今年の正月は 私の休みが 行事と重ならなくて 家族みんなでそろう日が5日と言うことになった。 サービス業だから仕方ない。覚悟していたけれど・・・
毎年何処へ行こうか?と言う話になる。 何年か前に思い立って雪の御在所へ行ってからは 木曽駒が岳に行ったり 毎年の楽しみになってきていた。
今年は富士山を見に行こうと言っていたけれど 遠いし どこか方向を変えてみよう・・・と言うことで 2年前に言ったリトルワールドが急浮上。 毎年冬には割引クーポンが出るし 今回のイベントは シーフードEXPO
問題は5日のおやすみには そのイベントをやっていないことだった。 会社に聞いてみると お正月休みを4日に取っても良いよとのこと 急遽問題も解決してお出かけ決定。
リトルワールドはいろんな楽しみ方がある。
世界の建物を覗きながらその暮し方を 感じてみる回り方。 それぞれのブースにある民族衣装を着ながら楽しむやり方。 食を楽しみながら廻る方法
あれもこれもだと時間が足りなくなるので シーフードEXPO一本に絞る。 4人で一つの料理を取ってわけて食べる。 これでも全部で13の料理を食べなくてはいけない。 大食らい 食べること大好き家族ならではの挑戦だい!
これプラス300円のパスポートを買って 出発
カツオと昆布のあっさり出しに、いかすみを加えたこくのある琉球料理。
かなりあっさりしていて上品な味だった。
沖縄料理は とても健康的な料理らしい。
上湯龍蝦麺(しゃんたんろうしゃおめん)
(1500円)
中華料理の食材としておなじみの蝦を丸ごと一匹おせた豪華なラーメン
これは少々高いし 時間も掛かった。 良い香りが流れてくる。 ネギ油もその場で付くってかけてくれたのだろうか? バチバチいっていた。
あん仕立ての卵で閉じてある。 ネギの香りと 蝦の出しと ごま油の香り 絶品だった。
ピカンテはスペイン語で「辛い」という意味。魚介類のだしが効いた体も温まるスパイシースープ。
言ってみれば パスタのペスカトーレに似ていた。
シーフードの香りいっぱいの漁師風スープです。
辛いと言うよりちょっとしょっぱかったかな? でもおいしかった。 パンでもあれば・・・
グレイカン (500円)
インドネシアの魚の煮込みスープ。ココナッツミルクをベースに煮込んだまろやかな春雨入りカレースープ。
とある。インドネシアやベトナム料理基本的には好きなわが家だけれど ココナツミルクだけは ちょっと・・・
と言うことで わが家には苦手味だったけれど 魚の出しは良く出ていたよ。
ザーネは生クリームのこと。 ドイツの定番食材マスと、たっぷりのムール貝をザーネソースで煮込んだ冬の人気料理。
だそうな。 付いていたパンは 小麦の香りがとても良くておいしかった。 料理は ザーネソースが苦手なのかなぁ? あんまり味がなくて 変にスパイスの香りだけが鼻についた。
もちろんきっと好みの問題。 コースとは別にソーセージの盛り合わせと ハンバーグも頼んでしまった。 本当にしまったである。 この辺でおなかがいっぱいになる。
そう言えば ビールも各国のビールが置いてあるので 全部付けて取った。そりゃおなか苦しくなるわさ。
直ぐ隣は アルザス
南フランス・マルセイユの漁師料理。海でとれた魚介類などをその場で大鍋に煮込んだ料理
世界三大スープかどうか知らないけれど ブイヤベースを知らない人はきっといない。
おなかが休まる暇がない。 ありがたいことに? ブイヤベースは待ちが長かった。
ワインを飲みながら寒さに震えてできあがりを待つ。 良い匂い。 蝦の出しを取った濃厚なスープは別に煮込んでフライパンで具材を炒めワインで蒸すところから作っている。 ガーリックの香りが一面に漂う。
