THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

一体、現実を把握している者はいるだろうか?

2009-07-09 23:25:41 | STAのレパートリー
原題does anybody really know what time it is?
デビューアルバム[the chicago transit authority(シカゴの軌跡)]収録。
robert lamm作&リードヴォーカル。
全米ではシングルカットされヒットしたが、ここ日本では「流血の日(someday)」のB面として収録。
大幅にエディットされている。
また、同じ音源ながらいくつかのヴァージョンが存在する。
アルバム、初期ライブにおいては「フリー・フォーム・イントロ」というrobertのpianoソロがイントロに付随していた。
また、ここ10年くらい前からはあのイントロでのリズムチェンジによる軽快なピアノの旋律部分がカットされている。
robertいわく「最近の観客はあまり長いイントロを好まないものだからねえ」とのこと。
そんなことないと思いますが・・・。
私はあそこの部分、大好きです。
あの箇所があってこそ、次のペットソロが更に光ります!(シゲのソロ、いつもながら気持ちいいよ)
そのイントロのピアノやトランペットのソロはガーシュインの影響大。
ベースラインもよく歌っていてここにもマーッカートニーらしさが垣間見れる。
コーラス部はビーチボーイズ風。
3番での「ニュースの解説風クロストーク」は、当時のS&Gの楽曲がよく引き合いに出されていた。
タイトルを直訳すると「一体、本当の時間を知っている者はいるだろうか?」
やたらと長く、哲学的な意味あいのタイトルだが、そこはrobert。
とてもキャッチーにコンパクトにまとまったポップソング。
アレンジなどもよく練りこまれていて初期のファンにとっては忘れられない楽曲。
今でもライブでの定番曲。
歌詞の内容は「時間とは?人生とは?戦争で人々が血を流して苦しんでいく時間はたっぷりある。時間を気にしてあくせく走り回ってどこへ行くの?
僕は全く気にしないよ。もっと大切なものがあるはず・・・・」。

2564bass

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