Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

石垣の町 坂本

2006-09-07 00:22:03 | 旅行記

18切符の期限が近づいた。 山歩きに忙しいこの頃 なかなか昔みたいに出かけられない。 あと二枚を ピーを誘って出かけることにした。

できれば少し山歩きも入れたかった。

光秀ゆかりの町坂本にしよう。 そこからケーブルで延暦寺へ行って 歩き倒そう。 もし駄目だったら 坂本の後 志賀まで行って琵琶湖バレーから 鳳来山 お手軽山散策も良いな。

そう意気込んで出かけた。

坂本の町について観光協会に行って資料をもらおうと思ってびっくり

年二回の ロープの張り替えを今日から三日間やるのでケーブルカーは運行していません。 なんと・・・ 山歩きのつもりでいたからトレッキングシューズでいたし よし歩いて登ろう

でも直ぐに気が変わった  登りに1時間半 下りに1時間としても 往復2時間半の時間はひたすら山登り  今日の目的は 坂本の町や 比叡山延暦寺にふれること

あら時間足りなくなっちゃうじゃん。 それに私は週末に燕へ行く予定をしていて ひざの心配から 一週間絶対山には行かないで静養すること・・・と約束させられていた。

止めよっ 坂本の町を堪能しよっ!

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城作りの名人 明智光秀が作った町。 信長に焼かれて 消えてしまった町を 復興させた光秀の町。 穴太衆と呼ばれる石垣作りの名人達の見事な技による 石垣を持った町。 延暦寺の門前町であり 延暦寺で修行した僧が里に降りて宿坊を持つことを許され作った立派な建物 どれも石垣の上にどっしりと構えているので お城みたい。

坂本の町を 鄙びた古い町と想像していた。

光秀を何となく好きで 昔誰かの小説は光秀の死を惜しんで 天海僧正を本当は光秀なのだという空想で書いていた。面白かった。 岐阜の明智までも行った。

何も見えてこなかったけれど・・・

静に佇んでいると勝手に想像していた町だったけれど もの凄いにぎわった町だったに違いない。 水が美しく輝いていて 水量豊富で 石垣と土蔵の壁の色もよく合い 気持ちのよい町だった。

日吉神社と 西教寺 竹林院を回っただけで 夕方になってしまった。

光秀ゆかりの西教寺は良いお寺だった。 琵琶湖を見下ろす高いところに作られている。その様は 気高くさえもあった。

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そして とてもユーモアあふれるものも感じた。 ここのお守りでもあるのだろうか? 猿の瓦の作り物が屋根のあちこちにある。

「おめー よー来たな」

「ほら 赤ちゃんおおきくなったろう?」

「一緒にお詣りだよ」

いろんな仕草の猿。 それを見て回るだけでも ほっとして 心ゆるんだ。

お寺の格式って 本当は何でできているんだろう? 

静に読経をする 坊さんの声を聞きながら ふとそう思った。

コメント (6)
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