これは本当においしかった。 スープの味がとても良くて 早速家で作るようにリクエストされてしまった。 困ったぞ。
(1200円)
牡蠣 ほうれん草にクリームソースをかけてオーブンで焼いたイタリア・フィレンツェ風グラタン。
ここではイノシシ肉のパスタなどジビエ料理もあったので亭主が食べたそうだったけれど まだまだ続く予定の料理に 「やめとこ」
代わりというのも変だけれど マルガリータを一枚。ぴっざはおいしかった。 わが家は どちらかというとアメリカンぴっざが好きだったんだけれど ここのぴっざの台は 特別に香ばしくておいしい。 苦しいおなかを抱えながらぺろっ
グラタンは 当然おいしい。始め あまり味がないようにに感じたけれど 混ぜたら濃厚な 味が・・・チーズもおいしい。
「もうちょっとダメかも知れない。」あと少しで 全部制覇出来るのに 広い会場と言ってもおなか空くほどは歩けない。直ぐにたどり着いてしまう。ましてや三人ともビールをセットで頼んでいるので だんだんトイレに通う回数も増えてきた。 んも~~う ほんとにぃ~~
アフリカの代表的な淡水魚「ナイルパーチ」を切り身にして、カレー粉をまぶして揚げたもの。
淡水魚だって・・・ 魚そのものの味はあまりない。メルルーサの様な感じだろうか? カレー味も薄くて 食感はかりっとしておいしい。
あっさりした 料理だった。
あらら~ どうしたことか カレーの写真撮ること忘れていた。 カレーはわが家のも結構おいしくて あまりわくわくしなかった~かしら?
気づいたら 皿は空になっていた。
シーフードカレー (950円)
トマトとカシューナッツをベースに 数種類のスパイスと魚介類を煮込んだインド風シーフードカレー
かなりスパイシーだった。 インドカレーは辛いっていうけれどわが家のカレーと比べると甘いものが多いので コリアンダーの粉末をいっぱいかけて食べた。 スパイスの香りや辛さに負けないしっかりしたシーフードのベース。 おいしかった。 ナンもなかなかで 亭主などは 次の日に行った美浜のナチュラル村で 何食わぬ顔してナンの粉を籠に入れていた。
「私に作れってこと~~ぉ?」
魚介類・野菜などを鶏ガラスープで煮込み、ピリ辛のタレにつけて食するタイ式しゃぶしゃぶ。
鶏団子が入っていたり 白菜が入っていたり 日本の鍋と変わらない感じだけれど 上にスウィートチリがかけてあった。 甘みのあるピリ辛。
蟹の半身を贅沢に使い、タコ イカなどの魚介類を韓国味噌で味付けをした釜山の漁師鍋。
なじみやすい味 糸唐辛子 おいしかった。
味噌も日常的な調味料なので 受け入れやすい。
「ご飯が 欲しいよ~~」 ついでながら ここではいつもつい頼んでしまうチジミとマッコルリ も注文 ハー いやはや
ここのチジミは 少し甘めの生地だけれど もっちりしていて ついてくるキムチがおいしいので これを巻いて食べる。
値段も安い。
山形月山山麓の汁 冬の日本海で獲れた寒だらを味噌で煮込んだ山形 庄内地方の料理。
いよいよ最後。 みそ味が続いたけれど 良く味の染みた大根がおいしい。
タラも良く味が染みてほっくりしている。ここではお酒にしてみたけれど 生酒が好きなわが家にはちょっと・・・名物の玉こんにゃくを頼んで閉めた。
ふ~~っ おなかをさすりさすり 園内一周の世界旅行を終える。 こんな食べ方良くないかもしれないけれど いろんな食べ物を比べながら その国の風土や気候を想像するのは楽しかった。 とても久しぶりに 4人が一緒に歩いたお正月。
またこんな機会があると良いな!
あ 全部で12種類 プラス いくつかのオプションを楽しんだから 全部制覇したと思っていたけれど 実は 一つ抜けてしまった。 本館のレストランに ベラクルス風トマト煮込みっていうメキシコ料理があった。 気づいたのがうちに戻ってからで良かったぁ。