはあっという間に終了しちゃったさあ。

またすぐにでも観たいよ!!
爽やかな疲労感と汗に包まれている。
本当にお疲れ様でした。
感謝感激雨あられ状態だよ。((´∀`*))

会場に流れるBGMは最近復活したABBA で「チキチータ」

 
追記・・・MIKIMIKI嬢はかつてコンテスト&オーディション荒らしでブイブイ言わせていたそうですよ。
それも素直に頷けるというもの。

 
****さあ、残すところは7バンドとなりました!!(笑)
are you ready?!****

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