先週火曜日 木曽駒ヶ岳
この山は 私が大好きな山だけれど 私の恋心とは別に どうも相性が悪い山らしい。
天気が悪いこともそうだけれど 今回は 冷や汗ものの出来事が・・・
千畳敷カールを見たときに 感じた気の重さ。 そそり立つ斜面にいっぱい残っている雪 雪 雪
こんな道 歩けないよ
アイゼンは念の為に持ってきていったけれど それを使う山歩きはちょっと・・・
幸い 登山道は 少し雪で滑ったもののアイゼンを使う場所はなく 何とか登っていけた。
雨や 吹き付ける霧で かなり足の方も弱ってきていたのかしら?
雪渓を直ぐ横にして降りているときだった。 巨大な滑り台の様な雪渓。
ストックを立ててみる。全然立たない。 雪渓は面白いことにしたから溶ける。 地熱で溶けるらしく 太陽が雪を溶かす力は弱いらしい。
下はキノコの足のようになってとても弱そうなのに ちょっと大きな石ころを投げてみたけれど 雪の上に止まってまったく壊れない。
この雪渓にうっかりのったら したまで一直線だなぁ
何十メートルも滑っていって 岩にぶつかったら どんな結果になるか想像するまでもないや くわばらくわばら
そんな時 足が引っかかった
畳の縁でも転ぶっていうあの現象だ 岩を結んでいるネットに引っかかったのか 岩の角に突っかかったのか・・・
バランスを保とうとして一歩を踏み出した
その場所が斜面だったからいけない。 と と止まれない
右は大雪渓 左は高さのある岩場 前は やはり段差がある。 飛び降りるわけに行かない。 とととっ 短い時間にどの方法がリスクが少ないか一所懸命考えたけれど 浮かばない 最後の踏ん張りで 後20センチほどのところで止まった。
見ているみんなも冷や汗
今回 途中でひざの後ろに痛みが来て 無理ができなくなっていたことも 危険を後押ししてしまった。 反省
今までだぶるストックを嫌って かたくなにシングルでやってきたけれど まじめに ダブルを使うことを考えた。
おととい 練習に使ってみた。確かに 下り楽になったと思う。 でも情けないことに 両方の親指にまめができた (ρ゜∩゜) グスン