Fuu

ある日には山 ある日には畑 自然体で気分良く暮らしています。

赤い三椏 みーつけた

2008-04-17 01:10:49 | 日記・エッセイ・コラム

先週 ピーちゃんと比叡山から 八瀬へ帰る途中だった。 両側に桜のトンネルができていて 何とも美しい。 山はピンクに染まり あまり期待していなかった筈の桜に大喜び

Sakurakeburu

ん? あれは

二人の目が一点でとまった。 それは三椏 それも赤い三椏

春先山を歩いていたら三椏はあちこちで見かけるけれど 二人とも赤い三椏は初めてだった。しかし 私達は ケーブルカーに乗っている。 歩いて戻れるだろうか?

八瀬の駅で 聞いてみる。

あの桜のいっぱい咲いているところに行きたいんですが・・・・

あれは霊園やで  

あら それじゃしょうがない 途中で出会った赤い三椏の所に行きたいのですが・・・

さぁ?

と言うわけで 泣く泣く帰ってきた。

昨日 Oちゃんと岩古谷山に行った帰り 橋を越したところに気になる場所が合った。 しだれ桃が見事に咲きそろった 美しい場所だった。 芽吹いた優しい緑と花のあでやかな色の取り合わせが実に優しい表情をした集落だった。

Sidaremomonosato ひゃー なんて綺麗なの?

暫く撮影タイム 思う存分花を撮ったので いつ帰っても良かった。 でもなんだかさりがたくて・・・桃が気になったわけでは無い。

なんだか予感がして 集落の奥に進む。 遠くにまん丸のオレンジ色の木が見える。 ひょっとしてあれは この間見られなかった赤い三椏?

凄く遠かったけれど 確信みたいな物があって どんどん歩いていった。 少しだけのはずだったのにね

あ あった あった あれは絶対三椏 

前に湖東三山に行ったとき 百済寺の参道に 沢山の三椏が植えられていた。その時 案内に 春になると 良い香りがすると書かれていた。 ちょっと納得がいかなかった。 今まで何度も三椏見ているけれど 香しい等と思った事が無い。疑っていた。

ところが ところがです。 三椏の回りには 甘く でもすがすがしい 何ともいえない香りが漂っていた。 高貴な匂いって言っても 表現できないし・・・・なんて言ったら良いんだろう? 

Mitumata

勿論 黄色もあるよ。 

Akaimitumata  Kiiroimitumata                 

蜂の巣の様にも見えるし かんざしのようにも見える。 派手では無いけれど 可愛らしい花。

三椏に 初めて感動した しだれ桃の里でした。

コメント (6)
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