Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

森の風道 けものみち

2005-06-08 23:54:40 | 日記・エッセイ・コラム
万博瀬戸会場で催されている里の自然学校に参加した。
全部で22回の様々なコースが用意されている中で 選んだ道が 里山を歩こう サブタイトル 森の風道けものみち
題だけ見て 行けるかな? 75分のコースだからよほど大丈夫だと思うのだけれど けものみちの言葉に少し不安。
いつも一人で歩いている私は 誰かと一緒というのが嬉しくて仕方ない。
少々過酷でも きっと大丈夫 と参加を決めた。
結果は。。。
凄く楽しいイベントだった。 正直言って山登りでは無い。
けものみちの言葉に 山の斜面 道なき道を かき分けて行くのかと思っていたけれど そうではなかった。
森の中に動物の通った後を探そう と言った意味の物だった。 
木のてっぺんにあるリスのゆりかごを見つけたり リスの食べた残骸を見つけたり ムササビの食べた葉っぱを探したり。。。モグラの通り道を見つけたり
自然の中で 命がどんどん受け継がれていく様子。 自然淘汰のサイクルを感じたり たった一本の木を切ることで自然がどう変わっていくかなど 目の当たりに感じることができた本当に楽しい山歩きだった。
わざと逢魔が時を選んでくれての計画。 夏場なので少々無理があるものの 動物たちが そろそろ動き出すとき。
恐ろしさにふるえて夜の活動準備をしてため息をついている気の小さなムササビさんを見ることはできなかったけれど 夜の別世界が想像できる。
20050607_064
今まで山に登るときは 何となく 山の高さを競ったり 岩場でスリルを楽しんだり 展望を楽しんだり。。。どれも否定はしない。 それは確かに 一つの目標ではある。
でもこれからは 自然の営みの足跡を感じながら歩けるかも知れない。 山歩きの物一つの楽しみ方を見つけた。

コメント
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