Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

伊吹で凍える

2007-11-11 12:00:00 | 旅行記

千葉から友達親子がやってきた。 豊田に住んでいた頃の友達だから 何時か会いたい を合言葉にしながらも もう20年ほど経ってしまった。

娘同士も友達で レフレッシュ休暇を取ってやってきた。お母さんは長いこと実父母の面倒を見ていて 家を出られなかったのだけれど お父様が亡くなって93歳のお母様元気だけれど 火の始末など心配で兄弟みんなでホームに入れたとのこと。 嫁いだ身で実家の面倒を見ることは結構大変だったろうね。何しろ末っ子だから20の頃にはもう親のお世話をしていたらしいから

今回少し自分の事を振り返って 自分が回りに対して自分を見せていた場所 時間は豊田にしかなかった。 豊田が自分の原点だから 一度帰りたいと・・・

狭いわが家「かまわないからね」と歓迎 一日目はわが家で飲みまくり

二日目「紅葉がみたいな」の希望で 御在所行きを決めていた。 丁度テレビで京の御在所をやっていて 紅葉それなりに綺麗だったし あそこならロープウェーで山頂まで行ける。帰りに とろろご飯を食べてこよう。

ところが雨。 何だよ 昼には上がるらしいけれど またしても霧 と思うとちょっとねぇ

娘の希望でひこにゃんのいる彦根城へ その後長浜の黒壁スクエアーと いかにも観光コースらしいけれど無難な計画に変更。

Hikonejyou

これも失敗だった。彦根城400年祭で もの凄い人。だいたい平日しか出かけたことが無い私は日曜日にこんなに人が出るとは知らなかった。おまけに雨 城に上がるにも長蛇の列(階段が狭くて急だから) 彦にゃんは 雨で見られず(って こんなもの喜ぶほど我が娘おこちゃまじゃにだろうに) 隣の庭に歩を進めるものの なんだか気分は晴れない。

Niwa

これだけ混んでいると お昼もありつけないかもと 大急ぎで長浜へ のっへいうどんの店へ直行 ここはうどんのおいしさはともかく(絹のようななめらかな触感で 出汁も丁寧に作られている)いろんな近江の味が楽しめるので好き。

赤こんにゃく 鴨ロースト 丁字麩の酢味噌和え 川魚の佃煮 等

食い意地が張って気づいた頃にはおなかに収まっていて写真ありません。

重くなった体を引きずりながら 運動と称して長浜散策。 日曜日だからここも人が多いけれど 町だから許せる。お店閑古鳥が鳴いていてもね  友達には長浜の子供歌舞伎展示館を気に入ってもらえたらしく 良かった。私は 縮緬の端切れをいっぱい買って帰る。

雨のために 予定通り動けなかったので 高速の通勤割引には早いし と言って行きたいところ無いし・・・と もやっている割には 伊吹山でっかく見えるじゃないの。

良し 行こう伊吹山。 ドライウェーで8合目まで行ってみよう。 この調子なら 紅葉は見られそうだよ。

このドライブウェー 対して立派な道でも無いのに3000円もする。 そのせいか 道中長いこと長いこと 何しろ17㎞山道を走るのだ。 結構急で 降りてくる車は弾丸の様で 車線を割ってくる。 自分が下るときにわかった。エンジンブレーキかけても 60㎞ぐらい出てしまうのだ。

陽が出てきて山並みを照らすと 実に綺麗。 あ~~ あ~~と歓声上がるけれど後続車もあってなかなか止まれない。

Kouyou三つぐらい山を越えたのだろうか? やっとついた8合目。

頂上まで行ってみるか?と車を降りたとたん ぶるぶる

あかん 暖かくしてきたつもりだけれど 想像以上だよ。4度だって。 4度なら歩けば大丈夫なのだけれど 風がある。冷たい空気が頬に突き刺さるよう

上までいく気力は無く 降りながら 所々で 車を脇に入れて紅葉を楽しんでいくことにする。 琵琶湖が見える。 岐阜県側の町並みも見える。 良かった ここまで来て

Yamanami Tanada   棚田も見えるよ。

何処だろう? 春日の里? 上から見ると おとぎの国のように見える。

Kouyou2 何度も降りたり 乗ったり

あまりの寒さに 長いあいだ 景色を楽しめない。 震えながら 車に飛び込む。 わが家のプレマシー 7人乗りと言っても少し無理があって 5人以上になると 座席を動かしたり倒したりで大変。 

何度も乗り降りするうちに その手順も手際よくなり 何の違和感もなく 車に乗り込む。

いい加減紅葉に飽きた頃に やっと寒さも和らぐ。 

折角来てもらったけれど リクエストの紅葉 あまり良い条件で見られなかった。残念。 またおいで。今度はきっと とびっきりの展望を見せてあげるからね。

コメント (4)
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