野ボタンの花が咲いた。 今年初めての花
野ボタンの花を知ったのは 何時だったろう? 私はあまりボタンの花は好きでは無い。 綺麗だけれど でかすぎて これでもかっって言われているみたいで・・・
父が色紙に野ボタンの花を書いてくれた。 墨のかすれに咲き乱れている青は とても可憐で美しかった。その色紙を 義母にあげたら どこかに行ってしまった。
そんなこと言えないで困っていたけれど 父ははがきも作ってくれた。その中に 野ボタンがあった。 どんなに嬉しかったか?
近江の長浜に出かけたときに 山野草をいっぱい扱っている小さな花屋さんに出会った。 軒と隣とのわずかな透き間に花を置いているような店だったけれど そこにあった青い花を直ぐに野ボタンだと解った。
思ったよりは大きな花だったけれど やはり清楚で可愛らしい。 高貴さも漂う。
鉢植えで500円
迷わず買った。 電車に乗ってうちまで運ぶことを考えたら 少々面倒だったけれど やはり欲しかった。
そんないきさつのある野ボタン
去年は強い風に 葉を取られ もう駄目かと思うほどダメージを受けた。
もちろん花はもう咲かなかったけれど 今年は 早くから先に青い花芽を付けているのを 楽しみに見ていた。
思ったより花が咲くまで時間かかったけれど 今朝咲いた。
今年は 特に良く茂っていて 楽しみ。 父との思い出の花 野ボタンは きっと何時までも私のそばで 季節の移り変わりを教えてくれだろうな。