妻籠寺下は 妻籠保存の原点とも言える場所。古い町並みが良く残されている。
繁華街?に入る前に妻籠発電所による。今日のお祭りに合わせて公開されていたから のぞいてみようということで・・・水力発電所 水が高いところから落ちる力を利用して作る電気は 思ったより 簡素な物で小さかった。こんな物で電気を作ることを思いついたって 凄いな
そしてだんだんいろんな事に思い当たった。 いただいたパンフレットには関西電力東海支社と書かれている。 れれれ? 関西電力? 木曽川なら中部電力何じゃ・・・?
で 読み進めていくと 福沢桃介の関与した発電所だったんだぁ。 岐阜県東濃地方に桃介は中電に勤めていたのだけれど さらなる電力を求めて御岳や中央アルプスの奥に入ったのだと・・・思えばなかなか魅力的な人だったんだね。 福沢諭吉の養子に入ったときのエピソード 川上貞奴とのエピソード そして事業家としての桃介
さていよいよ繁華街
昔見た写真は タイムスリップしたような町並みだった。夜になって家々からテレビの音がしてきて初めてこれが現代なんだと思う。そんな場所だった。 今はまるでテーマパークの町並みのように賑やかで人がごった返している。 ご飯を食べるのも容易じゃ無い。
集落の入り口では藁でできたおおきな馬がお出迎え。 と思ったけれどこれは馬の小物を売っているお店のディスプレイだった。うん良くできている。
妻籠の宿は正面にいつも伊勢山を見て歩く。山頂付近にある岩が気になる。どんな山なんだろう?
博物館とか本陣跡とか見るところはいっぱいあるのだけれど人がいっぱいでゆっくり見られそうになかったので 今回は見送る。また来たらいいさ
そんなわけで 町(町のっていう時点で変わってしまっている気がする)の様子を少しご覧ください。
本陣跡からは あの南木曾岳が見える。
こういったお店なら好いているかもしれないと思い入ったらやっぱりいっぱい。でも二人だから直ぐに案内してもらいました。
いただいた食事は朴葉みそステーキ定食 どうして妻籠で朴葉みそ? と思ったけど そんなのかんけいね~ぇ(ちょっとテレビを見ながら書いていてつい使ってみました)
この辺の人は 生活を楽しむのが得意? どのうちもディスプレーで観光客サービス。
と言いたいけれど 宿場町全体が一人のコーディネーターに寄って作られている気もする。
枡形もしっかり残っている。
さて 大妻籠の所で話した文化文政風俗絵巻之行列だけれど 宿場町のあらゆる場所で 旅人に扮した行列に出会う。
今はもう見なくなってしまった虚無僧さん あれ? 私の子どもの頃まだ見かけたよ。いっつも「はぁるの おがわはさらさらいくよ~」と尺八を吹きながら歩いていた。
越後獅子 越中富山の薬売り なかなか面白い。
カメラの調子が悪くて 携帯に変えたので 起動が遅くてうまく写真にならない。雰囲気出ているかな?
すっかり観光地になってしまった宿場町を心の片隅で嘆いてみたものの こんな催しを楽しんでいるのだから 自分でも恥ずかしい。 中山道歩いていると ○○跡と言った看板しか立っていなくて何ともつまらない思いをするのだから勝手といえば勝って
今回は面白い物が見られた。 それは結婚式 デモンストレーションかと思ったら そうでもなく 公募で選ばれたカップルだそうな。 丁度行ったときには新郎が新婦にご飯を食べさせている所だった。 へえ~ 所変われば・・・そんな儀式もあるんだ 美しい花嫁さんとはにかんだお婿さん 観光客には振る舞い酒が配られた。 木曽の梯 きついけど おいしい日本酒だった。
こうして短い間だったけれど 妻籠の宿の時代絵巻を楽しんで バス停に向かう。ここから馬籠まで戻って馬籠の宿を見て帰ることにする。
バス停は大渋滞。観光バスも身動きできなくて 路線バスはその間を縫って運行。
イベント主催者としては 大成功だったね。